2015年10月31日土曜日

ガラスの層にオプティカルフロートを挟んだ美しく不思議な精密光学フロート絵は、素晴らしい微細な色や形を生み出す。

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Wilfried Grootens によって制作されたガラスの層にオプティカルフロートを挟んだ美しい造形だ。ラミネートガラス層の数十の間に挟まれたドットと巻きひげ状の溝で構成されるパターン。




















不思議な精密光学フロート絵は、素晴らしい微細な形を生み出す。各キューブの設計は非常に正確で、塗料の薄い層は、側面の角度から見たときに完全に消えるように見える。









2015年10月28日水曜日

欲しいモノが特別ない。一方で所有では無くシェアという考えが浸透しつつある。菅付雅信さんによる著書『物欲なき世界』が11月4日に発売される。興味深い!

菅付雅信さんによる著書『物欲なき世界』が11月4日に発売される。現代はファッションが必要とされない社会になりつつある。多くの人がツイッターやフェイスブックなどのSNSを通じてファッション以外にも自分の考えや個性、スタイルを発信できてしまう。

そうであれば、もう自己表現としてのファッションにエネルギーを使う必要がなくなるのだろう。

消費や物欲が減る一方で、モノを買うときに検索で情報を吟味し、しっかり考えるようになっている。ネット検索やソーシャルメディアの普及により、購入前に比較検討する賢い消費者が増えた。物欲レスは先進国・先進都市で顕著になってきている現象だ。しかし物欲がなくなると資本主義が立ち行かなくなる。















シェアリングエコノミーに関するサービスはどれも新しい提案だ。新しいビジネスは半分パイレーツビジネス、既存の枠組みのグレーゾーンを攻めている。最近米国に行ったときにもUberやAirbnbを利用した。

オーガニックやサードウェーブコーヒーも根本的にはカウンターカルチャーがある。どちらも前の制度を乗り越えようという気概がある。イノベーションの連鎖だ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46054


2015年10月26日月曜日

メディアアート展に行くと必ず見る「磁性流体」で生み出したユニークなフォント



















Fe2O3(酸化鉄)を使った絵文字アルファベットは、元広告マンのクレイグ・ワードと生化学者のリンデン・グレッドヒルの共同制作だ。その最新作が、この磁性流体と黒インクでつくられた書体だ。

















アマゾンで購入できる「磁性流体」を2つのガラスプレートの間に置き回転させると、その液体は拡散し、象形文字のように、あるいは独特な雪片のような形状になった。

Fe2O3 Glyphs | Craig Ward and Linden Gledhill from Craig Ward on Vimeo.
138点を用いてスタンプをつくった「活版印刷」と言えるだろう。


















http://wired.jp/

2015年10月25日日曜日

アイウエアで有名なアランミクリとフィリップテリアンがミートバーを恵比寿にオープンする。











アイウエアで有名なアランミクリとフィリップテリアンガミートバーを恵比寿にオープンする。パリで有名な肉のマイスター、ユーゴ・デノワイエと提携し、恵比寿の駒沢通り沿いに初出店する。熟成肉ブームの日本の肉と勝負?















店名は「ユーゴ」で、1階が精肉店とタパス、2階がレストラン。フランスの牧場に牛を所有している。携帯電話に保存している写真は、これまでファッションや女性ばかりだったが、最近は牛の写真が多くなったと語るアランミクリ(笑)

場所は、恵比寿南3-4-16Aitrianon  Hugo Desnoyer

https://www.wwdjapan.com/focus/interview/designer/2015-06-28/6923

2015年10月24日土曜日

「拒絶されることは自分の実力の問題ではない。」とデ・ニーロが語る。これは就活生にも当てはまる話だ。フリーランスのデザイナーも建築家も常に熾烈なコンペ争いに生き残ったモノだけが真のクリエイターだ。

「拒絶されることは自分の実力の問題ではない。」ロバート・デ・ニーロがニューヨーク大学・ティッシュ芸術学部で行った卒業式スピーチ。自身の俳優業において、オーディションに落ちた経験を振り返りながら、会社や仕事で直面する「拒絶」と向き合う方法や、つまずいても「次」へ行くことの大切さについて説いた。













これは就活生にも当てはまる話だ。友人のミッキーカーチスも役者は一生職探しだと言っていた。モデルもそうだ、大半のオーディションに落ちながらチャンスを辛抱強く待つ。フリーランスのデザイナーもコンペで落ちまくりながら仕事を得る。建築家もそうだ、常に熾烈なコンペ争いに生き残ったモノだけが真の建築家だ。戦ってきた人は美しい。















デ・ニーロのメッセージ:卒業の日に、君たちには新しい扉が開かれようとしている。一生拒絶され続ける扉だ。避けられないことなんだよ。君は、役を得るためにオーディションを受けたり、会社で仕事をしようとする時に拒絶を経験する。自分が書いたものを読んでもらおうとしたり、監督や振付師の仕事を探している時に目の前で扉が閉められた時に拒絶を感じる。

Robert De Niro - Tisch Salute 2015 from Tisch School of the Arts on Vimeo.
でもどうかな。私たちの仕事をするには緊張感がなさすぎてもいけない。痛みを遮断しすぎることも避けたほうがいい。苦痛がなくなったら話すことがなくなるだろう。拒絶されると辛いだろう。

でも私の実感では、拒絶というのは自分の実力の問題ではないことが大半だ。君がオーディションを受けたり売り込みをしたりしている時、監督やプロデューサーや出資者は何か別のものや別の人を思い描いているかもしれないんだ。そういうもんなんだよ。
http://logmi.jp/66748


2015年10月23日金曜日

SNSに投稿することで仕事が世界中から大量に入ってくる良い時代だ。ユージニア・ロリによるシュールなコラージュ。


彼女の作品は、ワイアード誌、ニュー・サイエンティスト、そしてコスモポリタンなどコラージュの最近の一連の作品を発表してきた。看護師からプログラマに転身し、そしてジャーナリストになり、その後コラージュ・アーティストに転身した変わり者。






















最初の彼女はPhotoshopで組み立てられ、彼女はTumblrで共有している古いヴィンテージ雑誌や理科の教科書から画像をスキャンし、デジタルコラージュを始めた。InstagramやFacebook上でロリの仕事を見ることが出来る。SNSに投稿することで仕事が世界中から大量に入ってくる良い時代だ。



http://www.thisiscolossal.com/category/illustration/
http://eugenialoli.tictail.com/

2015年10月22日木曜日

ロングビーチで過ごした子供時代の影響を受け、彼の記憶に焼き付けた夕日の色や感触をキャプチャしようと描いている。何でも無い絵のように見えるが、伸びやかで気持ちの良い筆運びの絵だ。























Neon Sunsets and Technicolor Landscapes Painted by Grant Haffner
ニューヨーク州ロングビーチで過ごした子供時代の影響を受け、アーティストのグラント・ハフナーは、彼の記憶に焼き付けた夕日の色や感触をキャプチャしようと描いている。何でも無い絵のように見えるが、伸びやかで気持ちの良い筆運びの絵だ。






















ハフナーは、ロングアイランドの風景を鮮やかなネオンカラーで描写している。木製パネルにアクリル、マーカー、鉛筆とペイントペンの混合物が画材になる。






















ハフナーは語る。ロングアイランドのイーストエンドは私の人生のほとんどを過ごした。私は静かな田舎の道路、ビーチ、森の中のトレイルで多くの年を過ごしました。ここに私の子供の頃は、自然と水に囲まれ、私は大切な経験でした。今、私は風景が変化していることを感じて、それが消滅する前に、その風景の記憶をたどってキャプチャしています。





http://www.damienaromanfineart.com/artists/grant-haffner/
http://www.thisiscolossal.com/2015/09/grant-haffner-neon-sunsets/




2015年10月21日水曜日

Font Reachは、シンプル、ミニマルなデザインでフォントのWEB上の利用率を教えてくれるかっこいいサイト。













ローディング画面のセンターで転がるアニメもクールだ。お気に入りのフォント名を入れるだけで、世界のサイトのどこで使われているかを教えてくれる。












またフォント全体のランキングもあるのでWEBデザイナーなどのフォント選びの参考にもなる。友人の田口元さんが運営している百式から引用。日本で開発されたAXISフォントがお気に入りなのだが検索では引っかからず。
http://www.fontreach.com/
http://www.100shiki.com/archives/2015/10/font_reach.html


2015年10月19日月曜日

手塚治虫先生の遺伝子解析結果と私の遺伝子解析結果を畏れ多くも比較した。何と18項目の内13項目が一致した。ややまで入れるとほぼ類似している。しかしどう考えても私は天才では無い。

























漫画の神と称される漫画家・手塚治虫先生のトレードマークだったベレー帽に残っていた約160本の遺髪から遺伝子を採取し、性格や特徴をジェネシスヘルスケアが明らかにした。その手塚治虫先生の遺伝子解析結果と私の遺伝子解析結果を畏れ多くも比較した。

















その結果何と18項目の内13項目が一致した。ややまで入れるとほぼ類似している。ちなみに言語記憶力が私は「標準」、手塚先生は「高い傾向」。この比較結果を、どうとらえたら良いのか?どう考えても私は天才では無い。


http://genelife.jp/


2015年10月18日日曜日

Genesis Health Careに依頼していた遺伝子検査のレポートが届いた。私は日本人の約3%しかいないM8グループというマイノリティーで北方漢民族の系譜で遊牧騎馬民族だということだ。何というロマンだろう。


理論上は6000世代前のアフリカのミトコンドリアイブ(初めての人間の女性)まで遡れる。M8グループは約4万年~3万年前に中国東北部で誕生したグループで、日本人の約3%が属しています。以下送られてきたレポートをそのまま投稿。

















シベリア、ベーリング海峡、アラスカ、南アメリカ、フィンランドを移動して日本に入ってきたと考えられます。3つのサブグループと呼ばれる亜型も存在しています。

















M8aと呼ばれるグループは、漢民族と呼ばれる中国大陸の各地域の集団、特に北方の集団に一定割合に見られることが特徴です。新石器時代以降に、黄河の流域から南下した集団を構成していたと考えられ、数万年前の中国の集団の指標に出来るのではと言われています。

遊牧の民アジアにおいての出現率は約0.5%とほぼ見られないものの、サブグループCというものもあります(ちなみに最後はサブグループZである)。このグループはBに続いて最初にアメリカ先住民の中で発見されたのでCという分類を与えられました。 中央アジアの草原地域に分布の痕跡が見られ、草原の遊牧騎馬民族の人口移動に影響を受けている。















通常、ハプログループの分布は、初期段階で如何に拡散したかに左右され、割合が変化するケースがほとんどです。このグループは、出現から時代を経て、人口を拡大していったとされています。前述の通り、中央アジアの遊牧騎馬民族が、勢力を拡大した頃に拡散したのだと考えられています。 日本はこの民族の影響を受けなかったので、現代日本においても発現率が低いとも言われています。
http://genelife.jp/


2015年10月17日土曜日

シカゴ在住の、都市プランナーのTheaster Gates は、古い銀行をたった一ドルで購入し、遺産(ヘリテージ)を再考し、共有するために、素晴らしい文化遺産の収納施設にレストアした。


 一ドルが安いわけでは無い。この危険な場所と膨大なレストア予算を考えれば当たり前かもしれない。復旧や建設の技術を持ったゲイツ氏は、コミュニティのために90年の歴史ある建物をレストアし美しい20,000平方フィートのスペースをライブラリに再生した。

塗料や破損したタイルの剥離のような古い内装の一部は、建物が長く興味深い歴史を持っていたことを人々に思い出させるために保存されている。我が国では全部崩壊させ新品のビルを建てることがトレンドになっているが、ヘリテージを残しながらビルの機能を回復させる方が素晴らしい景観を壊さずに済む。
































スペースは展示会のために使用されるだけでなく、文化の発展を促進するリビルド財団のホームとして使用される。アフリカ系アメリカ人の歴史と文化を認識し、共有することができる場所だ。
















ハウスミュージックのゴッドファーザー、「フランキー・ナック​​ルズのアーカイブ、収納する 」そしてシカゴ大学と芸術協会の学校から60,000枚のガラスランタンスライドを収蔵。アフリカ系アメリカ人の出版社から本や雑誌のコレクションも多い。
















遺産(ヘリテージ)を再考し、共有するために「アフリカ系アメリカ人の文化と歴史のリポジトリ、芸術家の次の世代のための実験室」と「近隣住民のためのスペースで、芸術家、学者、学芸員など、サウスサイドの歴史のコレクターのために」














シカゴサウスサイド:危険な場所として知られるシカゴのサウスサイドはここ10年で激変した。シカゴの大半を占め、ブルースやジャズの本場とされるこの地域では社会の崩壊が進み、住宅開発から取り残され、ドラッグが蔓延し、貧困地域も拡大している。

街を歩けば、荒れ果てた建物と路上にたむろする人々が至る所で目につく。銃撃に巻き込まれて罪のない子供が亡くなる事件も相次ぎ、連邦政府は対策の強化を叫んでいる。だが今年に入ってからも、暴力事件は増加するばかりだ。



http://www.lifebuzz.com/arts-bank/