2011年10月31日月曜日

「だから学生は嫌われる20の理由」を読んで、皆さんはどう思いますか?

40才前後から、幾つかの国立大学の工学系のエンジニア予備軍にデザインを教える機会が増えてきた。客員教授や特別講師の立場での教育を行ってきたが、専任の教員は慶応SFCが初めてだった。今3年半が経過し、少し大学や学生が理解出来るようになってきた。またSFCの卒業生が自分の経営する会社に入社してくれたり、インターンで参加してくれる学生も出てきて自分の人生の枠組みが広がり、今は教員をやって良かったと思う。その中で学生の特質の良い面の話は、後日書くとして、今日は慶応SFCの国領二郎先生の研究プロジェクトにあるやや辛口の「だから学生は嫌われる20の理由」を紹介したい。果たして自分はどういう学生だったのだろうか?当時の先生方に聞いてみたい。http://bit.ly/didpe5
これらの学生と文面は必ずしも一致しない。













「だから学生は嫌われる20の理由」
1)約束時間に遅れる

2)必要なときにメールがかえってこない (24時間以内に戻ってこない)
3)必要なときに携帯につながらない

4)携帯に伝言を残してもリプライがない
5)大して忙しくないのにすぐ忙しいからと仕事を断る
6)すみません、メールを読んでいませんでした、とすぐ言い訳する
7)評論家的な意見を言うばっかりで、自分が当事者として意見をいえない

8)理想論ばっかりで地に足がついていない
9)仕事を抱え込みすぎて、すぐにオーバーフローする
10)オーバーフローしてもケアせず、他人任せ

11)仕事のクオリティの落差が激しい
12)仕事のクオリティが低くても平気

13)途中でちょっとつらいことがあるとすぐ仕事を投げ出す

14)ちょっと難しい仕事だと、「すぐできません」という

15)生意気なことを言う癖にすぐに仕事を放り出す
16)ちょっと厳しいことを言うとすぐやる気をなくす
17)経験者とのコミュニケーション方法を知らず無礼
18)生意気なことを言わず自分は経験ないからとすぐ引っ込み思案になる

19)アイデアへの自信過剰

20)失敗の理由を分析せず自分ではなく外部の責任にする

2011年10月30日日曜日

若いチリ人アーティストFredoによる、3Dドローイングです。これらは全て鉛筆で製作され、まるで紙から飛び出している様なドローイング。


















若いチリ人アーティストFredoによる、3Dドローイングです。これらは全て鉛筆で製作されています。まるで紙から飛び出している様なドローイング、これらの作品は彼が16-17歳の時に描いた作品です。















本名はWladimir Inostroza、彼のアーティスト名は、M.C. Escher, Rembrandt, Beksinski and Arcimboldoらからインスピレーションを受けたものだそうです。Fredoは独学で、このペインティングスタイルを編み出しました。これらの作品は、30分で完成したものから、1月を費やすものまである。このレベルに達するまでに彼は現実のモノがそのものに見える様、ドローイングを繰り返した。

















彼のインスピレーションの大半は、 Tool, Sigur Rós, and Explosions in the Skyなどからきているそうだ。
若い才能が、誰に指導される事無く確立した3Dドローイング http://www.boredpanda.com/3d-pencil-drawings-by-17-year-old-fredo/

2011年10月29日土曜日

グウェン・ステファニーのA0版より横幅が少し大きいポスターが制作できるサイト

横5列と縦4列で構成されたGWEN STEFANI のポスターは、20のセクションがA4サイズになっています。グリッド内の長方形をクリックするとダウンロードが始まります。画像を繋いでいくと完成し1050×1188のサイズとなり、A0版より横幅が少し大きいポスターの完成だ。皆さん土曜日のホビーにお勧めです。→http://showstudio.com/project/love_angel_music_baby



























GWEN STEFANI AND NICK KNIGHT
Nov 4 2004
Love, Angel, Music, Baby

クィーン・オブ・ポップ・セレブ、No Doubtの紅1点ヴォーカリストのグウェン・ステファニーのソロ・デビュー。デビュー・アルバムのコンセプトは、彼女のファッション・ライン“L.A.M.B”をフルタイトルに掲げている。
Gwen Stefani's 2004 album


http://showstudio.com/project/love_angel_music_baby

2011年10月28日金曜日

一輪の花がスローモーションで飛び散っていきます。音楽もドラマティクです。














Massive Attack by Nick Knight‬の作品は、常にシンプルで美しい。

ファッション写真家としてのデビューは『ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)』のカタログ写真の撮影。写真技術でイノベーションを起こしたと賞賛される。90年には『i-D』誌のフォトエディターとなり、テリー・ジョーンズとともにユニークでファッショナブルな映像や写真を多数制作している。

鉛筆のグローバル・スタンダードを作った「ファーバー・カステル」社のペン一本のみ使い、円を描く事だけで、素晴らしい作品に出来上がっています。

ペンの広告用に製作されたこの映像、グルグルと円を描いているはずが、いつの間にか絵が完成しています。シンガポールを拠点に活躍するアーティストChan Hwee Chongによる作品。















鉛筆のグローバルスタンダードの長さ・太さ・硬度の基準を作成した「ファーバー・カステル」社のペン一本のみで、円を描く事だけで、素晴らしい作品に出来上がっています。




























この円には大変な意匠や仕掛けがありますね。これはどのような方法を用いて、絵に見せているのでしょうか?

Faber Castell from eric yeo on Vimeo.
<Chan Hwee Chong >http://www.behance.net/Hweechong【円を描いている様で、大変な意匠が込められているドローイング】http://thisiscolossal.com/2011/10/incredible-spiral-illustrations-by-chan-hwee-chong-for-faber-castell/

ファーバー・カステルとは?
1761年にカスパー・ファーバーが鉛筆の製造を行った事に始まる。1851年、後継者ローター・フォン・ファーバーが鉛筆の長さ・太さ・硬度の基準を作成。(いわゆる六角形デザインの鉛筆)この基準は150年以上経った今でも世界中で使われている。1905年にアレグザンダー・ファーバーカステルがCASTELL 9000番を発表。このCASTELL 9000番は、世界的に有名な鉛筆の一つである。(ソースはwikipedia)

「しまう」「削る」「消す」「書く」すべての機能が集約されている。

2011年10月27日木曜日

森林火災からインスピレーションを受け、数万本ものクレヨンで製作された作品
















Herb WilliamsがCrayolaというクレヨンを使用して製作した作品。絵を描くクレヨンで製作した、スケール感のある作品。彼は「6万本のクレヨンが今夜必要だから提供してくれ」と言いかねない程の行動力がある男だと周囲の人々は語る。
































この作品は『Unwanted Visitor, Portrait of Wildfire』Facebookにこの作品の一連の様子が掲載されています。
http://www.facebook.com/portraitofwildfire
































これらの作品は、The north edge of Bastrop State Parkで起きた火災からインスピレーションを受けた様です。
この作品も火災を受けた木々の様に、熱によって溶けてしまいます。
See how fast wildfire spreads-Texas Parks and


<Herb Williams>http://www.herbwilliamsart.com/
【自然災害からインスピレーションを受け、数万ものクレヨンで製作された作品】http://thisiscolossal.com/2011/10/crayon-fire-sculptures-by-herb-williams/

2011年10月26日水曜日

Making Of Time - by Qwaqa‬「時をかける少女」のコピーでもなくフェイクでもないリミックスムービー


















「時かけ」のキャッチコピーは「待ってられない 未来がある。」ある日突然、時間を跳躍する「タイムリープ」の能力を身につける少女の物語。ニコ動は文字を書き加えるという参加だが、‪Making Of Time‬を見ると、タイトル通りで、あらたに時間や画面を再構成し描き加えることで参加している。コピーでもなくフェイクでもない。そしてこのアニメには、いかに多くの外国人のファンがいるのかがわかる。

‪Making Of Time - by Qwaqa‬「時をかける少女」のリミックスムービー
『時をかける少女』(The Girl Who Leapt Through Time)は、2006年7月15日に現角川映画から公開された日本のSFアニメ映画。筒井康隆の同名の小説を原作としている。監督は細田守、アニメーション制作はマッドハウス。

2011年10月25日火曜日

ピカソの名言は、以外にもジョブズの言葉に似ている。イノベーターには頂点を極めると見える世界があるのだろうか?










ピカソは生涯で7万枚もの絵を描いたということはすごいことだ。単純に計算すると成人してから考えても一日に3点描いたことになる。すごい数量だ。ピカソは作風がめまぐるしく変化した画家として有名であり、それぞれの時期が「何々の時代」と呼ばれている。ゲルニカはじめ、その多くの時代の作品がアート界にイノベーションを起こしたことにも驚かされる。以下ピカソの名言だが、どこかジョブズの言葉に似ている。どの時代でもどの業界でも、イノベーターには頂点を極めると見える世界があるのだろう。


私はいつも自分のできないことをしている。そうすればできるようになるからだ。

いかなる創造的活動も、はじめは破壊的活動だ。

明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけ。

冒険こそが、わたしの存在理由である。

すべてのものは、かぎられた量しかない。とくに幸福は!

芸術は、苦しみと悲しみから生まれる。

芸術は、真理を悟るための、虚構である。

想像できることは、全て現実なのだ。

回教徒が寺院に入るとき靴を脱ぐように、私は仕事中、ドアの外に肉体を置いてくる。

画家は労働者が働くように勉強しなければならない。

私は大金を持った貧乏人のように暮らしたい。

芸術家の資格は、智慧と注意と誠実と意志のみである。

ひらめきは、自分で呼び込めるものではない。わたしにできるのは、ひらめきを形にすることだけだ。

2011年10月24日月曜日

サンプリング・カットアップ、リミックスの達人Qwaqaが作ったポニョも出てくるPencilHeadというストップモーションアニメ。

馬の頭の数字は何だろう?ポニョも出てきます。エッシャーも出てきます。オタマジャクシも出てきます。精子と卵子の結合も出てきます。金正日+毛沢東も出てきます。













全編モノトーンの映像が良い感じのストップモーションアニメです。しかもこの作者は描画のタッチが実に多才です。音楽も最高!すべてが格好いいです。相当日本のアニメを見ているはずの作者Qwaqaの作品です。サンプリング・カットアップ、リミックスの達人が作ったPencilhead。

PencilHead from qwaqa on Vimeo.

Moving pictures by Qwaqa

ジョブズ自身がナレーションを行った「シンク・ディファレント」を見つけた。


ジョブズ自身がナレーションを行った「シンク・ディファレント」を見つけた。残念ながらこれはオンエアーされず、テレビにオンエアーされたのはRichard Dreyfussの声。ジョブズの方が良かったのでは、、今、この声を聞くと感傷的になる一方でThink differentという言葉が鮮やかに生きてくる。

‪Steve Jobs........One more thing‬

このジョブズのプレゼンテーションのお約束「ワン・モア・シング」も今見ると泣かせる。

2011年10月23日日曜日

未来のユーザに、忘れられていたデータベースに接続する機会を与えるというが、「本当のところ、人類は何を探しているのだろう?」

最近未来のビジョンを描いた素晴らしい小説や映画を見ていない気がする。名作ブレードランナー辺りが近未来のイメージの原形となり、そのイメージを複製した作品が多いような気がする。












「株式会社人工楽園」を想定したこの実験的な映像は、未来を予期して作られたようだ。人類のすべての失われた記憶を保持していると仮想した「有機的なバーチャルリアリティ」に基づき開発されたユニークなソフトウェアのビジュアルイメージ。シャワーヘッドやイカをイメージする有機的なプロダクトイメージ。それは未来のユーザに、忘れられていたデータベースに接続する機会を与えるというストーリーなのだが…「本当のところ、人類は何を探しているのだろう?」
ARTIFICIAL PARADISE,INC.

ARTIFICIAL PARADISE,INC. from JP Frenay on Vimeo.

Awards & Recognitions//
• Honorable mention for Artificial Paradise, Inc @ Fargo Film Festival 2010, USA
• Nominated for Best technical Realisation @ Animago Award 2010, DE
Full Publications and Festivals list : frenayjp.be/ #96077/ ARTIFICIAL-PARADISE-INC

2011年10月22日土曜日

まるで映画ターミネーターの世界な様な作品達はムービープロップのようです。ディズニー等のアニメキャラが武装した彫刻。




















これらは韓国人アーティスト、Son Hyun Wooによるものです。アニメーションとはあまり結びつかない様な、クールな無機質で武装したキャラクター達、これらは『Cruel Fairy Tales 3』という展示会で展示された作品です。本来は柔らかく暖かいキャラクター達が、その逆である無機質で固く武装したキャラクターになっています。この逆の要素が組み合った作品達は興味深いですね。



<Son Hyun Woo>http://www.songeunartspace.org/programs/user/cube/cube_ex_p_ex1.asp?num=154
【真逆のイメージを結びつけて製作された作品】http://thisiscolossal.com/2011/10/so-hyun-woo/













2011年10月21日金曜日

素晴らしくアップテンポな映像表現は、どんどん巧みになり多様な見せ方を用いる事で、商品をより魅力的に見せます。














様々なテクニックが使用された映像表現は、どんどん巧みになっていきます。多様な見せ方を用いる事で、商品をより魅力的に見せます。時計やアイウェアなど、一つのパーツ等にフィーチャーすることで、商品それ自体からは見られない部品や構成を魅力的に見せています。

MACHINE MOLLE / Showreel (2011) from Machine Molle on Vimeo.
音楽PVでは、アーティストや曲の世界感を多様なアイディアで表現しています。映像表現は技術とアイディアの組み合わせによって日々進化して行きますね。
【一つのパーツ等にフィーチャーすることで商品それ自体からは見づらい部品や構成を魅力的に見せている映像】http://www.fubiz.net/2011/10/10/machine-molle-showreel/

2011年10月20日木曜日

地球外生物が製作したような非常に美しい映像です。まるでジュエリーのように光り輝くプロダクトのようでもあります。











ガラスのような氷の様な素材でできた機械式の何かが動いている映像です。










これはなんの機構なのでしょうか?人間が作る様な機構ではなく、自然発生的に誕生した様な機構です。

Eva / Film Main Titles from Dvein on Vimeo.
スタジオDveinという製作会社の、スペイン人ディレクター、Kike Mailloの初ディレクター作品です。なんとも引きつけられる映像です。この映像は「EVA」と名付けられた作品のオープニング映像のようです。この映像は何に使われるのでしょうか?映画のオープニングの様でもあります。
【地球外生物が製作した様な、非常に美しい映像】http://www.fubiz.net/2011/10/11/eva-main-titles/
<Dvein>http://www.dvein.com/
Explore this beautiful opening sequence (Opening Titles) by the studio Dvein , the first feature film by Spanish director Kike Maíllo soberly named "Eva". A comprehensive approach mechanisms and very impressive introduction to this futuristic thriller.

2011年10月19日水曜日

『Where are we going?』が、この映像の作品名です。何とも示唆的なこのタイトル、作者は何を伝えようとしたのでしょうか?














『Where are we going?』が、この映像の作品名です。何とも示唆的なこのタイトル、作者は何を伝えようとしたのでしょうか?まずは静止画と映像を見て下さい。

Where are we going ? from David Coiffier on Vimeo.
様々な街の人間の営みを捉えています。人々はそれぞれ、どこかへ向かい、列車や車もまたどこかへと向かって行きます。そして映像は自然の営み(動き)と人々。都市とは異なる、自然の中の人の営みは、自然と同調している様な緩やかなものです。最後に自然の流れへと向かっていきます。大変美しいこの映像が私たちに示唆していることはなんでしょう?我々はどこへ向かっているのでしょうか?
【示唆的な大変美しい映像】http://www.fubiz.net/2011/10/14/where-are-we-going/

2011年10月18日火曜日

広告/編集衝突、記事内容と関連がありそうな広告が一緒のページに掲載されることを「チャイニーズ・ウォール」と言い、WEBでは問題がないが、雑誌ではタブーの謎。

「チャイニーズ・ウォール」は従来のオールド・メディアの大半が、編集チームと広告チームの間に築いている壁(ルール)で、広告主が編集者に影響を及ぼせないようにしているのだ。しかし、チャイニーズ・ウォールだけでは不十分だ。読者に信頼される必要もあるので、車の記事のとなりに車の広告を載せたり、ソニー製品のレビュー記事の近くにソニーの広告を配置したりしないようにして、見た目の影響さえも避けている。理想は、ひとつの号に同種の製品の広告と記事を掲載しないことが旧来の編集の約束事だ。




















しかし、驚異的な成功となったグーグル・アドセンスの魅力は、広告とコンテンツが一致していることだ。WEB画像のwiredの事例を見れば解る。カメラボールの記事にNikonの広告が掲載されている。雑誌などのオールドメディアが禁じている行為をするグーグルに、広告主は多額の料金を支払う。つまり、ソニー製品のレビューのとなりにソニーの広告を置くのだ。そしてそれを読者は喜ぶ。関連性こそ大切なのだ。

つまり「チャイニーズ・ウォール」のルールは、雑誌とは人間によって編集されるものであり、人間は金銭で堕落しうる。と考えられている。一方、ウェブ上の広告はソフトウェアのアルゴリズムによって掲載されるので、より純粋なものに思えるのだ。アルゴリズムによる「無人化」「無作為」感で、信頼性を維持してる!人間の判断は信用しないが、アルゴリズムが正しいと言う思い込みがありますね。面白いです。(記事ソースは書籍フリーから)

2011年10月17日月曜日

大抵はショップの隅に追いやられている試着室を、ブランドの世界へ導く興味深いタグのイノベーション
















アパレルは、ブランドやデザイナーの世界感を売っている。その為に各ブランドが行っている挑戦。イノベーションが起こりづらいアパレルでも、IT程のスピードではないにしてもイノベーションは起きています。このタグ技術は、各服のタグにそれぞれの音楽を再生する様なコードが組み込まれています。それによって試着室で服を試着すると、それぞれの服の世界感を表した音楽が再生されます。

手掛けたのはブラジルの音楽ブランディング会社Gomus。それぞれの特定の衣服に、試着室での音楽環境を作成するためのRFIDが組み込まれています。

ISSEI MIYAKEのショップ「エルトブ テップ」では、鏡の位置や座る場所等、試着室の隅々まで大切にデザインされている。















しかしながら、試着室は大抵ショップの隅に追いやられて、服を購入する際の「試着」という大変重要な行為を、各ブランドの世界等に結びつけられていませんでした。したがって、このような試着室にまで、また一着一着を試着することでその服の世界感を経験できるというのは、大変興味深いイノベーションです。
http://www.psfk.com/2011/08/tag-technology-matches-melody-to-apparel%E2%80%99s-mood.html

2011年10月16日日曜日

初め静止画かと思うくらい遅くて、、、、その後、、、突然!何か、面白いですね。














タイムワープ・ベストスーパースローモーション

http://dsc.discovery.com/videos/time-warp-best-of-super-slow-motion/
Time Warp: Best of Super Slow Motion

紫舟さんの書が、チームラボの技術で、花や鳥や風や波や火や樹木に変化していきます。2011年の花鳥風月です。

‪Love Letter Project 11 書のインスタレーションプログラム‬/恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム/ラブレタープロジェクト'11展 今日が最後です。10月16日(日)10:00〜18:30 /紫舟×チームラボ /入場無料

■書:紫舟■インスタレーション:チームラボ■音楽:高橋英明
http://www.standard-works.com/LLP/LLP11.html

2011年10月15日土曜日

世界最大のスペースインベーダーゲーム。スケール感、プレイ性ともに最高レベルです。

イングランドのフットボールチーム「チェルシー」のメンバーが挑んだのは、世界最大のスペースインベーダーゲームです。3Dプロジェクションマッピングされた映像に、サッカーボールを使ってインベーダーゲームをプレーしています。Real Motion Gaming Technology: Chelsea Football Club












3Dプロジェクションマッピングは、単なる投影から次のフェーズ、インタラクティブの体験へと移っています。またゲームもwiiやKinectの登場によって、UIもジェスチャーのような物理的な運動へと移っています。この両者が合わさる事で、私たちはハードウエアのインターフェイスやモニターから解放され、物理的な新たなゲーム体験をすることになる。

Real Motion Gaming Technology: Chelsea Football Club from Scott Ashton on Vimeo.
【3Dプロジェクションマッピングは次のフェーズへ そしてテレビゲームはモニターから解放され、新たな領域へと到達しつつあります。】http://www.digitalbuzzblog.com/worlds-biggest-space-invaders-game/

2011年10月14日金曜日

名前は?ですが、電気ギターと3つの扇風機だけで構成されたインスタレーション・ムービーは静かで美しい。














サウンドスケープは、確率論的な扇風機から生じる空気のゆらぎによって、自然に生成されます。動きの静けさ。自己生成的なサウンドスケープ。

blowjob - aeolic concert for 3 electric guitars and fans from Enrico Ascoli - Sound Design on Vimeo.
http://vimeo.com/26393447
blowjob - aeolic concert for 3 electric guitars and fans
by Enrico Ascoli - Sound Design

2011年10月13日木曜日

水(五代松鉱山)と名付けられた鶴田憲次の新作絵画。これは写真ではなく、人間が筆で描いた絵だ。形を描いているのではない。

水(五代松鉱山)と名付けられた鶴田の新作絵画。これは写真ではなく、人間が筆で描いた絵だ。形を描いているのではなく、彼の目に映る光を描いているそうだ。今回は鶴田憲次の個展のお知らせ!京都へ旅行の予定がある方は、ぜひ、本物を見てください。関西の情報と東京の情報は未だ落差があるようだ。この展覧会の情報も鶴田本人から送られた葉書で知った。WEB上でも天才鶴田の情報はほとんどない。
















天才鶴田憲次が「人間の目をごまかすのは極めて簡単だ。その範囲でしか描かなくなった。」と解説している。これを描いた鶴田に言わせるとRGBという光の三原色を一つずつのフィルターに分けて、彼の目に見える光を描いているそうです。つまり形を描いているのではなく、彼の目に映る光を描いているそうだ。天才の話は凡人には参考にならない。この絵を描いた鶴田憲次は、京都芸大に同じ時期にいた友人だ。点描のように細かいドットの集積によりスーパーリアリスティック絵画を展開する作家だ。テーマは、常に形のない砂や水の波紋などを描きながら、時間と空間との関係を際立たせる作品を展開してきた。
http://bit.ly/e5q4zd

鶴田憲次展―niwa―
会場:アートスペース東山/京都市東山区三条通神宮道東入ル北側
会期:2011年10月25日(火)~11月16日(日)
時間:11時~18時(月休 日17時まで)
TEL:075-751-1830
初日17時よりオープニングパーティ開催。

鶴田は鉱石の収集でも有名人だ。今回の作品の対象となった五代松鉱山は、奈良県の天川村は修験道の開祖・役行者に縁の大峰山の麓の村。大峰山は、今となっては日本で唯一の、女人禁制が残る霊山で、その麓に五代松鉱山がある。磁鉄鉱や灰鉄輝石、アンドラダイト、方解石、水晶などが採取できる。

2011年10月12日水曜日

いくつものレイヤーによって構成される作品。計算し尽くされた、レイヤーを重ねた作品は圧倒的な迫力です。














Michael Murphyによって製作されたワイヤー・ポートレイトと名付けられた作品群。どれもいくつものレイヤーがあり、どの角度から見ても鑑賞に堪える作りになっていて、異なる作品のように見えてきます。

LOOK works by Michael Murphy (2011) from Vanja Srdic on Vimeo.
ポートレイトのみならず、水面を音によって振動させ、いくつものレイヤーを造り出す作品もあります。音の振動によって反応する水面が大変美しいです。
【いくつものレイヤーによって構成された作品】http://www.fubiz.net/2011/10/04/wire-portraits/

2011年10月11日火曜日

向こう側の世界のほんの一部しか見えないだけに、一層不思議なメッセージを感じるムービーです。一般的には饒舌なアーティストは以外にも寡黙な作品を作ります。

何だか不思議なメッセージを感じるムービーです。オペラ・プリマと名付けられたsilvano bauduccoの作品。
向こう側の世界のほんの一部しか見えません。それだけに想像力は膨らみます。皆さんはどう感じますか?饒舌なアーティストは以外にも寡黙な作品を作ります。

opera prima by silvano bauducco from Enrico Ascoli - Sound Design on Vimeo.
opera prima by silvano bauducco
http://vimeo.com/4593906

破壊と創造が、表裏一体で繰り返され、ブラックバックに多様な光の反射をする水の造形は、大変美しいです。

水を捉えた大変美しい映像、ブラックバックに多様な光の反射をする水。流動する水には何とも言えない魅惑があります。













これは「Infinite Water」と名付けられた映像です。Rimantas Korb Lukaviciusによってデザイン・制作されました。水という物質への、そして液体としての水のインタラクションを探究したものです。人間の体は大半が水でできています。私たちは水に何とも言えない、親近感や安心や魅力、そして危険等を不思議と感じます。まるで時間の流れが揺るやかに成った様に、また母なる大きな流れに巻き込まれた様に、この映像は私たちを引き込んで行きます。

Infinity Water - Case Study from KORB on Vimeo.
【母なる魅力を持った水の、大変美しい映像】http://www.fubiz.net/2011/10/06/infinite-water/

2011年10月10日月曜日

1日3万回再生のYouTubeの収益のみで旅するムービー作家永川優樹という生き方(京都クルーズ)

‪KYOTO - CRUISE 2009‬

1日3万回再生のYouTubeの収益のみで旅するムービー作家永川優樹という生き方(京都クルーズ)http://bit.ly/pC0gNi

コンセプトエアバスのデザインも未来へ向かって進化しています。この時代ならEV飛行機も飛んでいることでしょう。















これは未来の「Airbus 2050」のコンセプトです。未来の旅行を思わせる、様々なテクノロジーとアイディアの結集です。ボディーはパノラマビューイング可能な様に、透けています。ボディーが透けるだけでも、飛行機という移動手段はまた別の価値を提供します。

これまでの飛行機内の限定された、縛られたイメージとは打って変わり、自由にかつテクノロジーを謳歌出来る様な仕様になっています。こんなコンセプトが実現したら確かに未来を感じます。また単なる移動手段としてでなく感動や驚きの経験を提供するアミューズメントパークのようでもあります。【さらに別の価値を付加した、エアバスのコンセプト】http://www.fubiz.net/2011/06/27/airbus-2050-concept/


2011年10月9日日曜日

糸が互いに重なり絡む触覚タイポグラフィー(原形はHelvetica)とでも呼ぼうか?

オーストラリアのアーテイストDominique Fallaは、ポスターデザインコンペにエントリーするため、糸が互いに重なり絡むタイポグラフィーの新しいアイデア。We Are All Part of the Same Thing































美しい糸と釘で構成されたポスターのアイデアが生まれた。触覚タイポグラフィー(原形はHelvetica)とでも呼ぼうか?MDFボードに小さな釘を6時間かけて打ち込んだ。色の綿糸を巻線するのには4時間はかけたと言う。奇麗ですね!




http://thisiscolossal.com/tags/design/

「2011年に感じる可能性は、何がデザインの主体なのか?ということ」テレビリモコンが無くなる日

2011年においてデザインというのは、「インターフェイス・デザインのこと」という時代になるかもしれない。2007年にiPhoneが発売されてからケータイのプロダクトデザインに対するモチベーションが急激に萎えたことを思い出した。あれほどの洗練されたUIの魅力に、パッケージデザインだけで立ち向かう気力が失せたのだ。予兆はあったものの「マテリアル」から「インマテリアルへ」の急激なデザインの主体の変化だった。以前は物理的なプロダクトがデザインの主体だった。その役割もエンジニアがスペックを設計し、デザイナーが外側のパッケージをつくるというように境界線が明確だった。しかし、インターネットと物理的なモノの間にも、価値の主体がネットワークの向こう側にあるクラウドになったり、ソフトウエアそのものだったりと、デザインの主体が曖昧になってきてきた。

アップルのiPhoneやiPadのヒットによって,世の中の人たちがやっとユーザー・インターフェースの重要性をかなり認識するようになった。しかし,その技術の進化への度合いは、さほどではない。未だタッチパネルのGUIでしかない。
これらの問題意識の象徴として、テレビリモコンほどひどいUIは無い。メーカーによって様々に異なる仕様とレイアウトがユーザを混乱させている。実際のところアップルTVのリモコンはたった三つのボタンで操作できる。一方、任天堂のWiiは、今のところゲームという限定した用途だが,ジェスチャによる操作を身近にした。マイクロソフトxBoxのKinect(キネクト)は、もう一歩進んでコントローラというハードを用いずに操作ができる。共にジェスチャや音声認識によって直観的で自然なプレイを可能にした。これらの技術を応用すれば、将来テレビや自動車までコントローラというマテリアルを持たずにマシンを操作する事が出来る可能性さえ出てきた。インマテリアルUIの本格的な始まりだ。

デザインとテクノロジーの境界線がなくなる時代には、プロダクトとはネットワークの向こう側と物理世界にいる我々の間に存在しているインターフェイス(窓口)でしかなく、プロダクトの価値は物理的なデザインでもなければ、ハードとしての機能でもないと思う。チームラボの言う“New Value in Behavior”。つまり本来の目的を達するために行う日常の何気ない行為としてのインターフェイスに全く別の価値を見出そうというデザインの新しい時代の到来だ。

2011年10月8日土曜日

投機ではなくて、自然のサイクルと同じく持続可能性のあるスイスの銀行の投資ファンドだと語る「COOP EVOLUTION」の素敵なダーウィン的なPRムービーです。














スイスの銀行の投資ファンドのPR「COOP EVOLUTION」です。お金がどんどんと増え、金額が増えるに従って進化していくという動画になっていて、最初はオタマジャクシから始まって人間へとつながっていきます。

最後のコピーは「Wir sind alle Teil der Natur.Investieren Sie in die nachhaltigen Anlagefonds der Bank Coop.」と表記され、投機ではなくて、自然のサイクルと同じく持続可能性のある投資ファンドだという意味のようです。僕は、株も不動産も投資の才能が無く、唯一成功するのはアートの購入だけです。好きこそモノの上手なれでしょうか?Bank Coop Evolution.

マラウィ人の少年が14歳で自家発電用の風車を作りました。


















貧困と飢饉という環境の中で現在22歳になったウィリアム・カムクァンバが2度目のTEDステージで、彼自身の人生を変えた心を打たれる発明品の話をします。一度EVブログで取り上げたのですが、TEDで翻訳文も掲載されていました。


Why you should listen to him:
ありがとうございます 2年前 私はタンザニアのアルーシャでTEDのステージに上がり 私の一番の自慢である発明品について簡単に話しました 私の人生を変えた単純な装置ですそれ以前 私は マラウィの家から 外に出たことはありませんでした コンピュータを使ったことはなくインターネットも見たことがありませんでした 当日 ステージの上で私はとても緊張していたんです 英語が出てこなくなって 吐きたくなりました (笑) あんなにたくさんのアズングに囲まれたのは初めてでした 白人のことです (笑)前回 話さなかった話があります 今は晴れやかな気分なので 今日はその話をしたいと思います 私は7人兄妹で そのうち男は私だけです これは父と小さかった時の私です 科学の驚異に気がつく前の私は貧しい農民の国にいる― ごく普通の農民でした みんなと同じく トウモロコシを作っていました。ある年 私たちの運命は激変しました 2001年にひどい飢饉に見舞われたのです 5か月もしないうちにマラウィ人みんなが餓死し始めました 私の家族は夜に一度だけ食事をしました みんなでンシマを分けると 3口分にしかなりません 食べても体には何も残らずやせ衰えていきます。

マラウィで中等学校に行くには 授業料を納入しなければいけません 私は飢餓のために学校を中退せざるを得ませんでした 私は父を眺め 乾ききった畑を眺めました そこには受け入れられない将来がありました。私は学校にいられることが幸せでした ですから 私は教育を受けられるなら なんでもやろうという気持ちになりました そして図書館へ行きました 科学系でも特に物理の本を読みました 英語はよく読めませんでした 図解の周りに書かれている言葉を 学ぶために図解や絵を使いましたある本から風車の実用的な知識を得ました その本は風車は水を汲みあげて発電できると書いてありました 水を汲み上げられれば灌漑ができます その当時 見舞われていた― 飢餓への防衛策となります ですから私は自分の風車を作ることにしました でも 材料がありませんでした 私は廃品置き場へ行って 材料を集めました 母を含むいろんな人が 私は狂ってると言いました (笑)

ラジエータファン 緩衝器 ポリ塩化ビニールパイプを見つけました 自転車の車輪と古い自転車の ダイナモを使って 私は 装置を組み立てました 初めは電灯が一つでしたが 4つまで取り付けました スイッチもつけ ある絵を参考に作った― ブレーカーまで作りました 別の装置が灌漑用の 水を汲み上げます。私の家の前には人が列を作り始めました (笑) 携帯電話の充電をするためです (拍手) 追い払うことは出来ませんでした (笑) リポーターもやって来ました それがブロガーへと伝わって それがTEDいうところからの電話に繋がったのです 以前は飛行機を見たことがありませんでした ホテルに宿泊したこともありませんでした だからアルーシャでのステージでは 英語が出てこなくなったのです 私が言ったのは “私はやってみて そして作りました” というようなことです。私のように 夢を追うにも 困窮しているアフリカ人や 貧しい人みんなに向けて 言いたいことがあります 神のご加護がありますように いつか これをインターネットで見ることがあるでしょう 自分を信じてください と私は言いたいです 何が起ころうとも諦めないで ありがとうございます (拍手)
(TEDからの転載)

2011年10月7日金曜日

クレージーな人たちがいる、物事が世間と違って見える人、彼らは物事を変える人だから。アップルが1997年に展開していた『Think different.』広告キャンペーンのCM

アップルが1997年に展開していた『Think different.』広告キャンペーンのCMを紹介。アインシュタインやエジソン、ガンジーなど世界の偉人の映像をつないだだけのシンプルなもの。でも、今見ても鳥肌が立つくらい素晴らしいCMです。

「クレージーな人たちがいる……物事が世間と違って見える人……彼らは物事を変える人だから。発明する人だから。想像力のある人だから。詳しく調べる人だから。創造する人だから。まわりに刺激を与える人だから。人類を前に進める人だから」アップルのCMです。時代を変えようとする人の行動や考えは、これまでの常識から見るとクレイジーに見えるかもしれません。しかし現代で「クレイジーだ」と言われ­ているものは、新時代の常識になるかもしれません。

ハーバードの教授は、ジョサイア・ウェッジウッド、ジョン・D・ロックフェラー、アンドリュー・カーネギー、ヘンリー・フォード、エスティ・ローダーなどの有名アントレプレナーとよく似ているとスティーブ・ジョブズを評する。全員、積極的に動くトップセールスマン、好奇心が強烈、想像力が鋭いと同じ特質を持つという。

時代と本人の資質の相性もあったのだろう「ジョブズが大人になったのは経済・社会・技術が大きく変わろうとしていたころで、後に情報革命と呼ばれるようになる時代だった。ウェッジウッドは18世紀に英国で陶磁器メーカーを興して世界初の消費者ブランドを打ち立てたが、彼も、物事が大きく変化した産業革命の時代に育った人物だった。ロックフェラーは1870年代から1880年代に近代的な石油産業の基礎を築いたが、そのころは鉄道輸送と大量生産によって米国が農業社会から産業社会へと変革する時代だった。時代が変わるときには必ず、その変化を象徴するカリスマが誕生する。「ザ・ブランド―世紀を越えた起業家たちのブランド戦略」にこのことは極めてドラマティックに書かれている。

2011年10月6日木曜日

アップルは明確なビジョンを持ち、創造性に溢れる天才を失った。そして世界は素晴らしい1人の人間を失った。

アップル社はHPで、スティーブ・ジョブズの訃報を正式発表。
トップページにはジョブズ氏のポートレイトの横に、「1955-2011」と書いてある。
写真をクリックすると、以下の声明が書いてあるページに飛ぶ。
http://www.apple.com/















アップルは明確なビジョンを持ち、創造性に溢れる天才を失った。そして世界は素晴らしい1人の人間を失った。スティーブと共に働き、このことを幸運にも知ることが出来た私たちは親友であり、精神的な指導者を失った。スティーブは彼のみにしか作れないものを残し、彼の精神は永遠にアップルの根幹となる。
「もし皆様が"考え"、"思い出"、"追悼"を共有したいと思っていたらこのrememberingsteve@apple.comアドレスにメールを送って下さい。」
と注意書きがある。