2011年8月31日水曜日

遺伝子的関係性を明確に提示した、ちょっと怖いしかし、リアルに興味深い写真。































この写真によってこれまで見ることのなかったヴィジュアルを可視化しています。





























写真家ウルリコレットは、人々の遺伝子的素因を視覚化しました。類似点と相違点を表すために、同じ遺伝子を持つ二つの顔を半分ずつ結合しています。





























またこれには、家族が互いに向き合うという考えも含まれています。





























写真家ブルース・オズボーンの親子を捉える作品にも通ずる所があると感じます。
【遺伝子的素因と家族の向き合いをテーマにした写真】http://www.ignant.de/2011/08/22/ulric-collette/

2011年8月30日火曜日

地元住民と地域とアーティストが協力して行われた理想的なインスタレーションは、シンプルなビジュアルの詩と振る舞いです。

浜辺に立てられた無数の白い旗は、ホワイト・ノイズ’white noise’という作品です。メキシコ生まれで、ブラジルを拠点に活躍するhéctor zamoraによって製作されました。ニュージーランドの海岸へ500本の旗を立てるべく、héctor zamoraが一般の人々を招待しました。そしてこのインスタレーションは地元の人々と協力し、6時間半をかけて完成されたのです。クリストの作風に被るところがありますね。

最終結果は、協力的な公的な行動とその土地への取り組みの継続的活動を喚起する、現実問題や社会問題への知識人や芸術家の参加は、また彼らの存在意義を深めるものだと再認識させてくれます。日本でも地域活性化の為に様々な取り組みが行われていますが、知識人や芸術家の積極的な活動を期待したいものです。
【地元住民と地域とアーティストが協力して行われたインスタレーション】http://www.designboom.com/weblog/cat/10/view/16016/hector-zamora-white-noise.html
<héctor zamora>http://www.lsd.com.mx/index

小さい頃、こんなことして妄想逞しくして遊びましたよね。


Adobe CS5 - Production Premium from Seagulls Fly on Vimeo.
小さい頃、こんなことして妄想逞しくして遊びましたよね。それにしても途中で、急にえらいクォリティーが上がり、妄想が破れ、もう無理と思わせるのが良いですね。What's your story?で終わります。クリエイティブ心を刺激しますね。Adobe's Production Premium CS5 suiteのバズ広告でした。

2011年8月29日月曜日

電柱の下から長時間露光で飛び交う虫を撮影しただけなのだが、何か面白い日常の別の見え方。

電柱の下から長時間露光で飛び交う虫を撮影しただけなのだが、何か面白い日常の別の見え方。虫が飛ぶコースに法則があるようにも見え。描かれた軌跡がとても美しい。

シューズのソール部分にあるのが、歩行するエネルギーを電力に変化させるデバイス

これからは私たち人間の活動するエネルギーすら電力に変え、より無駄の無い生活を送る様になるのでしょう。


このシューズのソール部分にあるのが、歩行するエネルギーを電力に変化させるデバイスです。こういった試みはいくつか行われてきましたが、このプロジェクトは2年以内の商品を視野に入れて展開されています。


この発表は、ウィスコンシン大学マディソン校のものです。人が地面を歩く時、最大10ワットものエネルギーが失われています。そこで’Reverse electrowetting’というテクノロジーを使って消費されているエネルギーを電力へ変えようという試みです。
プロセスはコンデンサーと同じ原理に基づいているが、伝導性のある液体と電極の物理的な動きが含まれている。絶縁体で覆われたプレートの上で、伝導性の液体が物理的変化を繰り返し電荷を生成し、それを電力として蓄えます。現在のプロトタイプでは、2時間の歩行で携帯電話をフル充電可能な程度だ。

左の画像は、研究チームによって開発されたナノ構造の表面上の水滴
右の画像は、このテクノロジーの基本的な機能構造

【私たち人間が行う普通の活動も、これからはエネルギー生産の一部になるでしょう】http://www.designboom.com/weblog/cat/16/view/16317/motion-powered-energy-harvester-fits-in-shoe.html

2011年8月28日日曜日

‪ブラックホールが星吸い込む瞬間を観測‬。世界初の発見となる。


天の川の中心の10万個近くの星の中から、たった3個発見された「変光星」がとらえられた。この星には、周期的に明るさが変化する特徴があり、分析の結果、およそ2500万年前に誕生したこともわかったという。変光星を発見したのは、東京大学などの研究グループ。一方、国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」などから撮影された画像には、ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間がとらえられている。
ブラックホールが星吸い込む瞬間を観測。天の川とブラックホール発見ともに世界初の快挙!
JAXA825日(木)、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」とNASAの人工衛星「スウィフト」が、ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測したと発表した。825日付の英科学雑誌「Nature」オンライン版に成果が掲載。吸い込まれた向こう側は相似形なのでしょうか?

大抵は捨てられてしまう部品を、見事に魅惑的なジュエリーの一部へと変換する作品の作り方。

















基盤やパーツの持つ美しさを、宝石の様に捉えた作品。デジタルライクなアクセサリーが醸し出す、クールでギークなアクセサリーです。この作品は「Cirkùita」と名付けられています。イタリアのジュエリーデザイナー、Paola Miraiによる作品です。「メイキング」が面白いです。
Cirkùita making of - Handmade jewels from the future from paola mirai on Vimeo.

彼は、古いテクノロジーを魅力的なジュエリーの一部へと変換しています。これらのジュエリーは、古くなったテクノロジーの詰まったデバイスから彼自身によって部品を抜き出され、現代的な美の一部として解釈し直されています。抜き出された部品らは今や新たな役割が与えられ、最終的に大抵隠れ軽視されていた部品らは、オーセンティックで価値のあるものとして認めることが出来ます。

http://www.paolamirai.com/
【大抵は捨てられてしまう部品を、見事に魅惑的なジュエリーの一部へと変換した作品】http://trendland.net/2011/08/26/paola-mirai-transform-tech-into-jewelry/

2011年8月27日土曜日

時は1984年、アップルからジョブスが追放される前年のこと。Macintoshのお披露目発表会の「バッグから出てくるMacintosh 、ポケットから出すFDを挿入」の裏話をデザインの側面から語ろう。


Macintoshのお披露目記者発表会の動画。バッグから出てくるMacintosh 、当時 29才の少し太り髪の毛がやや薄くなったジョブスが登場。時は1984年、アップルから追放される前年のこと。彼のポケットから出すフロッピードライブをMacに挿入した途端「バンゲリスの炎のランナー」の音楽とともに現れるモノトーンのMacintoshの文字が出てくるだけで、会場からは拍手喝采となる。
映像にある「バッグから出てくるMacintosh 、ポケットから出すFDを挿入」の背景をデザインの側面から説明しておく、美しくないという理由で、ジョブスはフロッピードライブのイジェクトボタンをなくさせ、オートイジェクトを導入させる。筐体は、机上の電話の横に置かれる電話帳程の大きさが理想だとジョブスが主張して、「バッグから出てくるMacintosh」として演出されるよう、30cm四方のサイズに収まるように提案する。ジョブスの指示でスタッフの開発は難航し、Macintoshがデビューしたのは19841月のことだった。1984年後半、ジョブズは、Macintoshの需要予測を大幅に誤り、アップルは、Macintoshの過剰在庫に悩まされた揚げ句に、初めての赤字を計上してしまう。そして1985年には追放されることになる。



ドコモの「森の木琴」の映像監督も手がけた菱川勢一さんが、監督を務めたダウン症のピアニスト越智章仁さんのミュージックビデオ「春」がとても美しい。


AKIHITO OCHI “HARU” Music Video from DRAWING AND MANUAL on Vimeo.

素晴らしいピアノ演奏とともに、挿入された、なんでもない日常の風景が夢のように美しい。「マックロクロスケ」の白バージョンがシャンパンの泡のように画面を下から上にゆっくり浮上するのもとても気持ちがよい。心が浄化されます。必要な方はぜひ!

監督メッセージ
ピアニスト越智章仁くん(アキちゃん)のミュージックビデオを同僚の鈴木くんと手がけました。アキちゃんはダウン症のかたです。彼のコンサートは本当に素晴らしい。一心不乱に、そして、全身から溢れ出す「音楽が好き、ピアノが好き」という空気。僕は純粋にピアノに向かうアキちゃんに心を打たれて、そして、彼の作曲したたくさんの曲に感動してボランティアでミュージックビデオの制作を申し出ました。2年近くかけてしまいましたがようやく完成してお披露目です。できるだけ、アキちゃんの世界が純粋に届くように心を込めてつくりました。是非、ご覧ください。できるだけ多くの方にみていただきたいです。僕らはアキちゃんになにかを気付かせてもらえます。アキちゃん、ありがとう。

「春」ミュージックビデオ監督 菱川勢一

official website

ほっとハウス

2011年8月26日金曜日

Macintosh発売前年の1983年、スティーブ・ジョブズによるMacintoshのCM「1984」前の伝説的スピーチ。


Macintosh発売前年の1983年に行われたジョブズのスピーチ。歴史的なスピーチの後、広告史に残る「1984」が流れます。広告史に残る名作CM1984」が初めてお披露目された株主総会のスピーチです。
ジョブズは Macintosh 発表に向け、革新的な製品発表を行います。当時、アップルは Apple II の成功により一躍コンピュータ界の寵児となりますが、巨人 IBM のパーソナル・コンピュータ参入で市場を奪われつつある時代です。反骨精神、闘争心溢れる当時28歳のジョブズ。



たくさんあるスティーブ・ジョブズの名言から


曲はボブ・ディランの「Like a Rolling Stone」若い頃のジョブスの写真


未来の生活を連想させる室内のUIインスタレーション。まるでマイノリティーリポートのワンシーンだ。




















一部屋まるまる全てが操作可能です。「Multi-Touch Experience Cube」と名付けられたこの部屋では、照明から部屋一面のディスプレイに至るまで、人の動きを認識して操作可能になっています。
Multitouch Experience Cube from SENSORY-MINDS on Vimeo.

将来は3Dの様にコンテンツも多様化し、スマートフォンとシームレスに部屋一面(360スクリーン)への出力を目的としたコンテンツも登場してくるのでしょうか?また、リモコンはなくなり、携帯での操作もなくなり、kinectのように人間のジェスチャーでコントロール可能なシステムが登場してくるのでしょうか?未来を連想させるワクワクするインスタレーションです。
【圧巻のインスタレーション、部屋一面が人の動きで操作可能です】http://www.digitalbuzzblog.com/the-multi-touch-experience-cube/

2011年8月25日木曜日

存在しない霊をデジタルで出現させます。不定形で曖昧な幽霊を、PIKAPIKAという手法で見事に表現。























そこには存在しない霊をデジタルで出現させます。いわゆる、PIKAPIKA(ピカピカ)電通ロンドンが行った手法から、一歩進んでいます。不定形で曖昧な幽霊を、PIKAPIKAという手法で見事に表現しています。
暗闇、肉眼では見えづらい、不定形、曖昧等の点で幽霊とPIKAPIKAがマッチした表現です。















Source Data for Photography/Portfolio from Croix Gagnon on Vimeo.


iPadを利用したピカピカは、可能性がまだまだありそうですね。今回の記事のような取り組みは、不安定かつ曖昧なPIKAPIKAの手法と、上手くマッチしていて良いです。今後どのような仕掛けが出てくるのでしょうか
【霊を造り出す映像】http://www.triangulationblog.com/2011/03/1231.html

2011年8月24日水曜日

健康を管理する「電子タトゥー」の登場。これからはタトゥーがあなたの健康を管理します。






















脳・心臓・筋肉の活動を測定するこの皮膚の様なフィルムは、これまでの様に電子ケーブル等に繋がれること無く、人の身体情報を取得する。表皮電子システム(EES)と呼ばれるマイクロエレクトロニクス技術は、肌の持つ機能的な特性に基づき、しわになり、また伸びもします。これからのtatooは電子化するとともに機能的な存在へと変わるのでしょうか?
Tattoo electronics could have medical applications from Northwestern News on Vimeo.

【反体制の象徴であったtatooは、人間の健康を管理する存在へと変化しつつある】http://www.psfk.com/2011/08/electronic-temporary-tattoo-marks-breakthrough-in-health-monitoring.html

2011年8月23日火曜日

この映像は映画のワンシーンではありません。これが未来のディスプレかもしれません。インタラクティブに反応するディスプレイに多くの人が釘付けです。


これは、ニューヨークに設置されたインタラクティブな壁(ディスプレイ)です。その名も「Superwall」人々は未来ではPCやモバイルすらも持ち歩かなくなり、この映像の様に壁や座席に設置されたディスプレイを利用するようになるのでしょうか?
Cinemax Strike Back - Superwall Interactive Installation - NYC from Jamil Thompson on Vimeo.

この映像の様に街の壁や広告看板がインタラクティブディスプレイで溢れたら、不要な時はガラスとして、必要な時は広告を表示するという非常にスッキリとした美しい町並みに変貌するでしょう。
【未来の美しい町並みを実現する、映画のワンシーンの様なディスプレイ】http://www.digitalbuzzblog.com/cinemax-strike-back-interactive-digital-billboard-superwall/

2011年8月22日月曜日

3Dフラクタルで作られたミュージッククリップ。この手の映像は生理的に好き嫌いが分かれるところです。


視界全体にひろがる3Dフラクタルの神秘的な世界。映画「マトリクス」や「スターウォーズ」の船内世界の様です。
Musicians With Guns - Astroblast from ricardo montalban on Vimeo.

この映像は、Mandelbulb 3dというソフトウェアで製作されたもの。
Musicians With Guns – Astroblasthttp://vimeo.com/18308069
The fractal imagery was made with Mandelbulb 3d, a fantastic - and free ! - program by Jesse (PC only). More infos about Mandelbulb 3d, Jesse and 3d fractals on fractalforums : fractalforums.com/ 

2011年8月21日日曜日

6週間の世界旅行から見えてくる、「移動」「食」「学び」好奇心が刺激される映像です。


Twitterの、お陰で、世界中に旅をしている学生や先生達の夏の様子がわかります。ただし僕は、残念ながら日本残留組です。これは旅をしたくなる素敵な映像です。世界中をこんなクリエイティブな映像で紹介されたら行きたくなりますね。
この映像は'MOVE' 'EAT' 'LEARN'の3部作の一つです。世界中を旅しながら、食や街や習慣等を紹介する映像です。世界には多様な文化や町や食が存在し、どれも私たちにとっては未知との遭遇であり、自身の世界を広げてくれます。

この映像は6週間世界中を旅して撮影されたものです。STA Travel Australiaが3人の旅人を送り、広告として刺激的な映像を製作しました。大変粋な試みですね。
’EAT’
'LEARN'

【6週間の世界旅行から見えてくる、「移動」「食」「学び」】http://www.lostateminor.com/2011/08/20/awesome-creative-sta-travel-australia-videos/

2011年8月20日土曜日

水分を帯びると身体が見える様になるという、ユニークな映像です。


静止画像を利用した不思議な映像です。一般的なプリンターを使ってプリントし、それらを切り抜く事でこの映像を実現させています。500ml12回のインクカートリッジ交換が行われました。
Loose Fit - Table Beggar music video from Abbie stephens on Vimeo.

メイキングは下記より、この映像は「Loose Fit」という曲のPVとして、アニメーターのAbbie Stephensが製作したものです。水分を帯びると身体が見える様になるという、ユニークな映像ですね。
【一般的なプリンターで製作された、ユニークな映像】http://thisiscolossal.com/

2011年8月19日金曜日

ノキア広告「Dot」小さな世界を表現した、ストップモーションアニメ。製作は、W+K(Wieden+Kennedy)


この動画は全てNokiaの携帯カメラ(1,200万画素)で撮影された写真を使って編集されたもの。携帯カメラに顕微鏡を装着し、小さな世界を撮影した。カメラの性能を訴求する広告であるが日本とは全くことなる伝え方だ。それにしても宮崎アニメで登場する少女「借りぐらしのアリエッティ」の扱いとも少し違うような。
メーキング映像も面白い。Dot.The making of
【スモールワールド】http://www.stopmotionpro.com/index.php?option=com_content&view=article&id=195:nokia-and-qdotq&catid=20:news&Itemid=43

2011年8月18日木曜日

ニューヨークで行われた人権を取り戻すインスタレーション! これは心にグサリと突き刺さります。

















このような政治的なテーマを扱ったインスタレーションは、なぜか?日本では少ないですね。おなじみのグランドセントラル駅で行われた、ミャンマーの政治犯に対する人権の意識向上の為に行われたキャンペーンです。
監獄の檻の比喩としてボールペンが使われ、囚人となった政治犯は写真を使い独房が表現されています。人々がそのボールペンを使って署名をすることで、政治犯が閉じ込められている部屋から解放されていきます。人権への意識向上として大変有効なキャンペーンです。
【人権を取り戻す、心打つキャンペーン】http://creativecriminals.com/ambient/human-rights-watch-burma-installation/

2011年8月17日水曜日

Jack Danielの王道の広告、モノづくりへの真剣な精神が伝わってきます。


この映像はJack Danielの新しいポスターの製作ドキュメンタリーです。’Yee-Haw Industries’という印刷会社が製作をしている風景です。Jack Danielは型にはまった伝統的な広告(ポスター)を製作したのではありません。「全ては手作業で製作され、最も重要な点は質だと」いう事を伝える為に製作したのです。
それにしても職人が使い慣れた機械を使用して製作するポスターは、デジタルにはないクールさがあります。時間と手間と想いが籠った作品です。最後にインクにJack Danielを混ぜるシーンがまた粋ですね。
【職人の使い慣れた道具から製作される、何とも粋なポスター】http://creativecriminals.com/print/jack-daniels-yee-haw-posters/

Vincent Maugerによって製作された。色のバランスがよく遊び心もありますが、緻密に計算された作品は、建築的かつ彫刻的です。























スケッチは一見カラフルなラインの集合ですが、その裏に立体を見る事が出来建築的です。緻密に計算され、かつシンプルでポップで魅力的です。
SEVEN KNOT WIND























一見スケッチと出来上がる彫刻には差があるように見えますが、Vincent Maugerのイメージでは、それが一致しているのでしょう。
Marc et Vincent dans le bon Sens from Becquet Pascal on Vimeo.

Vincent Maugerhttp://www.collectifr.fr/reseaux/vincent-mauger
【建築的ドローインング】http://www.we-find-wildness.com/2011/03/vincent-mauger/

2011年8月16日火曜日

一見するとモノカラーのデッサンですが、実は釘で描かれています。釘とハンマーという荒い道具で、実に繊細な作品を造り出します。























キャンバスの端からコツコツとフリーハンドで打っていき、釘という修正不可なモノでこれほどの作品を作るのは、相当なデッサン力ですね。作者は、イギリス人のMarcus Levine
光の当たり具合で表情を変えるのは面白いですね。

Marcus Levinehttp://www.levine-art.co.uk/
【驚異のデッサン力】http://www.designboom.com/weblog/cat/10/view/13982/marcus-levine-hammer-nail-works.html

2011年8月15日月曜日

世界で初めての完全な3Dホログラムで行われたファッションショーです。イリュージョンなのか?ファッションショーなのか?映像を見ていると境目が解らなくなります。


猪子寿之さんに聞いたのですが、なぜか?中国の人は、こういうデジタル表現が好きなのだそうです。


















ファションショーはこれから、次々とデジタル表現が増えていくのか?あるいはYoutubeなどがファッションショーのインフラになることもあり得ます。




















3D Holographic Fashion Show from Tim Jockel on Vimeo.

このショーは、ドイツのオートクチュールのデザイナーStefan Eckertのフィロソフィーを伝えるショーです。これまで通りのショーと比べ、費用や労力はどれほど違うのでしょうか?

製作:Tim jockel(http://www.timjockel.de/)3D Holographic Fashion Show Tim Jockel
装置:Musion(http://www.musion.co.uk/)
【ファッションショーは、3Dホログラムが浸透するのでしょうか?】

2011年8月14日日曜日

環境デザイングループ「エネス」(Eness)によって作成されたストップアニメのメビウス。



















かろやかな音楽との組み合わせが良いですね。この作品はオーストラリアのビクトリア州の州都メルボルン市がエネスに委託した彫刻です。この作品は、20115月に撮影し、2週間かけてアニメーション化されました。
MÖBIUS from ENESS on Vimeo.

動きの錯覚を作成する循環パターンに設定することができる21の緑の三角形で構成されています。空間と作品が相互作用する人々も必然的に作品自体の一部になります。これは、パブリックアートの素晴らしい例です。

2011年8月13日土曜日

これは爪をディスプレイの様に使った世界初のストップモーション・アニメ、意外な商品のバズ広告です。





















韓国の自動車会社キアのピカントという小型車のバズ広告です。Small is beautifulな訳です。韓国メーカーはサムソンやLGなど、ネットを使った広告が上手ですね。
この作品に使われた爪は、なんと900にも及びます。また一つひとつの爪は、なんと2時間をかけて描かれています。この気の遠くなるような作業を繰り返し、25日間かけて製作されたのがこの映像です。これだけ細かいのにも関わらず、大変クオリティーの高い映像です。まるで爪ディスプレイの様です。
Small is beautifulな爪ディスプレイの映像作品】http://creativecriminals.com/tvcinemafilm/kia-nail-art-stop-motion/

2011年8月12日金曜日

未来学者アルビン・トフラーが予測する今後の40年を左右する「40の変化」


誰だって未来がどうなるのか?は知りたい。FuturistあるいはBig thinkerと呼ばれるアルビン・トフラー(Alvin Toffler)の「40 FOR THE NEXT 40」は、そういう欲望に答える研究成果です。少し抜き書きしますと、Post-modernからUltra-modern(先端)へ、グーグルの対象がデータであるのに対し、フェイスブックの対象は人間だった。フェイスブックはガスや水道と同じようにインフラになる。企業は、「コネクター」となることによって、その価値を高めていく(企業は引き続きアップルやAndroid-OS型の価値創造を追求する。すなわち製品をクリエートするのではなく、市場をホストし、生産者と消費者をコネクトすることから収益を上げる)
Big Thinkers - Alvin Toffler [Futurist] (1 of 3)という動画は「40 FOR THE NEXT 40」とは違いますが、懐かしい過去から見た未来の話。
日本はまさに極東、世界の中心にはありません。世界の中で日本は、国土の面積は0.25%GDP8%、人口と言語は1.79%、注目はインターネットの情報量でたった0.6%。そういう日本の未来ビジョンを誰が策定するのだろう?

未来学者として『未来の衝撃』『第三の波』『パワーシフト』『富の未来』など数多くのベストセラーを世に送り出してきたアルビン・トフラーとハイディ・トフラー夫妻は2010年、『未来の衝撃』刊行40周年を迎えたことを機に、「今後の40年を左右する40の変化」(英題は「40 FOR THE NEXT 40」)を発表した。

2011年8月11日木曜日

タクシーに乗ると突如新たな経験への提案がされます。「このまま目的地へ向かう」or「リビング・ソシアルを体験する」後者を選択するとランダムで提案があり、そこへ連れて行かれます。あなたならどうしますか?


















ボクシング・シェフ・ポールダンス・007……タクシーに乗った事で、これまで経験した事の無い様な、普段ならチャレンジしないようなことへ導かれて行きます。そしてそれらは格安で提供されます。
ある日突然予期せぬ事へ導かれることはありますが、この様なキャンペーンは大変クールなアイデアですね。日本でやったら批判を浴びそうですが
【突如ポールダンスや007への体験へ導かれるタクシー】http://www.digitalbuzzblog.com/the-livingsocial-taxi-experiment/
なんとも粋なソーシャルキャンペーンです。「take-it-or-leave-it challenge
LivingSocialhttp://livingsocial.com/cities/1-washington-d-c/confirm?ref=broader_roadblock&skippable=true&ver=972

2011年8月10日水曜日

1日3万回再生のYouTubeの収益のみで旅するムービー作家永川優樹という生き方


TwitterFacebook、そしてYoutubeという誰もが使えるサービスをライフ・インフラにして表現し収入を得て生きていく。そんなノマドな生活が誰の手にも入る時代になった。デジタル一眼1台を持って、世界中の街をたった1人で撮り歩くムービー作家、永川優樹さん。“egawauemon”の名でYouTubeにアップされた映像は多くのファンを集め、1日およそ3万ビューをコンスタントに獲得している。















作品スタイルは、街をゆっくりと歩きながら撮影する。まるで街の中を自分が歩いているかのように感じさせる。東京、ニューヨーク、ロンドン、アマルフィー、ローマ、京都、バラナシ、ベニス、など世界中の都市の夜明けから朝の様子を17分にまとめている。なんだか懐かしいような切ないような、自分の旅の記憶と重なる。記憶というのものは、この動画のように案外ランダムかもしれない。
 Life in the WORLD 2010 shot with Canon 5D2, EF24mm-F2.8, STEADICAM MERLIN
永川さんの通算600万ビューを記録してきた『CRUISEシリーズ』は2010年には「ちょっと世界一周してくる」とTwitterで宣言から始まっている。1年で5大陸10カ国17都市を撮ってまわった。TwitterFacebookなどで口コミ的にファンを増やしてきた。旅先のホテルからアップロードされる、撮ったばかりの映像。それを見たファンとの、コメントやソーシャルメディアを通じた双方向の交流。視聴数が増えたことでYouTubeからの収益もアップし、2010年の途中からは「旅の映像で得た収入で旅をする」状態になっていたという。(ソースはガジェ通TV)

2011年8月9日火曜日

この映像はロサンジェルスの夜を撮影した「LA Light」という、コリン・リッチによって撮影・製作された大変美しいタイム・ランド・スケープの映像です。
















ここに写っているのは大抵人間が造り出したものたちです。ロサンジェルスという人工の町のパワーを感じると共に、人間がこれまで必死に進化しようとしてきたエネルギーも同時に感じる事になります。人間が発するエネルギーの美しさと同時にエゴイズムを感じます。
LA Light from Colin Rich on Vimeo.

使用機材は、Canon 5D Mark II and 7D
【人間が発するエネルギーを見事にとらえた大変美しい映像】http://www.fubiz.net/2011/08/05/la-light/
http://www.cinematicorchestra.com/&usg=ALkJrhhoG1Bmng-NHtV8ycctL7FgmV7Gvw

2011年8月8日月曜日

リバプールの新しいミュージアムのオープンを記念して行われた大掛かりなプロジェクションマッピング。

リバプールの新しいミュージアムのオープンを記念して行われたプロジェクションマッピング。市を上げての取り組みであり、日本では考えられない試みです。まず日本は街が明るすぎてプロジェクションの効果が難しいのと、交通の障害になると言う考えでプロジェクションマッピングが少ないようです。

Luminous Flux from the macula on Vimeo.

Maculaというプロジェクションマッピングを専門とする企業が、市と共同で2つの印象的な作品を造り上げました。1つ目は、リバプールの三大大聖堂のひとつであり海岸に面した’the Liver building’へ投影され、2つ目は新たにオープンしたミュージアムへ投影されました。作風が大きく違っています。伝統的な建築と新たな試みであるプロジェクションマッピングの融合は大変興味深いです。

NML from the macula on Vimeo.

【新たなミュージアムオープンを記念して、市と共同で製作されたプロジェクションマッピング】http://creativecriminals.com/outdoor/new-museum-of-liverpool-mapping/