2014年1月31日金曜日

スウェーデンのセルベスボリの古い町並みと、未来的なデザインのセルベスボリ橋のライティング・デザインは案外良い組み合わせだ。


セルベスボリ橋は756メートルの長さで、歩行者専用の橋でヨーロッパで最も長い橋だ。LEDを多用したライティング・デザインは持続的な環境とデザインの調和をテーマにしたLjusarkitekturによるもの。セルベスボリの古い町並みと、こういう未来的デザインは案外良い組み合わせだ。





http://www.ljusarkitektur.com/
http://www.fubiz.net/

2014年1月30日木曜日

SFC卒業生プロデュース ゲーム音楽プロオーケストラ 大好評!司会者に人気タレント起用が決定!「世界に誇る、日本文化としてのゲーム音楽」実現に向けプロジェクト JAGMOが発足!























過去の記事(リンク:http://sakainaoki.blogspot.jp/2014/01/sfcrpg.html)でも取り上げたSFC時の教え子である泉志谷忠和プロデュースのゲーム音楽オーケストラが好評だ。各有名メディアに取り上げられ、 既にチケットの売上は前公演の3倍以上にもなっている。















司会者に、人気タレントである増田有華、小田桐奈々を起用が決定。この様なオーケストラ組織の経営において、コンセプトデザインやマーケティング戦略、そしてデジタル・ネイティブの力は非常に有用だ。IT業界で若手の活躍はよく聞くが、伝統的な領域であるオーケストラで、20代の若手プロデューサーを起用するのは稀ではないだろうか。






















「21世紀型のオーケストラ経営を見つけ出したい。ゲーム音楽特化型のプロオーケストラに適した組織媒体や収益モデルを探りつつ企画を進行してる。会社経営や純ビジネス、NPOともまた違う、ソーシャルビジネスと似た複雑性を持っていて刺激的だ。」

「伝説的なRPGであるドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーが発売したのは僕の生まれ年。僕ら世代の音楽である”ゲーム音楽”をひとつのジャンルとして確立し、新たな日本文化として提唱し、世界に発信していきたい。既に世界各国ではアグレッシブなゲーム音楽ショーが開催されている。発祥国として、その未来をつくりたい。」
と、プロデューサーの泉志谷忠和は話す。














本公演をきっかけに、「世界に誇る、日本文化としてのゲーム音楽」をビジョンに持つ、JAGMO(じゃぐも)というプロジェクトが立ち上がった。THE LEGEND OF RPGは、JAGMOプロデュースという位置づけになるようだ。アドバイザーのような立場で僕もジョインしている。

◆ THE LEGEND OF RPG -でんせつ の めいきょく おんがくかい- 
【公演情報】
・公演日:2014年3月8日(土)
・昼公演:開場 14:00 開演 15:00
・夜公演:開場 18:00 開演 19:00
・開催場所:文京シビックホール 大ホール
・チケット料金:
S席 6,000円(税込) A席 5,000円(税込)
B席 4,000円(税込) C席 3,000円(税込) 
■ 公演公式サイト: http://jagmo.jp
■ チケット購入サイト:イープラス:
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002116278P0030001P0006

● Producer:泉志谷忠和 http://twitter.com/TADAKAZ_MISHIYA
● Co-Producer:川添太嗣 https://twitter.com/HBK0728

2014年1月29日水曜日

アーティストのカレブ・チャーランドはフルーツ電池を使用して裏から光を当ててほのかな長時間露光写真の照明に使い、とてもエレガントな写真を撮影した。

イオン化傾向の大きさの異なる2種類の金属を電解質溶液(果汁)に浸すと起電力が生じ、電池ができる。


この写真は電池を構成するためにフルーツ内部に銅線を接続し、有機電池からのエネルギーで小さな電球が点灯し、電流が長時間露光写真のための照明に十分な電圧を確保出来る。



























撮影のバックライトに、言ってみれば誰もが体験した古典的な小学校の科学プロジェクトのポテトバッテリーのようだ。小さな電流が生成されるジャガイモと銅線の一方の側に亜鉛メッキ釘を挿入する例のやつだ。

















この電気現象の単純さは、かつての子供心に思考に笑顔をもたらし際限なく魅力的だった。これらの写真は、代替と持続可能なエネルギー生産の無限の可能性を示唆しているマイクロユートピアとして機能する美しい写真だ。

http://calebcharland.com/

2014年1月28日火曜日

「ダフト・パンク」が5冠を達成し、ダフト・パンク+スティーヴィー・ワンダー+ナイル・ロジャース+ファレル・ウィリアムスの豪華メンバーでディスコチューン「Get Lucky」を共演が凄すぎる!!
















今日は格好良さに堪らず音楽ネタ。「第56回グラミー賞」の授賞式が27日に開催され、フランスの音楽ユニット「ダフト・パンク」が主要2部門を含む5冠を達成した。















ダフト・パンクは、今回は顔は未公開、一切しゃべらずのロボットを演じ、未来的な白のヘルメットとスーツとパフォーマンスでも魅了した。

最優秀アルバムを受賞した4枚目のアルバム「ランダム・アクセス・メモリーズ」に参加したナイル・ロジャースやファレル・ウィリアムスに加え、スティービー・ワンダーがゲストとして参加し、豪華メンバーでディスコチューン「Get Lucky」を披露。観客もポール・マッカートニー、ビヨンセ、オノ・ヨーコなど豪華すぎるが、普通に無邪気に盛り上がっている。






2014年1月27日月曜日

手塗りのキャンバス使って制作される初のゴッホの長編アニメーション映画、ゴッホの絵が自在に動き不思議なリアリティーで時空を飛ばされます。

オスカーも受賞したスタジオ”BREAKTHRUフィルム”の制作で、手塗りのキャンバス使って制作される初のゴッホの長編アニメーション映画になります。面白い試みですね。不思議なリアリティーで時空を飛ばされます。

Loving Vincent: The First Feature Length Painted Animation Will Explore the Life and Death of Vincent Van Gogh painting movies animation

映画は、ポスト印象派の画家ヴィンセント·ヴァン·ゴッホの生涯と、123年前に起きた暴力的で神秘的な死を取り巻く状況を検証します。

















当然のことながら、ヴィンセントの制作プロセスの制作が容易ではないために、必要な数々の手描きのオイルのキャンバスを作成するのに多くの画家の助けを必要とします。チームは現在、映画を完成させる資金を助けるようにキックスターターで公開しアピールされている。
Loving Vincent: The First Feature Length Painted Animation Will Explore the Life and Death of Vincent Van Gogh painting movies animation
http://www.thisiscolossal.com/

2014年1月26日日曜日

心拍数モニタ、ペースメーカなどの体内デバイスに電力を供給するのに十分な電気を生成する小型の圧電インプラントを作成した。




















朝から見たくない人もいると思いますが、ペースメーカーなどのイノベーションを促す技術のプロトタイプだ。イリノイ大学+アリゾナ大学による研究。

ナノリボン・インプラントは、内部デバイスに電力を供給するのに十分なエネルギーを生成し、薄く、柔軟性のある機械的エネルギーデバイスは、整流器およびマイクロバッテリで、牛の心臓の上に取り付けられた。

生体適合性のプラスチックデバイスは、心臓、肺や横隔膜上に直接縫い付けができ体の部分が運動すると、少量の電気の生成を引き起こす。
体内に移植されたときに、ペースメーカーまたは他の移植可能なデバイスを実行するのに十分な電力を生成することができる圧電素子を開発に成功した。

心拍数モニタ、ペースメーカ、除細動器、神経刺激器は、動作のためにバッテリ電力に依存する電子インプラントの広範なクラスを構成している。

体の自然の運動のプロセスから直接電力を獲得するための手段は、これらのための魅力的な代替デバイスとバイオメディカルデバイスの未来型を予見する。
http://www.designboom.com/technology/
http://phys.org/

2014年1月25日土曜日

ストップ・モーションのフェイス・ペイントを通して語られる輪廻転生の物語はエマ・アレンのムービー”Ruby”











ロンドン在住のアーティストのエマ・アレンはアニメーターでボディペインターとしても知られる。この作品はフェイスペイントを使用して簡単に生まれ変わりのサイクル(リカーネーション)の世界を表現した短編アニメーションを制作した。
Ruby from Emma Allen on Vimeo.
モデルもアレン自身、彼女の顔をペイントして5日間もかけて75秒のムービーを作った。















http://www.emmaallen.org/
https://vimeo.com/72670988

2014年1月24日金曜日

コカ・コーラの「スモールワールドマシン」インドとパキスタンの両国の人が自販機の前に立つと、相手の姿が表示され、そこには国境は無い。













商業主義も徹底的にクリエイティブにやると国際紛争も緩和出来る可能性があることを示している。長年対立し、今でも緊張関係が続くインドとパキスタンの両国に、コカ・コーラ自販機が一台ずつ設置されました。その名は「スモールワールドマシン」。













両国の人がそれぞれマシンの前に立つと、隣国のマシンに立つ相手の姿が表示され、そこには国境は無い「相手と手を合わせる」などのミッションをクリアすると、コーラが無料でゲットできる。自販機のウィンドウの中に隣国の住民が見えるなんて素敵なアイデアだなあ。

視聴回数は230万人を超え現在2,394,229人、Coca-Cola Journeyの「スモールワールドマシン」の関連記事は最初の1週間だけで8万4千PVに達しました。PR手法はますますクリエイティブが重要になってくる。人の心を動かすことにフォーカスする広告クリエイターは大変だなあ。

http://blog.prtimes.co.jp/yamaguchi/2014/01/coca-cola_pressrelease/

2014年1月23日木曜日

ユーザーが目に見える形でデジタル情報と対話することができるように、物理的に3Dコンテンツをレンダリングすることができる。(MITメディアラボ)














身体の拡張はさらに進み、どこでもドアのように、身体すら距離の概念を超える日がくるかもしれません。(MITメディアラボ)“inFORM"というこのデバイスは、ネットワークを通じてインタラクティブに物を動かしたりすることが出来ます。













この技術がより精密に、より身体的になることで、距離という概念を無視した、身体の拡張・移動が可能になりますね。これは未来を動かすすごい技術になりそうな気配です。MIT副所長の写真がさりげなく出てきます。最後の方の三次元関数の3D化が感動的ですね。
inFORM - Interacting With a Dynamic Shape Display from Tangible Media Group on Vimeo.
このデバイスはMITの”The Tangible Media Group”によってデザインされました。テクノロジーはより身体に近づき、身体の拡張が進み、未来の私たちは距離という概念をより無視することが出来る様になるかもしれません。













appleがバーバーリーやナイキから人材を獲得していることを考えても、テクノロジーがより身体的になると予想できます。
http://tangible.media.mit.edu 













ユーザーが目に見える形でデジタル情報と対話することができるように、物理的に3Dコンテンツをレンダリングすることができ、ダイナミック形状表示で知らせます。













また、テーブルの表面上のオブジェクトを移動するなど、その周りに物理的な世界と対話することができる。ビデオ会議の遠隔地の参加者にもリアルに物理的に相互作用する能力を可能にし、物理的に表示することができます。 
http://tangible.media.mit.edu/vision/

2014年1月22日水曜日

“Withings"というスマートフォン等と同期するセルフヘルスケア商品に特化したメーカーのバイラルムービー”Know Your Body"
















男女140名が参加した人文字のストップモーション、美しい身体で映像を構成しています。身体がプロダクトを通して自分自身に呼びかけるというコンセプトを映像化した広告です。
















タイトルは”Know Your Body"この映像は男女70名ずつが参加し、17mの高さから3日間かけて2000枚程の写真を撮影して製作されました。
赤いパンツの主人公の男性が、自身の身体に呼びかけられるという設定で、セルフケア商品をPRする目的です。私たちの細胞を人に例えるならば、この映像の様に身体を動かしている。
















テクノロジーの発展で、この映像が呼びかける様に身体からの呼びかけに耳を傾けることが出来る様になりましたね。擬人化してPRすることで、デバイスやテクノロジーをパートナーの様に感じますね。












<Withings>http://www.withings.com

2014年1月21日火曜日

「サウンド・オブ・テイスト」と名付けられたスパイスの入った袋が花火で爆発するちょっと変わったスローモーションムービー。














シュワルツフレーバーのために作成されたムービーだ。黒コショウ、カルダモン、ターメリック、パプリカ、クミンの種子、ショウガ、唐辛子の数トンとコリアンダーは美しい楽曲と完全に同期して爆発している。 60年代にザブリスキー・ポイント「砂丘」という映画があった。そのラストシーンの美しい爆発のシーンを思い出させる。
The Sound of Taste from Grey London on Vimeo.
ザブリスキー・ポイント:60年代後半の学生たちの「反体制運動」を背景に不条理な世界に飲み込まれていく若者の姿を、ピンク・フロイドの音楽にのせて作られた僕好みの名作。この当時僕はサンフランシスコでアパレルメーカーを起業していた。















南カリフォルニアを舞台にして撮った作品でリリースはたしか70年だ。警官をピストルで射撃してしまい、セスナ機を盗んで都市から離れようとするマークと、愛人でもある秘書を辞めて瞑想の地へと向かうダリアが砂漠地帯で出会い、Death Valley(ザブリスキー・ポイント)に辿り着く。

ずっと続く砂漠と空に砂が舞ってる風景が波打つ。最後の スローモーションで何度も繰り返される衝撃的な爆発の場面の映像には、当時若者だった僕には、何か別の時間が流れているようで、今見ても幻想的な感覚に引き込まれる。
http://www.thisiscolossal.com/
https://vimeo.com/greylondon

2014年1月20日月曜日

道後温泉で荒木経惟さんの「緊縛」や草間彌生さんの「水玉」などの部屋が出現

「星のやにはテレビがありません。星のやの照明は、少し暗くしています。自然の光の美しさに、きちんと気づいてもらえるように。」等々、地域ごとに異なる非日常やロハスを打ち出して、旅館やホテル業界にイノベーションを起こした星のやリゾート。















そういう流れ(ケ)とは違った「ハレ」を訴えた松山市の道後温泉本館周辺にある宿泊施設に、草間彌生さんや荒木経惟さんらがデザインした客室が登場した。本館が現在の姿に改築されてから来年で120年となるのを記念して開かれる芸術祭「道後オンセナート」の先行企画。















草間さんが担当した宝荘ホテルの部屋はお約束の水玉模様で飾られ、カボチャのオブジェが置かれた。荒木さんはホテル古湧園の一室に「緊縛」と題した写真4枚をふすまやパネルにして飾った。宿泊・見学とも成人認定の年齢制限がある。
http://www.asahi.com/national/update/1220/OSK201312200058.html
http://www.hotelhorizontal-dogo.com/araki/
http://www.hotelhorizontal-dogo.com/kusama/
http://www.hoshinoya.com/

2014年1月19日日曜日

Caroline Slotteが制作した「ワン·ツー·ワン」シリーズは、プラスチック、金属や紙と本来別の素材で出来ているモノを、すべて木材だけで制作している。

他の類似作品と違うのは、もとの素材の木材の上に貼り付けられていることだ。 そのことによって鑑賞者の初期の視覚的識別は、材料の認識への混乱を招く。























2014年1月18日土曜日

個人の非公開ロボットミュージアムを所有しているNikeのCEOマーク・パーカーのCEO室はパーソナリティーの一面が見える。

















マーク・パーカーは、何度かお目にかかっている。渋谷のWATER DESIGNにもワイデンのジョン・ジェイと一緒に遊びに来てくれた。ナイキ本社でのデザイン・イベントにも招待されてマーク・ニューソンとレクチャーを行ったこともある。















その時に垣間見えたマーク・パーカーは、独特のカリスマのある人で声高に話さないのだけれど強いリーダーシップを発揮している。個人の非公開のロボットミュージアムを所有していると聞いたことがある。このCEO室は、そういうマーク・パーカーのパーソナリティーの一面が見えるような気がする。















ポートランド本社の社長室を“Obscura”という雑誌が掲載した。マークの多様な価値観が凝縮されている。名プレーヤーとの写真や過去の様々な靴、そして多様なフィギュアや彫刻。多様な価値観を持つ人々に向けて価値を提供し続けるNIKEの社長室は、実に様々な物が溢れている。















見る人が見たら喉から手が出る程の貴重な物もありそうです。深堀隆介のレジンで出来た金魚に目が行くのだが、こういう立場にある人は色々なゲストからプレゼントをもらったはずで、全てが彼の趣味とは言い切れない。
http://www.fubiz.net/2014/01/06/inside-nike-ceo-office/















かつての社長室はこちらです。見比べてみると追加されたコレクションがいくつか垣間みれます。↓↓↓↓

http://www.fubiz.net/2011/05/24/nike-mark-parker-office/