2013年1月31日木曜日

見えない、おカネ、電子マネーがモバイル決済で増え続けている

電子マネーは、電子的なデータ(および通信→データ通信)によって決済する手法だ。その意味では電子的な電信で実質市場経済がグローバルに動いている状態も一種の貨幣の電子マネー化といえるだろう。電子マネーは、決済金額・件数はともに増加を続けている。日本国内では2012年6月には、月間決済金額・件数がそれぞれ 1,981億円、2億2,700万件に達した。米国の約半分という数字は多いのかな?

マイレージやビックカメラなどのポイントなども含め、エディーやスイカなど電子マネーが増殖している。出かけるときは忘れずにというCMがあったが、今や忘れて困るのはカードではなくフェリカ付き携帯か?数年後には1兆円規模になると予測されている電子マネー
http://coiney.com/
モバイル決済「Square」がわかるインフォグラフィクスが美しい。米国を中心に、年間50億ドル(約4,000億円)超の売り上げがあるモバイル決済システム「Square」。ある木曜午後の1時間の使用状況がわかるインフォグラフィックをwiredが紹介している。日本ではCoineyが健闘している。













(以下wiredより)
画像の円は、木曜午後の1時間に、Squareで行われた各取り引きを示している。円が大きいほど金額が大きい。時刻は、米国東部時間の午後4時ごろで、スクウェア社の本社があるサンフランシスコではランチアワーだ。この1時間には数百万ドルの売り上げがあるだろう。1時間あたりのスクウェア社の取り分はというと、およそ60,000ドル(480万円)だ。

円の色は売り上げの種類を示す。
赤色:小売り
黄色:専門職サーヴィス(医者、弁護士等)
青色:個人的やりとり(妹が兄に払うなど)
水色:企業間のやりとり
緑色:食品雑貨
灰色:アートギャラリー
紫色:理美容院
橙色:レストランとバー
http://wired.jp/2012/06/29/one-hour-in-squares-world/


2013年1月30日水曜日

ゆがんだ画像を円筒などに投影したり角度を変えてみたりすることで正常な形が見えるようになる「アナモルフォーズ」


ロンドン在住の彫刻家ジョンティー・ハーウィッツによる「円筒型アナモルフォーズ」作品。鏡面仕上げのクロムの円柱の周りに置かれると、円柱に映った作品を見て初めて「手のひら」や「カエル」の形が見える。オリジナル・オブジェクトの三次元データをスキャンし、そのデジタルデータをソフトウェアを使ってアウトプットの形(ゆがんだ造形)の三次元データを計算した。三次元プリンターかな?

































「アナモルフォーズ」の一種で、適切な地点に円筒形の鏡を立てると、そこに正しい像が映し出されるものを「円筒型アナモルフォーズ」という。アナモルフォーシスとはゆがんだ画像を円筒などに投影したり角度を変えてみたりすることで正常な形が見えるようになるデザイン技法。

















イタリアのローマ・イグナチオ聖堂にある天井画はアンドレア・ポッツォにより天井を利用したアナモルフォーシスとして描かれている。このため平面の天井に書かれた天井画は、ドームが本物であるかのように、見るものを錯覚させる。
http://www.jontyhurwitz.com/

2013年1月29日火曜日

ダイビングする水中の犬の凶暴でキュートな表情、犬好きの方にはたまりません。

必死な顔で飛び込む犬、何とも言えない凶暴でキュートな犬の表情がたまりません
"Seth Casteel"は、犬をこよなく愛する写真家です。プールに潜り、ボールを追った犬が飛び込む瞬間を撮らえます。なかなか犬の必死な顔というのは見る機会がないと思います。ましてや、水の中に飛び込む顔は…普段はカワイイ犬の、あまり見ることが出来ない表情がたまりませんね。 http://littlefriendsphoto.blogspot.jp










2013年1月28日月曜日

ジェレミー・マンによって描かれたサンフランシスコの町並みは、上手に省略し強調して描いている。

サンフランシスコを拠点に活動するアーティスト、ジェレミー·マンは油彩で、サンフランシスコの雨が降り注ぐ暗い都市を描いている。この絵画はキャンパスの表面を染色したり、油彩絵の具を溶剤で拭き取ったり油彩特有の広い範囲の技術を駆使している。絵画を見ていつも考えることは、描くことは「省略と強調」だということ。絵画特有の技法の説明にはぴったりはまる。http://www.redrabbit7.com/







2013年1月27日日曜日

暗闇で光るカナダの「恐竜コイン」は、欲しくなりますね。


世界初の彩色硬貨や、世界最大の金貨など、各種の珍しいコインを製造しているカナダ王立造幣局が、暗闇に置くと光るパキリノサウルスが刻まれたコインを発行した。




















カナダ王立造幣局には、何かのイベントを記念して珍しいコインを発行する伝統がある。日常的に流通しているコインには、メープルツリーの葉や、スクーナー(帆船)の『Bluenose』号、ビーバーやカリブー、カナダの国章、ホッキョクグマなどが刻まれている。世界最大の金貨(直径53cm、重さ100kg、厚さ3cm、100万カナダドル)なども有名。写真のコインは4月中旬に発行されたもので、北米大陸に生息していたパキリノサウルスが刻まれている。

2013年1月26日土曜日

「感情の1秒」は香りを嗅ぐような錯覚を見る側に起こさせる。

Maxime Bruneel監督とChezEddyは、"感情の一秒"と呼ばれるネスプレッソブランドのために、この美しいデジタルコミュニケーションを制作した。その一瞬のコーヒーという液体の形、色、「コーヒーの世界のブランディング」の映像と音楽はまるでコーヒーのあの香しい香りを嗅ぐような錯覚を見る側に起こさせる。fubiz-tv-15-maxime-bruneel

NESPRESSO from maxime bruneel on Vimeo.

2013年1月25日金曜日

これはどうやって描いているでしょうか?想像を超える手法です。

これらの作品は、韓国人アーティスト"Seung Mo Park"によるもの。まず写真を取り、それをもとにメッシュの針金を幾重にも重ねることで表現しています。 ワイヤーによるレイヤーは、何とも不思議な影を作り出し、立体的に見えます。遠くから見ると写真であり、近くから見るとワイヤーが作り出す影の変化が、実に興味深いです。





http://www.westcollection.org/West_Collection/Home.html

2013年1月23日水曜日

YKBXとA4A東市篤憲さん渋谷慶一郎による、ボーカロイドオペラ「THE END」に関するレクチャーを行いました。

昨日1/22日、慶應義塾大学SFC、坂井直樹研究会の講義、YKBXとA4A東市篤憲さんによる、ボーカロイドオペラ「THE END」に関するレクチャーを行いました。A4Aの事務所には研究会の学生が集まった。  
動画は音楽、文学、アート、思想、とジャンルを越境、リアルとソーシャル、縦横無尽に暴れ回る2人と初音ミクの奇跡の最強コラボレーションが実現。話題のオペラ「THE END」でも楽曲を使用。気鋭の映像作家YKBXこと横部正樹さん(2010年に文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞)を監督に起用した。

















いわゆるプロモーションビデオを超越した濃密なグラフィックアニメーション作品.横部さんは、ともかく画力が凄いです。久しぶりに本当に絵の上手な天才と出会って嬉しい。YKBXは12月1日と2日に山口の山口情報芸術センター[YCAM]スタジオAで上演されるオペラ公演『THE END』でも映像を担当しているほか、共同演出を渋谷慶一郎、岡田利規と共に手掛けている。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/shibuya_keiichiro/

2013年1月22日火曜日

日本のシンガーソングライター「トクマルシューゴ」(KATACHI)のためのアニメーション。獲れたてビデオ!

Katarzyna KijekとPrzemysław Adamskiのデュオで制作した最新のストップモーションミュージックビデオ。今朝公開されたようだ。獲れたてビデオ! http://www.shugotokumaru.com/1video.html



2013年1月21日月曜日

歴史的なシカゴ冷蔵施設内は別世界のアイススケープ:建物を解凍























はじめ見た時は、自然の中の凍結だと思ったのだが、これは全部シカゴにある凍結貯蔵庫の内部だった。90年もの間フルトン市場冷蔵会社があり、主要鉄道に近いシカゴのミートパッキング地区で凍結貯蔵庫を運営してきた。同社はシカゴの郊外に最先端の施設で新たに事業を開始することにし、建物は自転車部品メーカーに売却された。
今度は近代的なオフィスビルに氷で覆われたこの空間を移動するために「アーキテクツ・パーキンス&ウィル」は、歴史の中で最も壮大な冷蔵庫の除霜することになった。写真家ゲイリー·ジェンセンは、除霜事前に解凍プロセスの記録を残すために撮影した。 garyrobertphotography.com

2013年1月20日日曜日

リュウ・ボリンが制作した「街の中に隠れ
て」は、眼を凝らして見ると街の中の日常の風景の中に、、すごい!


プロジェクト「街の中に隠れて」の一環として、一種の「カモフラージュ写真」は街の中の日常の風景にPhotoshopを使用せずに画像を制作するためにボディペインティングのような手法で背景をモデルに描いているようだ。これはすごいなあ。



















初めて見た時には、以前投稿した「Quantum Stealth」(量子ステルス)と呼ばれる技術で対象物をカモフラージュするを思い出したのだが、まったく違って、実にハンドメイドな方法をとっているようだ。リュウ・ボリンガ制作した「街の中に隠れ
て」北京のギャラリーパリで2013年3月9日まで開催されている。
量子ステルス: 地面や建物にも溶け込める光学迷彩素材の透明マントで「ハリー・ポッター」になれる? http://sakainaoki.blogspot.com/2012/12/blog-post_26.html?spref=tw

2013年1月19日土曜日

マイケルジャクソンのスリラーを楽器のパートも全部アカペラで歌いきっている。凄すぎる!

京都大学にかつて在籍し「京都アカペラサークルCrazy Clef12期生」にもいた。ヨウさんが、マイケルジャクソンのスリラーをグルーブを変え、いくつかのパートを付け替え、キーをオリジナルキーに変え、リズムも変え、全部アカペラで歌いきっている。もちろん楽器は使わず彼の声。すごいなあ。素晴らしいコーラスアレンジはDuwendeというグループから。 Michael Jackson A Capella Cover - Thriller - Yeo Inhyeok inhyeok.yeo

Duwendeというグループのマイケルジャクソンの同じくスリラーのアカペラカバー

iPhoneやiPadのディスプレイをカーブしたものにできる製造方法の開発

















アップルが独自の「ガラスを曲げるプロセス特許」を取得した。図のように112の下の曲がっているガラスが型の上に置かれ溶かし成形出来る技術のようだ。これにより、iPhoneやiPadのディスプレイをカーブしたものにできる。















どんなプロダクトに使う予定なのかな?iTV?ガラス型マウス?あるいはiPod?いまやこのように製造方法を新規に開発しない限り、まったく新しいデザインの実現は不可能に近いのだろう。
ソースはgizmodo.jp















公開された画像によると、既報の通り「Siri」や「FaceTime」に対応。また「App Store」や「Movie Store」がサポートされ、「Siri」を使った番組予約などもできるようになる。これはタッチパネルというUIが変わる可能性も含まれる。iTVの完成に向けアップルは着々と動き出している。
ソースはgizmodo.jp