2016年2月18日木曜日

メディアの住人はお互いに相手の脳にプラグインしてものを考えているのだ。集団知という言葉あるが、巨大な集団脳になりつつある。その結果オリジナリティーというのは価値を失うのかもしれない。

「修行するAI」人工知能の未来〜真鍋大度×光明寺 松本僧侶×市原えつこ×東大 松尾豊のsensorsでの対談の中の発言。

松尾豊(東京大学准教授): 一つ選ぶとすれば、「部屋にあるものを元に位置に戻してくれるロボット」ですね。家でもオフィスでも良いのですが、次の朝に行くと、必ず元の位置に戻っている。毎日が部屋がホテルのように整頓されている。それが欲しいですね。














とsensorsで語っていたのを読んだ後、日産が自動収納するオフィスチェアを公開。実車搭載の「インテリジェントパーキング」機能をPRする「インテリジェントパーキングチェア」という自走して所定の位置へと戻る機能を備えるロボット椅子。http://japanese.engadget.com/2016/02/16/pr/


クリエイター、研究者、僧侶らで語る「人工知能の現在と未来」。第8回目SENSORS SALON参加者は真鍋大度氏(Rhizomatiks Research)、松尾豊氏(東京大学 特任准教授・GCI寄付講座共同代表)、市原えつこ氏(アーティスト)、松本紹圭氏(光明寺僧侶)、そしてモデレーターに西村真里子(HEART CATCH)。

舞台となったのは神谷町 光明寺。エンターテイメントから宗教まで、人工知能が変えようとしている世界の様々な事象を語り尽くした。レポート最終回となる今回のテーマは「生活に溶け込む人工知能」
http://www.sensors.jp/post/salon_ai5.html

今後テクノロジー進化を産業、エンターテインメント、アーティスト作品に溶かし込む「人工知能先進国」をみんなで目指していけないか、と考えさせるサロンであった。

と対談をしめているモデレーターの西村真里子さん(HEART CATCH)は一昨日にお会いしている。このメンバーの大半は知り合いで、皆ほぼ同時に似たようなことを考えている。

そういう私も。メディアの住人はお互いに相手の脳にプラグインしてものを考えているのだ。集団知という言葉あるが、巨大な集団脳になりつつある。そのうちオリジナリティーというのは価値を失い幻想になるのかもしれない。




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