2013年1月11日金曜日

部屋全体をスマートフォンの画面のようにインタラクティブにするマイクロソフトの技術デモ " Illumiroom " (イルミルーム) はすごいなあ。

CES 2013 で、マイクロソフトが Kinect とプロジェクターを使った技術デモ " Illumiroom " (イルミルーム) を公開しました。デモ動画「IllumiRoom Projects Images Beyond Your TV for an Immersive Gaming Experience」は、リビングルームのテレビでゲームを遊んでいる男。













ゲーム機のXbox に " Xbox, go big " と声をかけるとゲーム画面がテレビの枠を超えて壁や家具一面に投影される。周辺視野の背景や、後ろに飛びすぎてゆく雪などが表示される。















イルミルームは Microsoft Research が開発するコンセプト実証段階の技術。 Kinectで部屋の3D形状をスキャンし、映像のほうを部屋の空間を幾何学的にあわせてリアルタイムに歪めさせることで、家具などがあっても平らなスクリーンのように映像を投影できる。 プロジェクションマッピングは、特定の投影面の形状に応じてすでに計算した映像を用意する。しかし、Illumiroom では Kinect で部屋をスキャンすることで、事前の計算を必要とせず、その場でリアルタイムに映像を変形させてインタラクティブに表示できる。今回のデモはゲームへの応用を扱っている。しかし、マイクロソフトではキッチンや教室などさまざまな空間で、部屋全体をスマートフォンの画面のようにインタラクティブにする使い方も想定している。illumiroom は今年4月末から開催される CHI 2013 カンファレンスで詳細が発表される。
ソースはjapanese.engadget.com

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