2011年9月30日金曜日

今後広告は我々の眼の前30cm(モバイル)で繰り広げられる歴史上かつてない経験をすることになる。

今後広告は我々の眼の前30cm(モバイル)で繰り広げられる歴史上かつてない経験をすることになる。しかもプラットフォーム(メディア)は物理的にもコストゼロ(フリーの時代)になり、従来の広告代理店のビジネスモデルは壊れるという見方もある。そういう時代の中で、広告は徐々にテレビから移行しつつある。Googleは言うまでもなく、いつの間にか世界の広告会社になった。Facebookやグリーもそうだ、人が集まるところはすべてメディアになる。

これは何年か前に、Youtubeに刺激を受け行った僕の実験的事業「動画広告」の試み「emo-TV」です。8人のアーティストに競作して頂いた作品の中の一つ、井上広一さんの作品です。Watering KissMintという商品の動画広告です。今見てもなかなか良く出来ています。井上広一さん:oryel(オーイェル)は企業ブランディング、クリエイティブディレクション、アートディレクション、広告企画、VI(CI)、グラフィックデザイン、ウェブサイト企画、 モーショングラフィック、映像、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、空間とジャンルは広い。

2011年9月29日木曜日

「美女がいないと商品は売れない」と、良く言います。そのマーケティングの謎は?


















今期の坂井研も継続履修者には女子アナ、モデル、ジャグラー、写真家、バイオリニスト等々ユニークな学生が在籍し、新規履修者には舞子さんや、少女時代のダンスを完全に身につけた通称二丁目も加わりました。

In the pursuit of beauty from AQO on Vimeo.
by AQO
プロのモデルが静止画の撮影の時、緩やかに表情やポーズを変えますが、我々は通常静止した画像で切り取られた一瞬しか雑誌やポスターで見ていないわけです。このIn the pursuit of beauty(美の追究)という動画ではその変化のプロセスを楽しんでください。

僕の友人のモデル事務所の経営者が「美女がいないと商品は売れない」と、良く言いますが、考えさせられる言葉です。このブログでも、とても人気のある「卓球をする二人が、美しく自在に動き服を見事に見せてくれます。」http://bit.ly/kjv5Jtでも奇麗な映像を作成したAQOチームのもう一つの顔です。
http://projectaqo.com/private/7203599749/tumblr_lns0wwdmWS1qj4l2d

2011年9月28日水曜日

水没した美しいパリの町並みが展開されます。歴史的な建築物が水面に映し出された光景、またひと一人いない光景は不思議と見る者を引き込んで行きます。















いつ見てもパリの町並みは美しいのですが、新たな表情のパリを見せてくれる動画です。フランス人のCampaign Olivierによって製作されたパリの光景は完全に水没しており、様々な地域から選ばれた美しいパリの町並みが展開されます。ポンピドーを始め歴史的な建築物が水面に映し出された光景、またひと一人いない光景は不思議と見る者を引き込んで行きます。

5:46 am from ArtefactoryLab on Vimeo.
映画のワンシーンの様な街の水没は、本来なら見えない光景を私たちに見せてくれます。水の揺らぎや反射によって、パリという街はまた別の街へと変化しています。日本でも千円札に富士の反射が使われていますが、水に反射し映し出された対称の景色を人が美しいと感じるのはどうしてなのでしょうか?
【未だ見ぬパリを映像化 水没したパリは異様な雰囲気】http://www.fubiz.net/2011/09/19/paris-underwater/
<Campaign Olivier>http://www.artefactorylab.com/

2011年9月27日火曜日

グリッド状のLEDライトは、音楽やモダンダンスの振り付けに反応します。照明・音楽・ダンスなど、各要素が魅惑の世界を造り出しています。

「Flash On The Beach 2011」 というウェブデザインとディベロップメントの協議会で発表されたLEDライトのコンセプト映像です。このグリッド状のLEDライトは、音楽やモダンダンスの振り付けに反応します。

FOTB2011 MAIN TITLES from GMUNK on Vimeo.

大変美しいモダンダンス。照明・音楽・ダンスなど、各要素が魅惑の世界を造り出しています。この映像はグリッド状のLEDライトのコンセプトを伝える為の映像ですが、ひとつの映像作品としても圧巻の作品です。ダンスや音楽に反応するLEDライトのコンセプトなので、ある程度の動きやスタイリッシュな映像になるとは考えられますが、この映像はその想像を超越していますね。Black Swanという会社が映像を手掛けていますが、他の作品も大変美しいです。

Black Swan
【私たちの想像を超越してくる、LEDライトのコンセプト映像】http://www.fubiz.net/2011/09/20/flash-on-the-beach-2011/

2011年9月26日月曜日

セロテープと重力を利用して製作された映像。時間や上下など、いくつかの次元を自在に操った、不思議かつ美しい映像。























たまにはブログらしく近況を、明日から慶応SFCの秋学期の授業が始まります。この大学の教員をやっていると、学生の多様な個性と出会うことが大きな楽しみです。特に僕の持っている感覚と共鳴する多くの学生と過ごす時間は、とても価値があり僕を成長させます。さて本題に入ります。Johan Rijpmaによる今朝に続いて二つ目の映像は、いくつものどこにでもあるセロテープを使って製作されたユニークな作品です。素材に頼っていないことも素晴らしい作品ですね。

Tape Generations from johan rijpma on Vimeo.
セロテープと重力を利用して製作された映像。巧みなカメラワークと相まって、美しい映像になっています。時間や上下など、いくつかの次元を操った、不思議かつ美しい映像です。引き続き単純なものから、アイディアによって素晴らしい映像へと変化しています。
【いくつかの次元を操った、大変美しい映像】http://thisiscolossal.com/2011/09/mind-bending-animations-by-johan-rijpma/
Johan Rijpma<http://www.vimeo.com/johanrijpma/>

何千もの路面のタイル写真から作られているJohan Rijpmaによる映像。ひとつとして同じタイルはなく、それらが合わさることで非常に興味深い。
























Johan Rijpmaによるこの映像は、何千もの路面のタイル写真から作られています。長い年月を経たタイルが見せる、独特の表情は多様です。

Tegels from johan rijpma on Vimeo.
ひとつとして同じタイルはなく、それらが合わさることで非常に興味深い映像となっています。単純なものから、アイディアによって素晴らしい映像へと変化しています。
【いくつかの次元を操った、大変美しい映像】http://thisiscolossal.com/2011/09/mind-bending-animations-by-johan-rijpma/
Johan Rijpma<http://www.vimeo.com/johanrijpma/>

2011年9月25日日曜日

'Vision'と名付けられた大変ユニークな3Dドローイングマシーン(ツール)、目とペンのみで、誰が書いても完全なる遠近法で描くことが可能になります。



















双子のRyanTrevor Oakesによって製作されました。このデバイスは目の性質を利用することで、脳に変化を与えます。それによって、描く人に文字通り遠近法での模写を可能にさせます。この映像を、どのように作用しているか明白にするためにじっくりと見てみて下さい。
INCREDIBLE 3D DRAWING MACHINE from David Battistella on Vimeo.

【目と脳との関係を利用することで、だれでも遠近法で描ける様になる、3Dドローイングマシーン】http://thisiscolossal.com/2011/09/3d-drawing-machine/
Ryan & Trevor Oakeshttp://oakesoakes.com/

2011年9月24日土曜日

『スクーターを2台持ってきて並べ、その中間に冷蔵庫を置いてこれを削ってイセッタの形を創造した』と言われるBMWイセッタ


ABCマート秋物ブーツコレクションCM「イセッタ編」で篠田麻里子がキュートに降りてきます。横のドアから降りてきたように見せて、実はクルマの前にドアが付いているイセッタでした。
BMW Isetta のミニチュアカーを使った楽しげな動画、まるでクルマが生き物のように見えます。イセッタは僕の大好きな車です。Das BMW Museum grüßt München.
このイセッタは戦後間もなく、物資もない中で、バイクのエンジンを活用してマイクロカーを作って、当時16万台のベストセラーカーです。
音楽は、確かアップルのCMで聞いたような気がします。Emiliana Torrini”Big Jumps”間違ってなければアップルのCM"Return To Innocence"























以下記事ソースはイセッタ/冷蔵庫×スクーター クルマノエホン livres d'images de voituresから、
BMW社のイセッタと紹介したが、元はイタリア「イソ社」の車。果たしてイソ社とは・・・。戦前は、“isothermos(イソテルモス)というブランド名で冷蔵庫、ラジエーター、ウォーターヒーターを生産していたイソ社(ISO SpA)は、第二次世界大戦後まもなくスクーター、400ccまでのバイク、小さな3輪バンやトラックの開発を始め、特にスクーター生産で急成長した。
その後、4輪自動車生産への進出のため、同社のエンジニア、E.Preti氏とP.Raggi氏に斬新なミニカーを設計させる。これがイセッタのプロトタイプ、原型である。会社の経緯や、その見た目から、『スクーターを2台持ってきて並べ、その中間に冷蔵庫を置いてこれを削ってイセッタの形を創造した』と言われるが、元々Preti氏がグライダーの設計者だったことから、飛行機がコンセプトイメージのベースにあると思われる。確かに、流線型の車体形状は飛行機のコックピットのようにも見える。

全長2.3m、全幅1.4mという極小車体、まるで冷蔵庫の扉のように車体前部がドアとしてぱっくり開く構造、車体前部のドアと一緒に外側に開くステアリングホイールと計器盤など相当無理目な独創的設計の数々。まさにエコ時代にぴったりのコンセプト。このリメイクバージョンをEVで発売したら、爆発的に売れそうな気がするんだけどなあ。BMW社さん、その気ない?

2011年9月23日金曜日

これは'Tropism Well'と名付けられた噴水式水飲み所です。ヒトが近づくとセンシングし、水が茎を流れるかの如く、大変ユニークな、生体の様な動きを見せ、自動でコップ一杯分の水を注ぎます。


イギリスを拠点に活躍する'Poietic Studio'によって製作されたものです。これまでの噴水式水飲み所を、リデザインしました。ヒトが近づくとセンシングし、水が茎を流れるかの如く、自動でコップ一杯分の水を注ぎます。注ぐ動きは実にエレガントであり、オブジェクトの様な存在感もあります。




















「自然とテクノロジーの統合を通じて、これらの構造は、日常を取り囲む私たちのモノと空間との関係性を切り開きます。シンプルな振る舞いの関係は、刺激的かつ象徴的な瞬間を造り出します。'Tropism Well'は、物理学の自然法則を活用しています。」
The Tropism Well from Poietic Studio on Vimeo.

この装置を使って水を飲むにはグラスが必要であり、すぐに街角で見かける様になることはないでしょうが、この様な水飲み所があったら嬉しいですね。
【自然とテクノロジーを統合した、現代風の噴水式水飲み所】http://thisiscolossal.com/2011/09/the-tropism-well/
Poietic Studiohttp://www.poietic.co.uk/

2011年9月22日木曜日

Thomas Dumerchezがジョンガリアーノのブルゾンを着て、背中に音楽系のメディアやパーツがくっついているがこの画像の説明は見あたらない。


Thomas Dumerchez は、ゲールモレル監督との偶然の出会いで Le Clan」に出演した後、2004年16歳で俳優に なった。2007年、Dumerchezが、カトリーヌドヌーブとともに主演と なった”Apre-lui" で再び仕事に取り組んだ。かっこ良く控えめな21歳の俳優は、映画、ムエタイ、詩そしてジプ シーロックに夢中だ。目が離せない俳優の一人なのは確かである。



Le Clan」は日本名「シシリアン」 LE CLAN DES SICILIENSという映画のことか?しかし時間がずれているので、別の映画化同じシナリオで別の役者のリバイバルかもしれない。謎だらけのページですが。なんか面白いのでアップしました。情報お持ちの方は教えてください。

 LE CLAN DES SICILIENSは、こんな映画。パリに住むシシリア生まれのマフィアの顔役ヴィットリオ(G・ギャバン)は、殺し屋サルテ(A・ドロン)から贈られた膨大な値打ちのスタンプコレクションの返礼に、サルテの獄中脱獄に協力綿密な計画のもとに彼はまんまと護送車からの脱獄に成功し、、、、

赤い球体が形態学に基づいて円から球へ変化していく様子はKomanの作品に触発されたショートアニメーション

Plato Art Spaceは自信をもってİlhan Komanの展示会、Hulda festivalのオープンング(2010/09/22)のために作成されたCandaş Şişmanのビデオを紹介したい。なんと縦横比は5:1







İlhan Komanが作り出した独特なデザインは現代のアートワークにもインスパイアされてる。アーティストCandaş Şişmanによるビデオ"FLUX"もまたİlhan Komanの"Pi", "3D Moebius", "Whirlpool", "To Infinity"等の作品にインスパイアされたデジタルアニメーションと言えよう。
FLUX

F L U X from candas sisman on Vimeo.
赤い球体が形態学に基づいて変化していく様子はKomanの作品と似ていて、別の方法で解釈されている。連続した動きは"Pi", "3D Moebius", "Whirlpool", "To Infinity"等の作品を時折暗示している。Piシリーズでは平面上にある円の表面が徐々に浮いて球体と変化していく。それに比べ、このデジタルアニメーションではPiとは別のやり方で円から球への変化を可能にした。そのためこの作品はKomanの作品と直接同じ手法ではない。アニメーションを見ると、Piや3D Moebiusと全く同じ動きをする瞬間はないが、Komanの特徴を窺うことはできる。Komanが自分の作品で使用したのと同様にFluxでも様々な音が統合されていて、印象に残る空間的体験を演出している。またデジタル分析や操作によってKomanの作品は作り直せることを証明してくれている作品だ。(翻訳:坂井直樹lab.藁谷賢太郎)

2011年9月21日水曜日

坂井直樹の”デザインの深読み”: クリスチャン・マークレーの時計(The Clock)。信じられない24時間のビデオ作品!世界中の映画...

坂井直樹の”デザインの深読み”: クリスチャン・マークレーの時計(The Clock)。信じられない24時間のビデオ作品!「ヨコハマ・トリエンナーレ2011」世界中の映画...: Christian Marclay 『 The Clock 』ベネツィアビエンナーレに出展されている作品です。この作品は、時計が写っている映画の一部を繋ぎ合わせたものです。 そしてそれらは現実の時間と対応し、 24 時間に及ぶ映像作品となっている。

この作品が世界最大のドットバズルです。モナリザをモチーフに6239ものドットを繋ぎ合わせています。何という根気!

世界最大のドットパズルは、どれくらいの数を繋いだものだと思いますか?この作品が世界最大のドットバズルなのです。

Mona Lisa - 6,239 dot to dot drawing from Thomas Pavitte on Vimeo.

メルボルンを拠点に活動するデザイナー、アーティストのThomas Pacitte、彼は、暇な時間に世界最大のドットパズルをインターネットで調べました。ところが存在していなかったのです。そこで、モナリザをモチーフに6239ものドットを繋ぎ合わせるパズルを製作したのです。どれくらいの時間がかかると思いますか?作品名は'A 9.5 hour time lapse'そう、9.5時間もかかったのです。
【世界最大のドットパズル】http://thisiscolossal.com/2011/07/world-record-connect-the-dots-mona-lisa-in-6239-dots/
http://www.thomasmakesstuff.com/

このインスタレーションは、垂直の水槽を動く金魚の動きをトラッキングし、音へと変換しています。























大変美しいイタリア人アーティストによる音楽のインスタレーションです。音楽と生態とが美しくパッケージされ、独特の世界を造り出しています。「Quintetto」と呼ばれるこのインスタレーションは、垂直の水槽を動く金魚の動きをトラッキングし、音へと変換しています。

Quintetto promo from Quiet ensemble on Vimeo.
「Quintetto」は物体や生き物の何気ない動きを、音の入力として利用する研究を基にしたインスタレーションです。基本的なコンセプトは、日常生活の「可視化不能なコンサート」です。水槽の中を垂直運動をする5匹の魚をカメラでキャプチャーし、ソフトウェアを介してそれらの動きをデジタルサウンド信号へと変換します。5つの異なる楽器が、全く予測不可能なライブコンサートを実現します。
【美しい音楽と生態とが美しくパッケージされ、独特の世界を造り出しています。】http://thisiscolossal.com/2011/09/goldfish-orchestra/

2011年9月20日火曜日

多くのロックアーティストは、クールなファッションで、歌い踊る。しかし、良く歌詞を読むとかなり社会的なメッセージを発し、未来社会をシニカルに予言している。


僕が好きなJamiroquai Virtual Insanityの翻訳文を見つけた。この地下でベルトコンベアのように体を滑らせながら素敵なダンスを踊り、こんな歌詞を歌っているJamiroquai を知っている人は案外少ない。9.11や3.11以降の社会を歌っているかのようにも感じる。

僕たちは一体どこで暮らしてるのか話をさせて
ほんとはもっと小さいものがでかくなって
でもみんな気にせず食べれてしまうから謎だよな
自分たちにどんな魔法をかけようとしてるのか誰も分かってない
この世界に僕の愛を捧げよう、明らかにされることが必要なんだ
目が見えない、息ができない、僕たちはそうなるよ
今の生活様式はもう変わりようがないさ
僕たちは奪うばかりで与えようとしないんだから
ここのところの物事はもっと悪い方へ変わりつつある
発狂した世界なのさ、僕たちが暮らしてるのは
僕が全く納得行かないのは罪に手を染めてる半数の奴らに
僕たちみんなが捧げなきゃいけないことさ、
この仮想狂気でできた未来、いつだって振り回されてるのさ
用無しのねじくれたニューテクノロジーにご執心な人類にね
もう音もない、みんな地下で暮らしてるからだ





















考えてるんだ、僕たちはなんて酷い混乱の中にいるんだって
どこから始めればいいのか分からない、
俗物どもの作った吐き気を催す呪縛から逃れられたら
今や母親たちは皆、自分の子供の肌の色を選べる
それは自然の理に適ったやり方じゃないって
そうさ昨日まであいつらそう言ってたんだぜ
祈るぐらいしかもうできない、新しい宗教を見つけたってことか
すごいイっちゃってるよな、別の宗派を一緒くたにしてしまうなんて
明らかにされるべきこの未来には何かが在るんだ
もう音はしない、みんな地下に潜るんなら
仮想狂気なんだ、仮想現実なんて忘れてしまえ、そんなに悪くないさ
そうさ仮想狂気の中で僕たちは生きてる
変わるべきなんだ、物事がずっと同じってことはありえない
僕はやってけない、仮想狂気の中で生きてくなんて
この世界は変わるべきなんだ
もう僕はやってけない、仮想狂気の中で生きてくなんて
仮想狂気なんだよ、僕たちが生きてるのは
そう僕たちが暮らしてるのは仮想狂気の中、まさにそうなのさ
(ヤフー知恵袋のベストアンサーに選ばれた回答imnotikemenさん)

2011年9月19日月曜日

Falter(よろめく, つまずく)と名付けられた新聞紙と靴一足で作れ遊べるアニメーション。


















Falter /fɔ́ːltər/
1 よろめく, つまずく.
2 口ごもって[とぎれとぎれに]話す, どもる;〈言葉声が〉つかえる.
3 ためらう, しりごみする, 〈勇気決心などが〉くじける, ゆらぐ.

Falter from Tilman Singer on Vimeo.

Falter
by Tilman Singer

Director/Producer: Tilman Singer
折り紙の花: Ulrike Thielen
Lot of help: Igor Steinke

2011年9月18日日曜日

この絵は19世紀初頭に描かれた、北斎の「くだんうしがふち」日本画も消失点のない平面的な見え方を変え西洋化した視点を持つようになる。


日本の絵には、もともと西洋画のような「陰影表現」はなかったし「西洋式線遠近法」はなかった。猪子さんの言う「消失点のない、平面的な大和絵や浮世絵は稚拙な、遅れた描き方とされてきた。だが昔の日本人には、本当にああいう風に見えていたのではないか」という説と付き合わせて考えてみると面白い。この絵は19世紀初頭、日本画も消失点のない平面的な見え方を変え西洋化した視点を持つようになる分岐点。






















高く荷物を積んだ車が、急坂を上ろうとしている。2人の男が、後ろから左斜め方向に車を押している。この絵には日陰があり遠近法がある。傘の下には楕円形の影が見えるし、坂の右側の不規則な陰影は、右上を覆う樹木があるからだろう。左の堀の高い土坡には、深い影が刻まれている。この木版画の制作時期は、文化年間初頭、1804年から07年ごろと推定されている。葛飾北斎も、この時代の西洋的な画風のトレンドに関心を持ったに違いない。西洋画は陰影表現、西洋式線遠近法、ハリウッド映画は勧善懲悪で、シンプルな二元論的な倫理観。しかし、「やおよろずの神」の日本のほうが情報化社会との相性がいいのではないか。情報化社会の本質は、二元論ではなく、あいまいさであり、テクノロジーとクリエーティビティの融合だ。とする猪子さんの考え方はユニークで説得力がある。
(記事ソースは日経新聞と猪子寿之さんの語り。)

2011年9月17日土曜日

日本の和のテイストが取り込まれた楽器、光沢のある漆喰がやたらクールです




















漆喰の上に金色の導線が引かれ、触れる事で音を奏でます。新種の楽器は続々と登場してきますが、漆で仕上げられ、楽器そのものとしても美しいです。日本の伝統的な漆塗り楽器は存在するものの、デジタルな楽器への適用は趣があります。

Urushi Musical Interface from Yuri Suzuki on Vimeo.
制作者は、日本人のYURI SUZUKIさん。明和電気のアシスタントを経て、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業Suzukiさん独特のエレバンとなテイストを感じます。

<Yuri Suzuki>
1980年生まれ、東京都出身。明和電機のアシスタントワークを経て、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)のデザイン・プロダクト学科を卒業。ダレル・ビショップに指事の下、音と音楽が人に与える影響をデザインを探る。現在、ロンドンを拠点にフリーランスデザイナーとしてイベントのコンテントデザイン、ワークショップデザインを行っている。同時に電子音楽に傾倒。世界最古の電子楽器「テルミン」奏者として数々のイベントに出演。イギリスとドイツのレコードレーベルより2枚の自身の音源を発表している。
【西洋×和(東洋)】http://vimeo.com/16934449
http://www.designboom.com/weblog/cat/8/view/12114/yuri-suzuki-urushi-musical-interface.html

2011年9月16日金曜日

レオナルド・ダビンチの黄金比を連想させる大変な運動量から生まれた作品
















大変な運動量かつ、驚きの描き方で描かれる作品です。もの凄いパワーを感じる作品です。作者の行動も作品の一部として色濃く反映しアクション・ペインティングの領域かもしれません。

レオナルド・ダビンチの黄金比を連想させます。人間的な規則正しさが興味深く反映された作品です。

<Tony Orrico>http://www.tonyorrico.com/
【大変な運動量から生まれた作品】http://www.booooooom.com/2011/04/13/performance-drawings-by-artist-dancer-tony-orrico/

2011年9月15日木曜日

宇宙物理学者ホーキング博士のインタビュー記事から、「脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている。」

京都芸大の先輩横井紘一さんからメルマガが届いた。いい話なのでお裾分けバトンを皆さんに、以下横井さんのメール、ニュースを自分の眼で選び編集、ネット配信する先輩K氏の「切り抜き通信」が毎朝届く。近々のトップは宇宙物理学者ホーキング博士のインタビュー記事。「脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとっては天国も死後の世界もない」と述べたそうだ。2010年の著書「The Grand Design」では「引力などの法則が存在するため、宇宙は無から自らを創造することが可能」として、宇宙の創造に神の力は必要ないと主張した。

「地球は青かった」のガガーリンは「宇宙には神はいなかった」と述べ、世界のキリスト教者の怒りをかったが、科学は確実に宗教の領域に近づきつつある。それでも、路傍の草木や石に神が宿ると思う人がおり、地球や人間を“創ろう”という意思を持ったのは誰か、まだ解明されていない。横井紘一 

宇宙物理学者ホーキング博士のインタビュー記事から、「脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている。」

京都芸大の先輩横井紘一さんからメルマガが届いた。いい話なのでお裾分けバトンを皆さんに、以下横井さんのメール、ニュースを自分の眼で選び編集、ネット配信する先輩K氏の「切り抜き通信」が毎朝届く。近々のトップは宇宙物理学者ホーキング博士のインタビュー記事。「脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとっては天国も死後の世界もない」と述べたそうだ。2010年の著書「The Grand Design」では「引力などの法則が存在するため、宇宙は無から自らを創造することが可能」として、宇宙の創造に神の力は必要ないと主張した。

「地球は青かった」のガガーリンは「宇宙には神はいなかった」と述べ、世界のキリスト教者の怒りをかったが、科学は確実に宗教の領域に近づきつつある。それでも、路傍の草木や石に神が宿ると思う人がおり、地球や人間を“創ろう”という意思を持ったのは誰か、まだ解明されていない。横井紘一 

無数の子どもの写真が廻る、非常にコンセプチュアルな作品。作者はどこからインスパイアーを受け、何を表現したのでしょうか?数字の意味は?





















この作品は、ベネチアビエンナーレに出展された作品。作者はChristian Boltanski、子どもの写真が淡々とベルトコンベアによって動き回っています。少し怖いです。不安を与えるかもしれません。しかし、彼は人の痕跡が残る写真や古着を集めることで、人々の共通の記憶を刺激する作品を作り続けてきました。それらは共通する記憶にも関わらず、観る人個人の記憶に回帰します。共通=一様ではなく、共通=多様な記憶を呼び起こしてくれます。

「私にとって主体と物体の関係は、名前と人との関係と同様に非常に重要です。」「民主主義それ自体はひとりの集合体であるべきで、グループを一括して数えることは非常に危険なことだと思います。私は、すべての人が重要でありながらとても壊れやすいので、2世代、3世代経て行くことによって、すべての人が忘れられるかもしれないということを心配しているのです。」
【アーティスト自身の問題意識を作品にした、非常にコンセプチュアルな作品】http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature_e/t1uqPVvlmHDaM9rjyGon/

2011年9月14日水曜日

SeeperによるゴッサムのLightLineも完成度が高いなあ。














ゴッサムのLightLine。Seeper とVimeoとのコラボレーションです。Vimeoフェスティバルとアワードを締結し共同で行われました。建築家のフランク・ゲーリーIAC本社は、イノベーションのための完璧なキャンバスを提供したことになる。

The LightLine of Gotham from seeper on Vimeo.

消失点のない、平面的な大和絵や浮世絵は稚拙な、遅れた描き方とされてきた。だが昔の日本人には、本当にああいう風に見えていたのではないか?猪子寿之

2001年にはSEとして出会った猪子寿之さんは、いまや「第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ関連企画展」でも活躍中だ。しかもいつの間にか、美術手帳の表紙に掲載されるメディア・アーティストになっていた。現代人には見えないかつての日本人の非遠近法的な見方を盛んに主張し、現代人の西洋化された見え方=遠近法を捨て、日本伝統のフラットな“見え方”が正当だと復権させた。「消失点のない、平面的な大和絵や浮世絵は稚拙な、遅れた描き方とされてきた。だが昔の日本人には、本当にああいう風に見えていたのではないか」現代人は、遠近法のように見えると思い込んでいるだけではないのか。という大胆な仮説を語る。
‪TEAMLAB『生きる』展 at Kaikai Kiki Gallery Taipei‬

そこで、コンピュータで空間を作り、その空間を論理的に平面化して映像を制作した。遠近法は消失点=鑑賞点が固定されているため、鑑賞者が空間を移動すると絵が歪む。日本画は消失点がないから、どこから見ても、自然に立体的に見えるのだ。ヒントは漫画であり、ファミコンだった。それらには消失点がない。ファミコンの「ドラクエ」のマップの描き方は大和絵そっくり。と猪子さんは考える。「初期のゲームのクリエーターたちは非エリート。エリート教育としての西洋教育・西洋思想の洗礼を受けなかったか、自らパスした。だから、日本の伝統を受け継いだのではないか」最近会うたびに、この議論になるのだが、すっかり僕が連れているスタッフも猪子的思想の魅力に嵌っているようだ。

2011年9月13日火曜日

このちょっとマニアックなドローイングマシンは、ルネッサンス時代に発明された「Harmonograph」を応用したものです。図画が苦手な人の夢ですね。





















二つの振り子を利用して製作された、ドローイングマシン。先にはボールペンが固定されていて、規則的な運動が少しずつ移ろいながら一枚の絵を描き出します。何千年も図画が苦手な人の夢ですね。




















ハーモノグラフとは、19世紀ヨーロッパで流行したとされる、2つの振動の調和を視覚化できる装置です。2つないし3つの振り子と、ペン、紙を組み合わせた単純な装置ですが、おどろくほど多彩で美しい図像を生み出します。





























音は鼓膜の振動ですから、2つの振動=2つの音と見ることもできます。実際、よく響く音程と同じ振動数の組み合わせでは、規則性の高い図像が得られます。
製作したのは、Eske Rex(http://www.eskerex.com/)【図形的なドローイング】http://www.triangulationblog.com/2011/04/drawingmachine-by-eske-rex.html

一般的には、技術イノベーションが起きにくいアパレル業界。でもそんな業界で起きているイノベーションの一つです。さて、これは何でしょうか?

東レがユニクロと繊維素材や製品を共同開発し、原糸から完成品まで自社工場で一貫生産し、ユニクロに出荷するハイテク素材。機能性肌着「ヒートテック」や「シルキードライ」などイノベーションを生んだ。しかし一般的には、技術イノベーションが起きにくいアパレル業界。でもそんな業界で起きているイノベーションの一つです。さて、これは何でしょうか?

Shapewaysは3Dプリンターによるパーソナル・ファブリケーション・サービスの企業とJenna Fizel、Mary Haungがコラボレーションして製作した「ビキニ」です。N12と呼ばれるこのビキニは、世界最高峰の既製服です。3Dプリンターで出力されたN12は縫う事なく完成し、近い将来の可能性を表現している。

N12.bikini - Intro Video from Continuum Fashion on Vimeo.

ナイロン12から製作されたことにより、N12と名付けられた。最も細くて7mmだが、細くても強く柔軟なこの素材は、スプリングの様な機能を発揮する。濡れた際にナイロンは、防水性によって、非常に心地の良いみごとな機能を持つ。数千もの円盤が繋がれ構成されているこのビキニは、その快適な着心地に加え、安価でサイズの変化に富んだ既製服デザインである。

こちらのサイト(http://www.continuumfashion.com/index.html)で購入可能であり、ユーザが自ら製作して購入可能なドレスもある。こちらのドレスもある法則性が適用されており、ユーザが好みのドレスを瞬時にデザインする事が出来る。大変興味深いです。【イノベーションが起きづらいアパレル業界で起きている、イノベーション】http://www.triangulationblog.com/2011/06/n12-3d-printed-bikini.html

2011年9月12日月曜日

本来なかなか見る事ができないデザインの過程「ボツ」に注目した展覧会、佐野研二郎「ボツ」展の話。


数年前、原宿のKDDIスタジオで佐野研二郎さんと二人でトークショーを行った。この日のプレゼンテーション・スライドは約75枚、その中で僕は吉野屋の「ボツ案」が面白かった。「狂牛病になりたい夜もある。」「健康とか、やめた。」「彼女の誕生日にフランス料理店に行き、帰りに一人で吉野屋にいった。」



























このアイデアスケッチは、吉野屋に行ったときにアイデアが浮かんでしまい、即興で書いたようだ。もちろん吉野屋から頼まれて書いたわけではない。デザインは常にボツの連続で手描きのラフに始まって、最終的なレイアウトまで、幾度となく繰り返されるボツのその先に、完成がある。クリエイターの特性だが、いつも何かクリエイティブな事を考えている。まるでアスリートのエクササイズだ、依頼があってもなくても無性に作りたい!という気持ちが素敵だな!



























アートディレクター・佐野研二郎。2007年の個展では、これまで手がけた仕事のアイデアスケッチやボツ案、メモ、プレゼンカンプなどを、前代未聞の「ボツ」展覧会で発表した。この画像は、その中の一枚。アートディレクター佐野研二郎の展覧会だが、テーマは「ボツ」。これまで手がけた仕事のアイデアスケッチやボツ案、メモ、プレゼンカンプなどが見れる。ボツ案なんていうのは普通は会社のデスクやパソコンに眠っている。僕の会社も山ほどあるはずだ。それを出すとはロックンロールだな!




















佐野研二郎さんは、もと博報堂/HAKUHODODESIGN、現在MR_DESIGNのクリエイティブディレクター/アートディレクター。



2011年9月11日日曜日

「あなたは、あなたの選んだもので出来ている」と「モノのSNS」のブームへの洞察。


世界中でポストFaceBookの一つとして多くの「モノのSNS」が始まった。その中でもクォリティーにウエイトをおいて僕の知人がSumallyという「モノのSNS」を始めた。
以下がabout SumallySumallyの目的は、この世界の存在するすべてのモノの"百科事典"を作ることです。"Sumally"とは、sum(足す)と all(全て)をくっつけて、「すべてを足し上げる」という意味をこめて作った造語です。2010年代の百科事典には、そのモノが何であるのかという情報はもちろん、誰がそれを持っているのか、誰がそれを好きなのか、そして誰がどこで売っているのかという情報も掲載されているべきだと私たちは考えています。自分が何を持っていて、何を欲しいのか。そして何を売っているのか……。ユーザーのみなさまに、モノの情報をベースにこのサイト上でコミュニケーションしてもらうことで、Sumallyは常に進化し続け、世界中のユーザーの力で、この世界の全てのモノを網羅することを目指します。http://sumally.com/

「モノのSNS」を考えていて、日産モコのCMのコピーを思い出した。
日産の軽 MOCO「モコを選ぶ人」篇 
「あなたは、あなたが選んだものでできている。スタイリッシュを選ぶ人へ。」by 坂井直樹とHatenaに書かれていた。もちろん僕の作ったコピーではないが、僕が言いかねない言葉なので、ある意味うまい間違いだ。日産のMOCOCMで竹下玲奈さんが出演し、児玉清がつぶやくこの言葉は、現代の消費文化を見事に言い当てた、素晴らしいコピーだ。

もう少し理解を深めたい方は、P&Gの副社長和田浩子さんのブログを読んでください。What’s Hot / What’s Not http://office.wadahiroko01.com/
車のTVCMで「あなたは、あなたの選んだもので出来ている」というキャッチフレーズ があります。私の親しい友人のコンセプターの坂井直樹さんは、ずっと前から、この考えに基づいて、物作りのためのコンセプト作りをしています。人は、自分なりを表現するために物や、サービスをえらんでいるから、デザインする時に特定の人に嗜好されるように、その考え方や気持ちを反映してデザインするというEMOTIONAL PROGRAMという手法です。

思想家の内田樹氏が割と最近のblogの記事で、同じようなことを言っていた。
「消費文化」とは「人間は消費を通じて自己実現する」というイデオロギーのことである。どんな家に住み、どんな家具を並べ、どんな服を着て、どんな車に乗り、どんな音楽を聴き、どんなレストランでどんなワインを選ぶか・・・といった一連の「商品選択」を通じてその人の「個性」は表現されるという考え方のことである。現在のメディアが「個性的な」という形容詞で記述している人間的行為の99%は「どんな商品を購入しているのか」という水準で語られる。

映画『ヒックとドラゴン』は、素晴らしく精巧に出来たドラゴンのトゥースに期待値があがる。


















昨日映画マニアの友人と飲んでいて、最近見た映画で何を見るべきか?という話しに出てきた『ヒックとドラゴン』。残念なが見過ごしていた。舞台『ヒックとドラゴン』はメルボルンのショーのオープニングを見るだけでも素晴らしく精巧に出来たドラゴンのトゥースに期待値があがる。デジタルデータを買って見よう!
How to Train your Dragon
『シュレック』『モンスターVSエイリアン』を生みだしたドリームワークスアニメーションが贈る最新作。バイキングとドラゴンが長年戦い続けている遠い昔、バイキングの少年ヒックと怪我をして飛べなくなったドラゴンのトゥースが偶然出会う。天敵同士である彼らの友情が起こすを感動的に描いたファンタジック・アドベンチャーだ。
How to Train Your Dragon Official Trailer
遠い昔昔のこと。パーク島ではバイキングとドラゴンが大昔から戦いを続けてきた。何をするにも冴えないバイキングの少年ヒックは、傷ついて飛べなくなってしまったドラゴン、トゥースと出会う。最初はお互いに警戒し合うも、次第にその距離は縮まっていき……



2011年9月10日土曜日

「ゴミの追跡」捨てられたゴミがどこへ行くのかを明らかにすべく、MITでは『TrashTrack』プロジェクトを立ち上げた。

シアトルに住む500人に小さな通信装置を与え、1日に捨てられた3000個のゴミを追跡したのだ。メキシコへ行った「空になったプリンター・カートリッジ」から、テキサス州へ行った携帯電話まで、ひとつの都市のゴミが素早く地球上を移動していく様子を見ることができる。

2011年9月9日金曜日

坂井の2011年の約一ヶ月間の日常、膨大な数の人との付き合い、出会い。






















2011年7月21日(木)~2011年7月25日(月)に行われた「NS_CONCEPT 坂井直樹 展」は、坂井を中心に、様々な分野のクリエーターが集結するコラボレーション展示会でした。その展示会の一ヶ月前から、猪子さんの指示を受けて毎日カメラを持って写真を撮り続けました。­忙しい人間だと言うことを改めて自覚することになりました。

膨大な数の人との付き合い、出会い。そして情報ジャンキーぶりに我ながら呆れます。2011年7月21日(木)~2011年7月25日(月)その一ヶ月の間にやりとりしたTwitterも重ねて表示されます。坂井の2011年の約一ヶ月間の日常を5分23秒のビデオに編集した映像です。

写真:坂井直樹
音楽:多治見智高+井上­泰信
映像編集:チームラボ
‪http://nsconcept.blogspot.com/‬

このカブトムシはトレーシングペーパーから製作されました。10枚の正方形のトレーシングペーパーを使い、見事にフォルムを表現しています。


日本の特徴的な文化でもある「折り紙」私たちがよく知る折り紙は、こんなにも豊かな表現が可能です。






















カブトムシにしか見えないこの作品。平面の紙から造り出されたこれらの作品には圧倒されます。






















一枚の平面の紙から立体を造り出すという概念が、他文化の人々にとっては刺激的なのでしょうか?






















日本人の私から見ても素晴らしい作品ですが…Shuki Katoさんは名前から想像するにハーフ・ジャパニーズかもしれません。

ここに展開図があります。作ってみたい方はどうぞ!

Shuki.Katohttp://www.flickr.com/photos/origami-artist-galen/with/6113258008/
【一枚の平面の紙を立体へと造り上げる、圧巻の創造性】http://thisiscolossal.com/2011/09/origami-beetle-by-shuki-kato/

2011年9月8日木曜日

100秒の間に、500人もの人が手に写真を持ち、登場するストップモーションアニメーションの不思議。

500人もの人々が登場し、完成したストップモーション映像。動きに差異があり、大変興味深いです。100秒の間に500人もの人々が登場します。人々は手に写真を持ち、その写真が映像として存在しています。よって、なにやらディスプレイを持っている様に見えますね。

この映像はスピードに差異があって大変興味深いです。0.2秒に一人という高速な時間、しかし人は動かない。そして100秒間動き続ける写真。ちょっとしたアイディアでも、このような興味深い映像が製作できますね。【500人もの人が登場するストップモーションアニメーション スピードの差異が興味深いです】http://www.booooooom.com/2011/09/01/500-people-in-100-seconds-by-eran-amir/

ロンドンの100年間のファッション・スタイルの変化を、音楽とダンスで100年間にも渡る期間を再現しています。



















この映像はロンドンでオープン予定の[Westfield Stratford City]のオープニングの為に製作されました。音楽とダンスで100年間にも渡る期間のスタイル変化を再現しています。
100年(一世紀)という時間は私たちの装いをどのように変化させるのか?
東ロンドンで4日間に渡り撮影され、数百にも及ぶ衣装交換がありました。音楽は、オスカーにノミネイトされているTristin NorwellTristin Norwellはシンプルな曲、かつ100年を10年刻みで解釈可能な音楽を選曲しました。スタイルの変化は循環している部分とそう出ない部分があり、100年というスケールで捉えると大変興味深いです。これが東京やパリならばどんな映像になるでしょうか?
【一世紀で人間のスタイルはどれほど変化するのだろうか?】http://www.fubiz.net/2011/08/31/100-years-of-style/

2011年9月7日水曜日

これは何ともユニークな作品です。いったい何で描かれていると思いますか?































この作品は「Bread Toasted」そう、トーストされたパンの集合で描かれています。写真家Henrry Hargreavesによる作品です。4年前にNew Yorkに定住し、 Ralph Lauren, New York Magazine, GQ, NYLONなどをクライアントに活動をしています。この「Bread Toasted」はNYでの活動で発表された作品の一部です。





























【これは何で描かれているでしょうか?なんともユニークな写真作品】http://www.lostateminor.com/2011/08/25/giant-beatles-portraits-made-from-toast/