2019年1月24日木曜日

香港生まれニュージーランド育ちのトン・マクの作るキャラクターや絵画は天真爛漫で素晴らしい。










2014年以降中国は文化面でも元気に溢れる。その元気の象徴の一人がトン・マクだ。香港生まれニュージーランド育ちのトン・マクの作るキャラクターや絵画は天真爛漫で素晴らしい。FLABJACKS(ぶくぶくのジャック)という二重あごの太ったキャラクターのイラストレーションでデビューしたイラストレーター。
































現在は上海を拠点にして活躍しているが、彼女が広く知られるようになったのはナイキの「フリーエクスプレッション」プロジェクトがきっかけになっている。其の他グッチやレクサスと言ったグローバルブランドとのコラボレーションも実現した。
この多様性に満ちた個性の背景にはロンドン大学で学んだ比較人類学も影響しているかもしれない。北京で開催した個展「マジカル・ナチュラル」で中国人の心も鷲づかみした。





















































http://flabjacks.com/
https://twitter.com/theflabjacks

2019年1月17日木曜日

水彩画と文字で書かれたメモを組み合わせ、非常に詳細なスケッチブックは制作プロセスの美を見ることが出来る。



スケッチブックVo 1は、現代アーティストの心を詳しく見ることが出来る。デザインの発想から完成に至るまでのプロセスは一般の人には見る機会がない。私の経験では、時には完成した作品よりも途中経過に美しい姿を見ることもある。Dina Brodskyは18歳のときにスケッチブックを保管し始めた。













その頃、彼女のコンテンツのほとんどは頭に散在した考えや落書きのコレクションだった。今は芸術家兼キュレーターとして働く彼女は、このプラクティスを、体系的な水彩画と、体系化された文字で書かれたメモを組み合わせ、非常に詳細なスケッチブックに変換した。




























ニューヨーク州ロングアイランドシティのシュガーリフトで学芸員として過ごしているBrodskyは、Sketchbook Vol 1と題した展示会で他の現代アーティストのノートブックのリサーチを行った。






















このショーは、スケッチブックをアーティストの準備ではなく完成したアートオブジェクトとして提示し、観客にDavid Morales Hernandez、Diana Corvelle、Nicolas V. Sanchez、Paul Heaston、およびBrodsky自身のスケッチなどのアーティストのメモや画像を見てもらった。






















「アーティストのスケッチブックは彼らのプロセスにとって不可欠であると思います。アイデアが生まれるところ、彼らの日々や考えが文書化されているところです」とBrodskyは語っている。 「それは芸術家としても人間としても、彼らの人生の生きた、息をのむような記録です。彼らはまた、アーティストは純粋に自分自身のために作り、ほとんど公開されないのです。」


https://www.thisiscolossal.com/

2019年1月15日火曜日

大阪メトロ15地下鉄駅の大規模改装案に「デザインが悪趣味だ」として釈明に追い込まれた。














大阪メトロ15地下鉄駅の大規模改装案に「悪趣味だ」として、2万人の反対署名に大阪メトロが釈明に追い込まれた。 大阪メトロが発表した地下鉄駅の改装デザイン案に対し、SNSなどで「悪趣味だ」などとする反対署名が相次ぎ、同社はホームページに釈明のコメントを掲載した。「デザイン案を具体化していく過程で、お客さま・地域の皆様の意見もしっかり聴く」としている。













SNSという匿名のデザイン評論家が現れ公共デザイン評価に参加できるようになったことの是非は、ともあれ、この流れは簡単には変わらないだろう。大阪メトロは「反響が大きかった。多くの人に賛同してもらえるデザインにしたい」と話しているが、多くの人が賛同するデザインが常に良いとは限らない。













パリのエッフェル塔のデザインをめぐる論争を思い出す。当時の感覚では、あまりに奇抜な外見のため、建設当時は賛否両論に分かれた。1887年2月には、建設反対派の芸術家たちが連名で陳情書を提出している。しかし、今ではエッフェル塔はパリを象徴する一番の建築アイコンになった。
                            
































これらの流れは佐野研二郎さんの、2020年オリンピック東京大会・パラリンピック東京大会の公式エンブレムに選出されたが、その選出過程や応募作のオリジナリティの有無が物議を醸し、ついに組織委員会はエンブレム使用の中止を決めた時も専門家ではなく、一般のSNSでの大量のコメントが結果を支配したことから始まった流れだ。

https://mainichi.jp/articles/20181227/k00/00m/040/206000c

2019年1月7日月曜日

消費者の関心が「所有」から「利用」へと移行していることで「サブスク化」できない企業は、生き残れない。

アドビ、ネットフリックス、コマツ、フェンダー、ニューヨークタイムズなどサブスクリプション型の企業が業績をあげている。たとえばアドビのフォトショップは2,354 円 /月という課金形態に、いつしかパッケージ販売での購入からサブスクリプション型に切り替わった。

2012年、アドビ システムズはクラウドでソフトウェアを提供するサブスクリプション型の「Creative Cloud」の販売を開始。早くも翌年には、それまでのいわゆるパッケージソフトの販売を中止して、クラウドに完全に一本化した。ビジネスモデルをがらっと転換する鮮やかな決断が功を奏し切り替え時には売り上げを落としたが、現在同社の収益は上々だ。

















新聞は、もともとサブスクリプションの代表例だ。毎日読んでくれる読者には、宅配サービスを包含した月額購読プランを提供する。サブスクリプションモデルにおける成功要因は「契約を継続してもらう」ことにこそある。顧客獲得時点で得られる利益より、契約継続から得られる生涯利益のほうが大きくなるためだ。

ネットフリックス、スポティファイ、セールスフォースなどの企業は、サブスクリプション・モデルの氷山の一角にすぎない。サブスクリプションは単なる課金形態の変更ではなくビジネスモデルの変革だ。サブスクリプションモデルは企業と消費者の両面で見ると。1つは企業視点で、従来のプロダクト販売モデルでは成長し続けるのが難しくなっていること。

もう1つは消費者視点で、消費者の関心が「所有」から「利用」へと移行していることだ。サブスクリプション・モデルがいま注目されている背景には、顧客との取引がデジタルデータで生成されるようになったことがある。企業はサブスクライバーIDをきめ細かく管理し対応することにより、顧客との長期的なリレーションシップを構築することができる。











実際、サブスクリプション企業は一般企業の9倍もの速さで成長をとげている。その理由は、彼らは顧客一人ひとりが異なる顔を持っているということを認識し、その認識の上にビジネスを構築しているからだ。これは、誰が顧客かを知らずにモノを売っているプロダクト販売モデルとは大きく異なる。

従来のプロダクト販売モデルの企業がサブスクリプション・モデルに移行するために組織をどう変えればよいのかを、イノベーション、マーケティング、営業、ファイナンス、ITといった機能別に戦略を考えなければいけない。”この5年で「サブスク化」できない企業は、生き残れない”と語るのはティエン・ツォ (Tien Tzuo)Zuora 創業者兼 CEOだ、セールスフォース・ドットコムの創業期に入社し、 CMOやCSOを歴任。 サブスクリプション・エコノミーの到来を予見し、2007年にZuoraを創業。2018年ニューヨーク証券取引所に上場。













今や、NetflixやSpotifyなどのデジタルコンテンツだけでなく、ソフトウェアはもちろんこと、デバイスや自動車までが、月額課金のサービスとして提供される動きが、顕著になってきた。「サブスクリプションは単なる課金形態の変更ではなく、ビジネスモデルの変革である」サブスクリプションモデルは、ほかの産業にも適用できる。

例えば、Uberの初期段階(当時はZipcar)の取り組みなどが見えてきました。Zipcarは、本当に小さな会社だったのですが、Zユーザーたちが車を買わないという選択をしていることが見えてきた。Zipcarを使うことで、車を所有しなくて済むわけだ。もう1つ見えていたのが、Netflixの動きだった。Netflixは当時、DVDレンタルの会社だった、Zipcarと同じように、まだやっていることは限定的だった。それでも、彼らの登場で、映画やDVDを長らく買わなくなった人たちが数百万人規模でいることが、見えた。














まだテスラが本当にGMに打ち勝てるかも分からない。今でも、スケールという面ではGMの方が強いわけだ。つまり、テスラが本当に量産を成功させる方が早いのか、GMが自らのモデルを変革させる方が早いのか、どちらかというわけだ。

「自動運転車、電気自動車の作り方を知っています」というテスラが勝つのか、「自動的にアップデートする車を作って、テスラが我々に追いつく前に、我々がテスラのようになります」というGMが勝つのか、これはまだ分からない。「だったらデジタル変革を担当する人間を付けましょう」という方策を取るべきだ。米国や欧州では、CDO(最高デジタル責任者)を登用する動きが、大きくなっている。

アップルは、ハードウェアで儲けてきた企業だが、アップルは、すでにサブスクリプションビジネスをやっている。彼らの売り上げのうち、iCloudやApple Musicで占める割合が増えている。しかしどれぐらいのアクティブなIDがあって、1ID当たりの売り上げはどれぐらいなのか。これはアップルが次にすべきステップだが、まだやっていない。

「所有の終わり」という視点で見れば、多くの業界が次にディスラプトされていくことが見えてくる。また物理的なデバイスはただのイネーブラーにすぎない。企業価値は、顧客のIPアドレス、利用状況データ、複数の市場間で情報を交換する能力にある。
『サブスクリプション』の著者でもあるツォ氏の発言と書籍を引用した。
https://newspicks.com/








2019年1月1日火曜日

私の不規則なブログを読んで頂いている読者の皆様、2019年あけましておめでとうございます。


毎年正月にお願いする芳賀規良さんの作品空中浮いていて水は使わない
消えた通貨、消えた ATM、デジタライゼーション が起こす個人情報のオープン化が中国で加速して いる。2018 年は上海、北京、広州、そして年末 には寧波と、中国へ多くの旅をした。また、今年は 相次いでクライアントから顧問就任を求められた 年だった。

メディアや友人を通して聞いていたものの、この 数年間に起きた中国のデジタル化の波は、私に とっても強烈なインパクトだった。中国ではもはや日常生活で通貨を使うことはなく、すぐに ATMも 無くなるだろう。造幣コストや高額なATMの製造コストや現金回収の時のセキュリティーコストなど膨大な決済コストが削減できる。

中国は米国や日本とは、全く違う 独自のデジタル化の道を進めている。その一つは キャッシュレスによる個人情報のオープン化だ。 キャッシュレス社会というのは、すべてのユーザ(国民)のあらゆる行動がデジタル通貨使用のたび に記録される、日本にも発生しうる「デジタルが起こ す社会変革」だ。同時に監視社会の完成でもある。





























しかし、もう少し大きな時間で見ると、アジアの時 代 と西洋の時代は 800 年周期で交代するといわれて いる。つまり今後21世紀以降は西洋が衰退して再び アジアの時代が来ると言うことだ。地政学的に見る と日本は島国として、EU における英国に類似して いる。また中国を中心にしたアジアの大陸は EUと 似ている。東西のどちらか一方が地球文明をリードする役目を担っていて、交代期が来たらもう一方に バトンタッチするということだ。何ともダイナミック な文明交代だ。

“文明法則史学 800 年周期説”は政治・経済・科学・ 芸術・思想・宗教など、人間の営みのあらゆる分野 に渡る普遍史だという。東西2つの文明が 800 年 ごとに繁栄と衰退を交代して、1600 年で一巡する 二重螺旋構造だ。この説を唱えた村山節先生は、 最初は天才の出現を研究していたが、それには周期 があることを突き止め、その結果東西文明交代の 周期を発見する。

















たとえば 800年前、ジンギスカンの出現によって、 西洋民族の大移動が起き西洋の時代が始まった。 しかしこれはなにもたった一人の英雄によって引き起こされたのではなく、気候の大変動が引き金に なったのだ。ちなみに 1600 年前はゲルマン民族の 大移動が起き、この大移動でアジアの時代が始まっ た。

2020 年の東京オリンピックやそれに続く2025 年の大阪万博といった短い時間より、800年という 大きくてダイナミックな時間で時代を俯瞰すること こそもっと重要だ、2018 年はそんな事を感じた年 だった。2019年は、どんな年になるのか?相変わ らずの好奇心と行動力で読み解いていきたい。 皆様にとって良い年になることを祈念する。

今年も早いもので、年末年始のご挨拶をさせていただく時期となりました。 貴社の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 本年は、格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 来年も誠心誠意努力して参りますので、より一層のご支援を賜りますよう、弊社 一同心よりお願い申し上げます。

尚、弊社の年末年始の休業期間は 12月21日(金)~1月6日(日) となっております。
WATER DESIGN 2018 WINTER QUARTERLY JOURNALより