「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」は、1989年のF1日本グランプリにおいて、アイルトン・セナが「マクラーレン ホンダ MP4/5」で記録した鈴鹿サーキットの当時世界最速ラップを、エンジン音と光の演出で再現したプロジェクト。
カンヌ・チタニウム部門のグランプリには本田技研工業 インターナビの「Sound of Honda / Ayrton Senna1989」(電通)が選ばれた。
同作品はこの他に、6つのゴールド(フィルム、サイバー×2、プロモ&アクティベーション、ダイレクト、アウトドア)、6つのシルバー(サイバー×2、プロモ&アクティベーション、ダイレクト、デザイン、ブランデッドコンテンツ&エンターテインメント)、2つのブロンズ(アウトドア、デザイン)を受賞しており、受賞数は計15となった。
当時のF1で導入された“クルマの走行データを記録、解析し、運転に役立てる”という考えは進化を遂げ、現在ではHondaインターナビを搭載する車両から集められた走行データをもとに、安全・安心なドライブを支援。それにしてもマクラーレン・ホンダとアイルトン・セナの凄さ!エンジニアもドライバーもF1に関わる人の情熱と、これだけの膨大な予算を割いたホンダは凄い。真鍋大度さんが、当時の走行データ、コース場の軌跡を光と音のデジタル化パートを担当した。