2010年10月20日水曜日

L'0real(ロレアル)の100周年記念として2009年に発行された「100,000 Years of Beauty」女性の美への欲望の追求は限りない。

100,000 Years of Beauty

L'0real(ロレアル)の100周年記念として2009年に「100,000 Years of Beauty」という、タイトルの5巻セットの、とても美しい本を発表した。ブック・ケースはすべて接着され繋がり写真のように本立てには置けない台形型になる。ネットの時代に、電子書籍とはあえて差異化したのか?オブジェとしての本になっている。
タイトルは上から、
PREHISTORY/FOUNDATIONS
ANTIQUITY/FOUNDATIONS
CLASSICAL AGE/CONFRONTATIONS
MODERNITY/GLOBALISATION
FUTURE/PROJECTIONS
となっていて、極めてアーティスティックで、学術的な美の歴史の追究となっている。
あまりにも膨大なので必要な項目ごとにゆっくり読んでいる。

L'0real(ロレアル)の100周年記念出版された「100,000 Years of Beauty
http://www.amazon.com/100-Years-Beauty-Elizabeth-Azoulay/dp/207012844X
(本の中に書かれている原稿の一部)
5巻の発表は、エッセイの贅沢なイラストを選択、300以上の専門家や科学者まで執筆している。エジプト学者からルネッサンスの教授まで、現代から先史時代にもまたがる内容だ。 情報の深さは素晴らしい。 唐の時代から反米闘争の時代までをミックス。ローマの哲学者オウィディウス、マスク礼儀、老化の髪への対策の流行についてまで学ぶことができる。また個人的に面白いのは古代ギリシャの筋肉カルトの話だ。
美しさ自体が時代に対して一定の価値観ではない。中世の女性のヘアスタイルは、今見ると奇妙に見える。60'sの眉毛や「まつげ」もグロテスクに見えるかもしれない。 また21世紀には、女性の胸に生理食塩水のバッグを挿入し整形することが一般的になると誰にも推測される。それにしても女性の美への欲望の追求は限りない。

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