2016年5月20日金曜日

鉛筆削りで鉛筆を削ったとき、削り屑が目を見張るほど美しい造形になったことがあります。と語る三澤遥。小さい頃鉛の記憶が甦った。昨日の「刺激スイッチ」で使われていたセレンディピティーという言葉を思い出した。


「鉛筆削りで鉛筆を削ったとき、削り屑が目を見張るほど美しい造形になったことがあります。紙の積層の魅力を生かせば、そのとき感じたはっとする感動を、より凝縮して再現できるのではと考えました。」と語る三澤遥。



















そうだった小さい頃鉛筆削りで削った記憶が甦った。昨日の刺激スイッチで使われていたセレンディピティー(ふとした偶然をきっかけにひらめきを得て、幸運を掴み取る能力)という言葉を思い出した。



















「竹尾 PAPER SHOW 2014」で発表された作品、三澤遥デザインの「紙の花」。色のグラデーションを竹尾の紙「ビオトープGA-FS」に刷って、芯に巻いて鉛筆状にし、鉛筆削りで削った美しい紙の花。直径約1.5~4センチ。削る時の力加減によって同じ花は二度と咲かない。



















デザインオフィスnendoを経て、09年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。14年7月より三澤デザイン研究室として活動開始。なるほどnendoと原デザイン研究所とは良い経験をされている。




http://misawa.ndc.co.jp/PAPER-FLOWER



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