2012年3月11日日曜日

どれだけ人間に近づけるか。どれだけ人間らしくできるか。自分そっくりのコピーロボット「ジェミノイド」を作った石黒浩教授。

まずロボットに「人は見かけは重要だ。」ということに、ずばっとフォーカスした研究者だ。この考え方は僕好みだ。自分そっくりのコピーロボットを作る。というのは度胸があるし、不気味さも含めてアピール力はすごい。テレビ出演も多い。一卵性双生児を考えて見ると良い。我々は、そういう方にお会いすると、どうしても、失礼なことに、その微妙な差違を一瞬で見てしまうことがある。コピーロボットの持つ不気味さは、そういうところにもヒントがある。





























今までの工学系のロボット研究はビジュアルの研究をやっていなかった。そこで、石黒浩教授は、まずは人間そっくりなロボットを作ることからことを考えた。「どれだけ人間に近づけるか。どれだけ人間らしくできるか。もっといえば、どこまでなら人間はその見た目を許容できるか?」と石黒浩教授は語る。つまり骨から考える工学的なロボットよりも見かけの表層に、より強い関心を求めた研究者だ。

遠隔地から操作する人の表情をリアルタイムに再現できる­ロボット

大阪大学の石黒浩教授らの研究チームとATRが、遠隔地からPCとwebカメラで操作し、操作する人の表情をリアルタイムに再現できる­ロボット「ACTROID-F」を開発した。

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