2020年4月30日木曜日

サングラスレンズとフェイスシールドを一つの実用的でファッショナブルなCOVID-19プロダクトに仕上げた。


Joe doucetは、サングラスのレンズを組み込んだ実用的でファッショナブルなフェイスシールドを作成した。フェイスカバーがCOVID-19に対する必須の保護ツールになりつつあるため、ニューヨークを拠点とするデザイナーは、「一般的なフェイスシールドよりもエイリアンぽくなく、装着者の邪魔にならない」と感じる洗練された代替案を提案した。






















不要なものを大量に採用することをどのように奨励しますか?」と、ジョードーセットは尋ねます。そのファッショナブルなデザインは、典型的なフェイスシールドの不快でぎこちない外観を緩和しようとしている。進行中のCOVID-19パンデミックの中での個人用保護具の重要な役割を認識しているが、デザイナーは必ずしもそれが着用者に異質で扱いにくいと感じる必要はないと考えている。






















代わりに、彼の提案は統合されたサングラスレンズとアームを特徴としており、シールドをより実用的で美的に魅力的なものにし、大衆の利用に向いている。防曇コーティングが施された設計により、使用中にシールドが曇ることがない。
https://www.designboom.com/



2020年4月29日水曜日

ソーシャルディスタンシングを促進する黄色いテープがシンガポールの公共建築を再デザインしている。



















社会的距離のガイドラインを視覚化するのを助けるために、シンガポールの居住者はテープを使用して、多くの屋外の共用エリアとショッピングセンターを区別している。 大きな点は、チェックアウトを待つときに立つ場所を示したり。ベンチとステップは、空いている席を示す長方形を備えている。





















ただし、これらの安全対策の意図しない副作用は、テープ自体が建築のあらたな要素になることだ。 アカウント@tape_measuresは、国からの写真の提出物を編集しており、幾何学的な追加が単純なXと矢印、ボックス、および線のより複雑なシステムを使用して公共スペースをどのように変更しているかを示している。 社会的距離から着想を得た建築の変容はデフォルトとなるか ?































https://www.thisiscolossal.com/

2020年4月28日火曜日

「スレッドレス」によるアーティストがデザインしたフェイスマスクは、必要としているコミュニティに医療用品を提供するプロジェクト。



















eコマース企業「スレッドレス」によるアーティストがデザインしたフェイスマスクは、必要としているコミュニティに医療用品を提供するプロジェクト。COVID-19に対抗するための印象的で多面的なデザインイニシアチブだ。これは、最前線で安全な医療従事者を維持しようとする消費者、および収入を失ったアーティストやクリエイティブにとっての良いソリューションだ。アベノマスクの無策なデザインに比べるも無いが、日本はデザインの国であることを世界に知らせる格好の機会を失った。
















シカゴに本拠を置くeコマース企業「スレッドレス」は今週、アーティストがデザインしたフェイスマスクをリリースすると発表した。収益の一部は、医療品を必要としているコミュニティに届ける非営利団体MedShareに寄付される。 Rob Sheridan、Alex Norris、およびMukta Lata Baruaの作品をフィーチャーした布の表面は、CDCガイドラインに準拠しているが、医療グレードではない。

Threadlessの創設者兼CEOであるJake Nickellは、同社がたった6日で$ 100,000を調達し、目標を$ 250,000に引き上げたと語った。 「CDCが布マスクを着用するためのガイドラインをリリースしたとき、アーティストコミュニティがマスクをデザインすることを強く要望し、マスク販売を通じて現場の労働者に多くの資金を調達できることを理解していた。」

「マスクは近い将来、私たちの文化の一部となることを目指しているので、身に着けているときにアートやデザインを通して少し自分自身を表現することもできる。」同社は、多くの企業がフェイスマスクの利益を寄付していると述べたが、この動きは、スレッドレスがアパレルの売り上げの60%をショップに提供するという。

アーティストや中小企業は、彼らのデザインとロゴをアップロードすることにより、イニシアチブに参加することが許可される。現代美術に情熱を持ち、年に1回の助成金を申請し、インタビュー、パートナー割引、イベントチケットへの独占的なアクセス権を得ることが出来る。
https://impact.medshare.org/
https://www.threadless.com/

2020年4月27日月曜日

COVID-19が生み出した世界中のウォールアート、そして「疫病と芸術」の関係


ロンドン、イギリス
ロンドン南東部のレディウェルの橋の壁に描かれた
ストリートアーティストのライオネルスタンホープの壁画
写真:Matt Dunham / AP

これらの多数の世界中のウォールアートを見て胸に迫るものがある。絶望や希望の心の振幅が大きいと人はクリエイティブになるのだろうか?新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)もアーティストの心を激しく捉え市中に巨大な絵を壁に描かせた。
アイルランド、ウブリン
犬がコロナウイルスの細胞を描いた壁画を通り過ぎる
写真:エイダン・クローリー/ EPA
















そう言えばルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』は、芸術映画史上に残る大傑作だが、この映画は実は恐ろしい疫病の感染も描いている。この映画は初老の音楽家が、美少年に恋してしまう耽美的なストーリーだ。だから「ベニスに死す」なのだろうか?
サンフランシスコ、米国
塗られたフェンスはトランプ大統領をコロナウイルスとして描いています
写真:Josh Edelson / AFP / Getty Images















ベニスでは14世紀にはペストが大流行し、隔離するための収容所も作られた。その後も17世紀まで度々ペストが流行した。市内に巨大な教会が多いのもそのためである。1918年にはスペインかぜがありと、数々の感染症を経験してきた歴史がある。
ワルシャワ、ポーランド
保護マスクを身に着けている医療関係者を示す壁画
写真:Agencja Gazeta /ロイター















ただし、いまのベニスはサン・マルコ広場、サン・マルコ寺院、ドージェ宮殿などの観光名所はがらんとして人影が見られない。イタリア全土に感染が拡大する中で、かつて最も落ち着いた場所と呼ばれたベニスが、激しく動揺している。2020年4月21日の時点でイタリアでの感染者は10万8237人を超えた。
フランス・パリ
ジョガーが壁画を通過し、「Achoo Covid-19」というメッセージが表示される
写真:フランク・ファイフ/ AFP /ゲッティイメージズ















疫病をモチーフとして人間社会を描いた芸術や文学が多数ある。リストの『死の舞踏』や、デフォーの古典文学『疫病流行記』、またブリューゲルやベックリンの絵には当時のメメント・モリ(死を想え)の気分が強烈に満ちあふれているものがある。
カターニア、イタリア
フェイスマスク付きモナリザ
写真:Fabrizio Villa / Getty Images





























ある日、港に船が着き、その船にはペストが蔓延している。やがて、その船から鼠が街に逃げ出す。ヴェルナー・ヘルツォーク監督のドイツ映画『ノスフェラトゥ(Nosferatu: Phantom der Nacht)』は耽美的にリメイクしたドラキュラ映画だ。
ロシア、ガッチナ
サンクトペテルブルクの南約20 kmにある
ガッチナの干潟のブロック上のウイルスを描いた壁画
写真:Peter Kovalev / TASS
















ウェッテレン、ベルギー
ストリートアーティストCAZによる医療従事者を描いた壁画
写真:バージニアメイヨー/ AP















ガザ地区ラファ
芸術家は、ガザ地区南部で
「伝染病と闘うことで人間を守り、地球を守る」という壁画の朗読を描く
写真:Mohammed Abed / AFP / Getty Images
















サンアントニオ、米国
アーティストがフェイスマスクを含むように更新したCardi Bの壁画
写真:エリック・ゲイ/ AP

















ベルリン、ドイツ
コロナウイルスの画像の横に防護マスクをつけている女性の落書き
写真:アダム・ベリー/ゲッティイメージズ















ロサンゼルス、アメリカ
ベニスのビーチの横にある、フェイスマスクでキスする
カップルを示す壁画を通り過ぎて、フェイスマスクを着た男がジョギングする
写真:ÉtienneLaurent / EPA
















タンゲラン、インドネシア













2020年4月24日金曜日

大きな感染症は常に権力の変容を生んできた。ではアフターコロナの権力は?

人類史的にみてCOVID-19 はどんな意味を持つのか?という質問にジャック・アタリは「権力の変容が起こるとみている。歴史上、大きな感染症は権力の変容を生んできた。例えば15世紀ごろにはペストの発生を機に教会から治安当局に権力が移った。

感染者を隔離するなどの力を持ったからだ」「その後の感染症で、人々は科学が問題を解決すると考えるようになった。治安当局から医学への権力の移転だ。これまで我々はこの段階にいた。新型コロナの対策ではテクノロジーが力を持っている。

問題はテクノロジーを全体主義の道具とするか、利他的かつ他者と共感する手段とすべきかだ。私が答える『明日の民主主義』は後者だ」と答えた。この発言をそのまま受け取ると次の権力は医者や薬学者などのテクノロジストになる。
1656年に描かれたローマの医師。ヨーロッパにおける17世紀のペストの大流行の際、医師は、クチバシ付きマスク、革手袋、長いコートを着用し、感染を防ごうとした。不吉で象徴的なその姿は、今日でもよく知られている。






























確かにメディアでは疫病のプロが新たなスターになった。トランプ大統領の横で言いたいことをきっちり言う、国立アレルギー・感染症研究所の所長で免疫学者のアンソニー・ファウチ、日本では厚生労働省クラスター対策班に参加する西浦博・北海道大教授(理論疫学)や、疫病アイドルこと白鵬大学・岡田晴恵教授、久住 英二ナビタスクリニック内科医師(血液内科と旅行医学が専門)などが連日ワイドショーなどに登場している。

感染症と政治権力との「密接な関係」に着目する。国家による市民の「管理」や「隔離」、危機対応と民主主義のジレンマを、私たちはどう受けとめるべきか?国全体の感染症対策は「自治体の判断」ではダメ、国が責任を持つべきだ。感染症との世界の戦いにおいて特定の政治家(特にトランプ)やメディアがウイルスと感染症を政治的またはスティグマタイゼーション(汚名を着せて人を卑しめること)に利用している。

「COVID-19の感染を防ぐための行動制限を何もしなかった場合、国内で重篤になる感染者が計85万人に上る」とするショッキングな試算を、あえて発表した厚生労働省クラスター対策班に参加する西浦博・北海道大教授(理論疫学)には右からも左からも批判集まる ”「新型コロナで42万人死ぬ」という西浦モデルは本当か架空シミュレーションで国民を脅す「青年将校」”とディスられている。専門家のクーデターとも言われている。

感染症と政治権力との「密接な関係」に着目すると、国家による市民の「管理」や「隔離」、危機対応と民主主義のジレンマを、私たちはどう受けとめるべきか?というのは我が国安倍政権の状況そのもだ。

また国力とは何か?を考えさせられる。国力を測る物差しが「パンデミック迎撃態勢」になったということだ。あれだけ強大な軍事力を持った米国は、COVID-19のもとには最悪の対応をさらした。国力は国民の生命を救う力という理解で COVID-19 を見ると、今のところドイツ、中国、韓国のCOVID-19封じ込めでは成功している。

2020年4月23日木曜日

オフラインとオンラインが融合する世界が促進されるウィズコロナの時代

COVID-19 も従来の水際対策から感染蔓延期に向けてアフターコロナの前にウィズコロナがテーマになる。COVID-19との戦いのまっただ中だが、やるべきことは山ほどある。これは大きな時代の変化だ。いま日本企業にとってなかなか進まなかったDX(デジタルトランスフォーメーション)も推進を進めることだ。













デジタル化が進むと、すべての行動がオンラインデータ化出来る。そしてオフラインとオンラインの境い目がなくなるOMOの世界。そしてリアルとデジタルの役割は逆転し、デジタルを起点としたビジネスが当たり前の時代になる。リアルの役割も変わり、デジタルで拡張しながら、密にコミュニケーションできる、貴重な「体験価値提供の場」になる。(beBitのHP参照)https://www.bebit.co.jp/

人と人の接触を禁止され、否応も無くデジタルで人や会社が結ばれ、ZOOMでのミーティングは、我々の新しい日常になった。ビデオ会議で済ましている今は、一過性のものではなく、それはもう社会でのスタンダードになっていく。

企業の人材の募集要項も変わるだろう。「リモート週3日可」、「フルリモート可」など。そうした採用条件をデフォルトでいれなければ、良い人材は獲得できなくなる。ミーティングだけでなく海外のお客さんの5
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アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る 

2020年4月22日水曜日

もう(ビフォーコロナ)のようには戻らない。新世界(ニューノーマル)で求められるニーズやバリュー

2020年4月22日の今日、COVID-19新型コロナウィルス(COVID-19)が猛威を振るい多くの人が自宅に閉じこもり家族との生活と、時々のリモートワークを行い、ぎりぎりの社会活動を支えている。この2020に起きたことは100年後にも子供や孫に語られ続けるくらいグローバルな歴史上の大きな出来事だろう。

人々は、いずれは(ビフォーコロナ)前のようになるだろうと考えるが、「もう(アフターコロナ)の今は完全に新しい世界(ニューノーマル)なのだ」ともう元の世界に戻らないことを認めるしかない。





























対面で行うのが常識だったビジネスでさえ、もうすでにオンライン化している。ただ、ここで身につければ強くなれるスキルは、「たとえ、深圳の一度も会ったことがない人とでも、リモートだけで、信頼関係を築け、たとえ大きな予算の仕事の受発注でさえ可能になる」スキルのことだ。

これを、小林慎和さんはリモートトラスト(remote trust)と呼んでいる。このリモートトラストを身に付けることができた人は、とてつもなくビジネススキルが強くなるだろう。

もう(ビフォーコロナ)のようには戻らない。新世界(ニューノーマル)で求められるニーズやバリューに合わせて、経営者は事業内容を転換する決断が必要になるアフターコロナ。私は経営者というより起業家に近い、20才から40才まではファッションを事業とした。

40才頃からはコンセプターと称し自動車やケータイなどプロダクトデザインの業界の一員になった。その次は約20年前に山田進太郎さんや猪子寿之さんとブランドデータバンクという、いわゆるデジタルマーケティングを生業とした。その次が慶応大学SFCの教授になりデザインを教えた。その後デジタルマーケティングの商材を世界中で探し販売する事業を興した。つまり5回の業態変容を行って、その時代の求めるモノにビジネスをアジャストしてきた。

そして今ウィズコロナ(with CORONA)のまっただ中、今更だがオンラインサロンの準備を行っている。まさに私の人生も鴨長明の言う「うたかた」そのものだ。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」 と鴨長明が方丈記で書いている。

鴨長明は流れる河の水が、二度と戻らない事を見て、「無常」という仏教の言葉と重ね合わせて、常に同じものはこの世には無い。と言ったが、このCOVID-19の猛威の前にこの言葉は心に響く。