2016年2月22日月曜日

金属のエロティックなロボットを数多く描いてきた空山基さんの個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」が渋谷で開催される。「AIBO」のコンセプトデザインを手掛けたことでも有名。なぜかアカデミックからはあまり評価されないアーティストだ。
































空山基の個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」が渋谷で開催される。期間は、2016年1月30日(土)から3月5日(土)まで。なぜかアカデミックからはあまり評価されないアーティストだ。一方でスケートボーダーなどにはファンが多い。































一方で、サブカル好きやファッション業界ではカルト的な人気があり、世界でもコレクターが多い。人体と機械の美を追求した作品を次々と世に送り出し、国内外で伝説的な存在となっているアーティスト、空山基 。2016年には既に5つもの展覧会を予定している。






























もともとは刀鍛冶になりたかったという。本人いわく幼いながらにも、刃の金属のエロティックでセクシーなところに惹かれた。あとは光っているものに興味があった。もちろん、当時は理解できていないのだけど、何だかかっこいいなって思って見ていた。それは今でも同じ。子どもの頃に惹かれた、光や反射、透明感を作品で再現しようと、ずっともがいていると言う。































作品には、コアなコレクターが納得するようなモチーフを忍ばせることが多い。例えば、マリリン・モンローの腕にシャネルの5番の刻印や、ジョン・F・ケネディの家紋を描いたり、額に手旗信号で FUCK と入れたり。分かる人に共鳴する様な仕掛けをしている。































空山さんは、ソニーが開発したエンターテイメントロボット「AIBO」のコンセプトデザインを手掛けたことでも有名だ。彼がデザインした初代 AIBO は、分かりやすいコミュニケーションがコンセプト。

関節や骨の動きなどの構造、ここはこう動くものだっていうのを全て視認化した。






















2001年に発売された Aerosmithの『Just Push Play』も空山さんの作品だ。



http://fashionpost.jp/portraits/55478


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