2013年7月18日木曜日

ブームの一方で理解が十分に進んでいるとは言い難いファブラボの真相に迫る。7.20に八丁堀で「ファブラボ トーク―田中浩也さんと語る『つくることの未来』―」が開催される。


「3Dプリンタ」という言葉は多くの人に普及しつつあるようだ。マスメディアなどでは10年以内の市場規模が1兆円になるというような強気の予測も目立つ。しかしブームは得てして誤解を生みやすい。

「3Dプリンタがあれば誰でも何でも作れる」といったものはその最たるものであろう。「デジタルファイルが作れないと3Dプリンタはただの箱」だ。

そんな「3Dプリンタ」や各種工作機械をそろえた「ファブラボ」を見つめなおすイベントが7.20の13時から八丁堀の内田洋行 近未来ワークプレイス研究所で開催される。 ファブラボ トーク―田中浩也さんと語る「つくることの未来」―
https://www.facebook.com/events/585750848114096/ 


















ゲストは日本のファブラボの第一人者である田中浩也・慶應義塾大学環境情報学部准教授。イベントの目玉のトークセッションでは、単なる工房にとどまらない未来のファブラボの姿やFab3.0やFab4.0といったまだ世間には広く伝播していない考え方も紹介されるという。

「3Dプリンタ」や「ファブラボ」といったキーワードが気になる、もっと知りたいという方には必見のイベントだ。
田中浩也・慶應義塾大学環境情報学部准教授
















1975年北海道生まれ。京都大学総合人間学部卒業、東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。博士(工学)。2008年より慶應義塾大学環境情報学部准教授。2010年マサチューセッツ工科大学(MIT)建築学科客員研究員。日本におけるファブラボの発起人であり、11年には鎌倉市に拠点となる「ファブラボ鎌倉」を開設。主な著書に『FabLife デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』〈オライリー・ジャパン〉など。

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