2013年2月12日火曜日

音や色もブランドとして登録可能になり、人間の五感すべてにブランディングが適用される可能性。


日経新聞2/8の13面に面白い記事が出ていた。企業名や商品名のロゴマークなどは、文字や記号などに限られていた。しかしこれからは「音や色」などにも拡大されるようだ。エンジン音がない日産の電気自動車「リーフ」では、起動のスイッチを入れる際、独特のメロディーが流れる。これもサウンドロゴとして登録されている。
現在、日本では「文字、図形、記号、立体的形状、これらと色彩との結合」しか商標登録ができない。欧米では色などを積極的に商標登録している企業が多い。ティファニーは袋や包装などに使っている水色を「ティファニーブルー」として登録している。




















UPSも企業カラーの「チョコレートブラウン」を登録済みだ。
















アップルは昨年、パソコン「マック」の起動音の商標を登録した。
日本企業による海外での権利取得の例は、久光製薬はCMで流れる音と企業名を一体にした『ヒ、サ、ミ、ツ』のメロディーを音の商標として50カ国以上で登録している。
視覚聴覚の次は触覚や臭覚や味覚など五感で識別できるものは何でもブランドの要素になるだろう。(日経新聞の「広がる商標」を参照した)


0 件のコメント:

コメントを投稿