2015年7月19日日曜日

新世代のドローンは、本質的にスマートフォンの飛行隊なのだ。自動操縦装置のエレクトロニクスはスマートフォンに似てきており、違いはソフトウェアだけである。クリス・アンダーソン

元々軍事用に開発された技術が民間転用されて普及した例はGPSやインターネットなど数々あるが、無人機ドローンもまた米軍の軍事技術のスピンアウトだ。

「ドローン」とは、元々軍事用に開発された自律移動する端末ロボットのうち、小型の無人航空機(UAV)のことを指し、 ラジコンは本来の意味は「電波を利用した無線遠隔操作を利用した機器」になるの全く別物。












時代の先を読んで行動したビジョナリーの一人としてクリス・アンダーソンが知られている。『フリー』や『ロングテール』などの著作で知られるアンダーソンは、2012年まで米誌「ワイアード」の編集長を務めていた。しかし、自らが立ち上げたドローン(無人航空機)製造会社3Dロボティクスの業務に専念するため、12年秋に突然、編集長の職を辞任した。そしてたった数年間で3Dロボティクス社はドローン業界でも有数の企業に育った。















クリス・アンダーソンは言う「私はまだドローンの用途が何なのか、よくわかっていません。とはいえ、パーソナルコンピュータ産業の初期の頃も、関係者はパソコンが何に使えるのかを知りませんでした。

当時のスティーブ・ジョブズたちに『コンピュータは何に使えるのか』と尋ねたら、きっと『プログラミングに使える』と答えたはずです。こういう段階で起業に踏み切れるのがビジョナリーなのだろう。













クリスアンダーソンの名文。簡単にいえば、安く小さな新世代のドローンは、本質的にスマートフォンの飛行隊なのである。これまでにも増して、自動操縦装置のエレクトロニクスはスマートフォンのそれに似てきており、違いはソフトウェアだけである。

1兆ドルの経済規模をもつ携帯電話産業に便乗することの利点は、技術的にも経済的にも驚くほど大きい。どうしていまパーソナルドローン革命が起こっているのかを理解したければ、ただ自分のポケットを見ればいいだけなのである。

空を飛ぶだけがドローン技術の使いどころじゃない!水空両用型ドローン「Hydrofoil」7月にドローン規制法案が衆院を通過し、まだまだ様々な議論がドローン界隈では続いている。

そんな中、ドローンブームのパイオニアともいえるParrot社から、小型のミニドローンの最新機種が発表された。そして、そのミニドローンは、なんと今回「水空両用型」のモデル。

ドローンを空に飛ばすためのプロペラの力を船を動かす動力に変えることで、水上を滑空している。しかも操縦は、当然スマホで出来る。安定して航行できるので水上で撮影可能だ。まだまだドローンは進化し続ける。
http://shinkinjo.com/?p=998
http://www.huffingtonpost.jp/masaki-ishitani/drone-hydrofoil_b_7822488.html?utm_hp_ref=japan


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