2010年11月22日月曜日

五葉松を氷浸けにした「式2」と名付けられた作品。

五葉松を氷浸けにした「式2」と名付けられた作品。冷酷という方もいますが、インパクトありますね。アメリカやフランスで個展を開き、美術展会場の装飾や、海外ブランドのショップディスプレイ、また映画・雑誌等、積極的に活動の場を広げている。植物に対する暴力性という表現で、白菜を活けた「中川幸夫」という生け花作家と比べられることがあるが、僕はまた別の方向に向かっているように思う。もともと生け花は花を切るところから始まる以上、暴力性うんぬんは意味をなさないのではないかと思う。
式2







































中川幸夫(1918725 - )は、香川県出身の前衛いけばな作家。華道家、芸術家。1951年、白菜を活けた「ブルース」という作品についての見解の相違がもとで家元と衝突、『決定的に自由であるために』池坊脱退声明を表し、33歳で流派を去る。http://www.blueocean.bz/worm/home/about/4763007149
2年間にわたるプロジェクト「AMPG」での集大成





















フラワーアーティスト/東信(あずま・まこと)
1976724日生まれ
福岡県福間町(現福津市)出身。ミュージシャンを目指して上京後、アルバイトとして花の仲卸会社で働いたことがきっかけで、花の魅力に惹かれ、まったくの独学で花について研鑽を積む。2001年、東京・銀座に花店『JARDINS des FLEURS』をオープン。店頭に一輪も花を置かず、お客から注文を受けてから初めて市場に花の買い付けに行く、完全オーダーメイドで作る花束が評判になる。

1 件のコメント:

  1. パリのセレクトショップ「Colette」のショーウィンドウに生のもみの木を宙吊りにしたクリスマスディスプレイもインパクトがありましたが、これも良いですね。

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