2013年4月27日土曜日

どうして村上隆さんはWEB上で攻撃されのだろうか?間違いなく才能のある人なのに、その村上さんが映画『めめめのくらげ』で監督デビュー。


ロンドンから世界に発信される現代美術雑誌『Art Review』の恒例企画、アート界のキーパーソン100人をランキングする「THE POWER 100」に毎年登場するアーティストが村上隆が、ついに映画監督デビュー。

タイトルは『めめめのくらげ』。謎の生き物「くらげ坊」と、とある田舎町に引っ越してきた内気な少年の交流を描いた同作は、村上ワールドの集大成的作品と言えるだろう。
前半の記事ソースから転載
http://www.cinra.net/interview/2013/04/25/000000.php

 可愛いのだがどこか不気味なクリーチャーたち、大人の知らない子どもだけの秘密の世界、そして世界の存亡をかけた大バトル。それは、僕たち日本人が子どもの頃から慣れ親しんだアニメやマンガの世界を融合させた奇想天外なワンダーランドだ。成功すると良いなあ。

どうして村上さんはWEB上で攻撃されのだろうか?間違いなく才能のある人なのに、僕は残念だ。もうだいぶ前になるが「日本文化デザイン賞の第二十四回沖縄」で2001年に僕も受賞委員の一人だったときに、村上隆さんを強く押したのだが、日本文化デザイン会議の当時の重鎮達の大半は村上さんを知らなくて、賞を通すのには大変苦労したことを思い出した。















ちょうど同じ年の2001年(平成13年)にアメリカロサンゼルスで、展覧会『SUPER FLAT』展が開催され全米で話題となり、世界でメジャーデビューを果たしているので、この前後に「日本文化デザイン賞の第二十四回沖縄」が行われていたのだ。まだ村上さんの成功物語の情報が無かったのかもしれない。

僕はその後村上さんの絵(まだとても安かった)を購入しようとしたのだが、スケジュールの調整がうまくいかず断念した。今思うと良い機会を失ってしまった。その後2005年(平成17年)4月、ニューヨークで個展 『リトルボーイ展』を開催大ブレークする。











自身の作品の他、ジャパニーズ・オタクカルチャーや日本人アーティストの作品が展示され、またリトルボーイ展では「父親たる戦勝国アメリカに去勢され温室でぬくぬくと肥えつづけた怠慢な子供としての日本と、そうした環境ゆえに派生した奇形文化としてのオタク・カルチャー」、「それがゆえにオタク・カルチャーのきっかけはアメリカにもあるのだ」とのシニカル考えが提示された。

このリトルボーイ (Little Boy) は、第二次世界大戦においてアメリカ軍が広島市に投下した原子爆弾のコードネームだと知る人が何人いたんだろう。

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