2011年1月16日日曜日

カリム・ラシッドのキーカラーのピンクがふんだんに使われていて、音楽三昧を体験できるホテル



















ベルリンカルチャーの中心部、シュプレー川沿いに音楽ホテル「nhowホテル」誕生。インテリア・デザインはカリム・ラシッド。このホテルは、2つの音楽スタジを備え、宿泊客が利用できる。各部屋にはiPodコネクションからワイアレスシステム、エンターテイメントシステムも完備、ギブソンのギターもルームサービスで借りれる。いわゆる音楽三昧を体験できるホテル。デザイナーKarim Rashid のキーカラーのピンクがふんだんに使われている。
http://www.nhow-hotels.com/berlin/en

Bruce Sterlingは拡張現実を使いホテルを紹介している。
Musica Globalista: Lez Zeppelin as German architecture and interior design critics | Beyond The Beyond
nHow Berlin Hotel

エジプト人とイギリス人のハーフでカイロ生まれ。ヨーロッパ各地で年少時代を過ごし、その後、カナダに渡りデザイン関連の仕事に就く。現在は、ニューヨークにスタジオを持ち、小物から建築まで、200アイテム以上のプロジェクトに関わり、世界中で200万個以上の商品が販売されているという。まさに、モダン・デザインをリードしている一人である。独特なポーズとファッションでの本人のメディア露出も多く、それ自体がデザインされている。

一方彼は、見た目のイメージとは違って真面目にサステナブルの思想をデザインに持ち込んでいる。現在盛んに言われている「脱物質化社会」つまり、物質の生産を抑え、マテリアルとエネルギーの消費を一定値に抑制する社会におけるデザイナーの役割を、脱生産化による環境の維持と位置付けている。モノが溢れた物質社会においては、まず、より質が高く集約的なデザインを提供することでスタイルやそのバリエーション、ひいては流通するモノの量を減らす必要があり、さらにそのデザインの役割として必要性を提示している。

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