2010年10月2日土曜日

「サヴァイヴ!南国日本」は2013年の猛暑の予言書となった?かもしれない。

昨日11日だけで熱中症で1266人が搬送され3人の方が亡くなった。7月というのに酷暑が続く、いつから日本は南国になったんだろうか? 「サヴァイブ!南国日本」という本を読み返して見た。

高城剛さんは、怪しい人と言われ続けて来たが、彼の予知能力には時々驚ろかされる。この2007年に出版された「サヴァイブ!南国日本」を読み返すと、もうずいぶん前から今年の夏のような酷暑とも言うべき気候を、地球温暖化への警告として予告していた。

ただ予知能力という表現は少し実体から乖離している。彼のビジョナリーの特質は、世界を日常的に移動する中で、自分の目で見、自分の耳で聞いた実体験に基づいた情報が元となって醸成されたもので、その手法はむしろデータサイエンティストに近い。

しかし、スーパーラグジュアリーなジェットセッターで、一年の半分以上はバックパック一つで旅行し続けアウトドアでのキャンプと、リッチホテル宿泊を繰り返す。最近は例のことがあってから面倒になったのか?日本を脱出して世界を彷徨っている。




























その高城さんが2007年に出した本を思い出した。その名も「サヴァイヴ!南国日本」、今年の夏の予言書としては、ずいぶん前のタイミングの出版だった。20077月が初版なので、2010の夏の記録的な猛暑について、気象庁に、「30年に一度の異常気象」「100年に一度の暑い夏」と言わせた。今年2013年もその記録を超すかもしれない。今日は七月で五日連続の猛暑と言う。

















結果的に高城さんは、未来の異常気象を予言していたことになる。そして筆者がデジタルデバイスを減らし、パーティーを減らし、テレビを減らし、インターネットの使用時間を減らし、クリエイティブでお金を稼ぐことはかっこ悪いと発言しだした。

6 件のコメント:

  1. 高城氏の書かれた本は、かなりの部分当たっていると思っています。
    でも、必要な良いものをクリエイトする事や必要な事を伝えやすくする良い仕事が無くなると、益々世の中に適当で安いだけの質の悪いものが氾濫します。
    そこにクリエイションの本当に生き残る道が有ると思います。
    目新しいモノを欲しがる、人間の底知れぬ欲望との戦いなのかもしれません。

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  2. 高城さんのこの本をはじめ何冊か読みました。高城さんは各国のクライアント、いわゆる「支配層」からの要望を形にする仕事をしておられ、従って彼らの頭の中を覗くことを許されているように解釈しました。高城さんは良い人なので、そこで思った事をフィルターをあまり通さず発言される印象です。クライアントが営利企業で有る以上、格好悪いと思われたのかも知れません。
    今高城さんが配信されているiPadアプリは、無料で美しく、ヒッピーというかボヘミアンというか、もう一度自由になろうとしているような意気を感じます。
    全員がこういう生き方をするのは、面白いんだと思います。むろん生きる力を持っていることが前提だとしても。@yurukawa氏には同じ臭いを感じる。

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  3. 知義さん、コメントありがとう!
    「モノを欲しがる、人間の底知れぬ欲望との戦い」このパートよくわかります。
    人々が欲望を失うことはないでしょうね。
    それが、良い商品や、良い社会につながれば最高なのですが、、

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  4. kunioさんが、ずいぶん高城さんを理解されていることに驚きました。
    おっしゃるとおり、彼は今価値観を変えて、自らを変革しようとしています。
    iPadのフォトライブラリーも、とても美しいギフトですね。
    頑張って欲しいと思います。@yurukawa氏は僕の友人で、とても賢い人です。
    また、気が向いたらコメントください。

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  5. ご無沙汰しております、
    いつも楽しみに読ませて頂いております。

    今回は内容が高城さんでしたので、
    自分の意見を整理する意味でも、
    おこがましくレス投稿ということで、HPに書かせて頂きました。

    http://shinyashibakmt3a.com/

    またお会いできる機会を楽しみにしております。

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  6. Kmt-3aさん、素晴らしい洞察でした。特に、このパート
    「クリエイティブでお金を稼ぐのではなく、カルチャーを作って生活する。
    ということではないだろうか。クリエイティブといっても様々だが、例えばテレビや映画の映像コンテンツ。それらのコンテンツが一部のテレビ局に支配されていた時代は終わり、(略)またこれだけ情報やモノが多い時代では、従来の広告手法では、印象に残るなんて至難の業で、物理的に埋没する可能性が高く、世の中にスキップされてしまう。実際に今もそうだ。世の中に「+」かどうか怪しい仕事をして、すぐに淘汰される不要なモノを生み出して稼ぐよりは、大小関わらずカルチャーを構築、提供し続けて生活していくほうが、カッコいいと僕は思う。カルチャーを作って生活する。」

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