2019年8月25日日曜日

ナミビアのカラフルで乾燥した地形


オーストラリアの写真家リアケネディは、ナミビアのカラフルで乾燥した地形を撮影した。作品の多くは空中写真であり、写真の抽象性と二重性を組み合わせるという彼女の創造的なシナジーを満たしている。 






















「結果の画像は、少なくとも一時的に現実から取り除かれ、さまざまな形を取り、場合によっては微視的な起源であるか、まったく別のものを連想させます。 このあいまいさと現実からの逸脱は、私の仕事に興味を持ち、刺激を与えるものです。」
























https://www.leahkennedy
https://www.thisiscolossal.com/

2019年8月24日土曜日

モーショングラフィックアーティストのDirk Koyは、焦点と視点に対する視聴者の期待を覆し心地よい目まいがするショートフィルムを作成。

空に満ちたフレームが周りでねじれ、回転する間、高いダイバーは静止したままであるように見える。 別のケースでは、コンピューターカーソルをドラッグするだけで建物が取り壊され、建設されたように見える。 Koyはバーゼルに住んで働いており、そこでは彼はアカデミーオブアートアンドデザインを卒業した。 彼自身のプロジェクトとコミッションに加えて、Koyはアカデミーのメディア科の講師でもある。









2019年8月16日金曜日

地域ごとの民度が出ていて面白い、 グラフィティアーティストたちの“落書き”で溢れてい るパリ。



パリ20区。旅行者にはあまり馴染みのないベルヴィルBellevilleは、若い芸術家たちの集まる街。落書きが合法化された路地の一つであるRue Denoyezは、グラフィティアーティストたちの“落書き”で溢れてい る。奇抜なデッサンとオブジェがいっぱいのこの小道が有名だが、其の他のレアールやマレ地区にもユニークなグラフィティーがあった。





























ルーブル美術館の目と鼻の先、Palais Royal (パレ・ロワイヤル) から、若者でにぎわうLes-Halles (レ・アール) 界隈。マレ地区は現在では、パリでも有数のアートギャラリーが集まる地域である。その復興に続いて、ソーホー等と比肩されるようにマレ地区は流行の発信地となった。地域ごとの民度が出ていて面白い。
















































2019年8月14日水曜日

パリ猛暑体験パート3。現代美術の展覧会を企画するギャラリー「パレ・ド・トーキョー / 現代創造サイト」


パリ猛暑体験パート3。2002年1月開館。現代美術、コンテンポラリー・アートが中心であり、絵画・彫刻・インスタレーション・デザイン・ファッション・ビデオアート・映画・文学・コンテンポラリー・ダンスなどの展示・上演が行われている。






















セーヌ川に面した建物全体もパレ・ド・トーキョーと呼ばれる。市が所有する東翼にはパリ市立近代美術館(1961年開館)が入居し、現代美術の展覧会を企画するギャラリー「パレ・ド・トーキョー / 現代創造サイト」は国が所有する西翼に入居する。






















セーヌ川沿いのケ・ドビリー(Quai Debilly、ドゥビリ河岸)は1918年に第一次世界大戦の同盟国・日本の首都にちなみ「東京通り」(Avenue de Tokio)と改名されたが、これに面して立つことからパレ・ド・トーキョーと呼ばれるようになった。パレ・ド・トーキョーの一番の特色と言えば、常設展示のないこと。開催されるのは企画展示だけ。数ヶ月スパンで、複数のエクスポがそれぞれの展示室で開かれる。






















いつ行っても違うエクスポが見られるとは面白い発想ですね。建物の中は、コンクリート打ちっぱなしのとても現代的な空間。天井が高く、色んな形での展示ができるようになっている。ただそエアコンは無いので、とてつもない暑さを味わうことになった。作家名、作品名は不明。しかしいろいろな国の若いアーティストのエネルギは感じられる。














2019年8月12日月曜日

最高気温42.5。欧州全土が猛烈な熱波に覆われていた。欧州でエアコンの設備がある世帯は5%に対して日本のエアコン普及率は90.9%だ。


先月後半パリに10日間滞在した。最高気温42.5。欧州全土が猛烈な熱波に覆われている。6月はフランス、チェコ、スイスなど8カ国の気温が過去最高を記録し、フランスでは45.9度を観測していた。今回の熱波でも、パリの気温は42.5度に達した。

2012年、グリーンランドはすでに4000億トン以上の氷を失った。今年は2012年の記録は軽く超えるだろう。今回のような熱波は欧州の新たな常態になりつつある。フランスの気象庁も、二酸化炭素の排出を大幅に削減しなければ、これまで以上に頻繁に熱波に見舞われ、厳しさも増すと警告している。























欧州の都市の多くは、これほどの猛暑を想定した設計になっていない。2017年の報告によると、欧州でエアコンの設備がある世帯は5%に満たない。ちなみに日本のエアコン普及率は二人以上世帯で90.9%だ。さすがにホテルはエアコンが効いているが、マレ地区周辺のカフェやバーなどはドアも窓も全開の状態で、皆平然とビールなどを飲んでいる。





























今回の旅行の目的は美術館や博物館の見学が中心だったが、この異常気象のパリは私にとっては貴重な体験で、日本のように世界標準を遙かに上回る異常に快適な空間を当たり前のように暮らしてきたことも考えさせられた。






















5区にあるパリ植物園をはじめ、温室、動物園、そしていくつかの博物館(ギャラリー)からなる組織が、国立自然史博物館(Muséum national d’Histoire naturelle)で、オーステルリッツ駅側の入り口寄りにある「比較解剖学と古生物学のギャラリー」と、モスケ・ド・パリ側の入り口からすぐの「進化大ギャラリー」だ。

実は、この博物館も体温超えの室温にもかかわらずエアコンがなかった。この日はあまりにも高温で二階は入室禁止となっていた。