非常にラフで、一見描き殴り描きのような「ヘタウマ」絵を描く漫画家として知られるが、生前の手塚治虫に「この人は実はものすごく絵がうまい人だ」と評されたことがある。いつ会っても、おだやかな笑顔を絶やさない「しりさん」ですが、常に繊細でかつシリアスな視点を持ち続けている。この動画は三年前の2007年7月28日~10月14日広島市現代美術館にて開催された、しりあがり寿による映像インスタレーションの個展『オヤジの世界』オヤジアニメが会場を駆け巡る! しりあがり寿さん本人が美術館を歩きながら、とてもわかりやすく作品を語っています。
代表作は『真夜中の弥次さん喜多さん』、『弥次喜多 in DEEP』など。白土三平や貸本ホラー漫画のパロディなどの漫画マニア向けの濃い作品や、「ヒゲのOL」「流星課長」などのシュール・サラリーマン物など、独特のギャグ漫画家として評価を獲得。現在では時事ネタ、家庭ネタ、サラリーマンネタ、果てには哲学的なテーマまで幅広く扱い、ギャグによって文学の領域にまで達した漫画家として評価が高い。時事ネタとしてアニメ調の画風でネタを描いた事がある。
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