軍事のおかげでテクノロジーが進化するということは昔からよくあった。自動車も航空機も船舶も通信もすべてそうだ。ドローンも軍事以外にも実用的な用途はさまざまあり、ドローンは物流を変える、人名救助に革命をもたらすと機能面で語られてきた。
ところがよく考えるとテクノロジーは常に光と闇を持つ。かつて原子力も戦争と平和の両面を持つとされきたではないか。
ドローンも光の部分「アート」での活用を考えてもいい。ライゾマティクスとイレブンプレイによる映像が、ドローンを使った新たな演出方法を開拓している。
ドローンはハード、ソフト、演出、ダンスが組み合わさりつつ、色んな方々の理解を得られて初めて出来るのと、失敗した時のリスクが無茶デカイので達成感が大きい。と語る真鍋大度さん。
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すべての技術がそうであるように、ドローンは商業用だけでなく、アートにも貢献できる。シャドウもそうだ。ダンスカンパニー・Elevenplayは、自らの表現を追求するため芸術監督兼振付家として率いる女性だけのダンス・カンパニー、elevenplayと、ドローンによるパフォーマンスの可能性を模索しているRhizomatiksによるコラボレーション。
シャドウにおいては、ドローンは、「ロボットによるスポットライト」だ。ひとりのダンサーの周りでドローンは自らの位置を再調整し、全体に影と光の魅惑的な動きをもたらす。パフォーマーの周りで、3つの独立して動く光源を演出可能にすることで、おそらく他の方法では実現できなかった視覚的効果をつくり出すことができる。
24 drones flight testの後期では、“飛行するスポットライト”というより“中空を漂う電球”、あるいは、動作をプログラミングできる“大型のホタル”だ。これらの開発を行った真鍋大度は中学生の頃、私の家の次男が大親友で、彼のゲームルームに大度が入り浸っていたことを、つい最近知った。
http://wired.jp/2015/03/22/shadow-ballet-drones-dance-humans/
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