2015年7月26日日曜日

ラグジュアリーブランドの空間デザインには、ある種のシズル感も感じさせるテクスチュアーが購買への欲望の刺激への重要なキーになる。


ラグジュアリーブランドの建築デザインやインテリアデザインを皆さんはどう見ていますか?もはやアパレルは製品だけで差別化するのには限界がある。そこで建築やインテリアデザインでブランドを表現しようとする。



























いまやブランディングの対象はメディアやネットだけでなくユーザがコンタクトするありとあらゆるポイントがメディアになる。もちろんリアルな空間もブランディングに貢献する。しかもラグジュアリーブランドの空間デザインにはある種のシズル感も感じさせるテクスチュアーが重要になる。

世界に知れ渡る有名ブランド「ルイヴィトン」などを手掛けるLVMHグループが上海の通称LV大厦(ルイヴィトンビル)がその特徴的な姿を現した。特徴的なのはその外観で、青木淳氏がデザインしたスカートを広げたような曲線形の外壁がビルの裾部分に広がるユニークなデザインとなっている。

この建築ストリートの末端位置に立つ、プラダ・ブティック 青山店。スイスの建築ユニット: ヘルツォーク・ド・ムーロンにより設計されたもので、 ひし形の斜め格子がその建築郡の中でもひときわ目立ち、他を圧倒しています.私も大好きなデザインだ。

















「Tiffany(ティファニー)」の本店が佇んでいます。建築デザインは世界的建築家 隈研吾氏。292枚設置されたパネルはそれぞれ角度が付けられて設置されており、光が入ると万華鏡のように乱反射し、ビルが煌めく。
































歪んだ形状の「デビアス 銀座ビル」。建築設計は光井純氏。メタリックな外装が艶かしく曲線を描いていくのがくらくらする。店内はフランスの建築家クリストフ・カルペンテ氏によるデザイン。ブランド側から”ダイヤモンドの輝きの中を旅する”とのテーマが掲げられている。




































御堂筋沿いにPRADAビル大阪が登場!
















異色な雰囲気を放っているのが、この「コム・デ・ギャルソン青山」。設計を手がけたのは、イギリスの建築家集団、フューチャー・システムズ。この店舗設計には、コム・デ・ギャルソンのデザイナーである川久保玲氏やインテリア・デザイナーの河崎隆雄氏も関わり、建物には珍しい青という色を使って、コム・デ・ギャルソン独自の世界を表現している。

















「カルティエ」の青山店。地下1階、1階、2階のフロア構成となっており、総面積は548㎡。設計を手がけたのはフランス人建築家のBruno Moinard(ブルーノ・モワナー)氏。


0 件のコメント:

コメントを投稿