通常スニーカーのデザイナーは、①スニーカーの靴底の事をアウトソール、②アウトソールとインソール(足裏)との間に入るミッドソール③スニーカーのソール以外の部分アッパー④シューレース(靴紐)ホール(靴紐を通す穴)⑤タン⑥アッパー部分の内側ライナー⑦ヒールカウンターと7種類のパーツを前提にデザインを考える。
ところがスニーカーデザインにバイアスを持たないマーク・ニューソンは、0からデザインを考えマルチピース構造で表も裏もソールもアッパーも一つのデザインで構成した。天才のすがすがしさに驚かされる。
マーク・ニューソンは、2004年にリリースNIKE ZVEZDOCHKA(靴の名は、ZVEZDOCHKAがでスプートニク10に乗って軌道に打ち上げロシアの宇宙犬の名前)をデザインした。宇宙好きのマーク・ニューソンが、初期の宇宙時代に触発された大胆かつ洗練されたスニーカーは、珍しいマルチピース構造。
構造は外側ケージ、連動アウトソール、インナースリーブとインソールに分けられるが、外観からはどこから見ても同じ表情をまとっている。ZVEZDOCHKAは画期的なエンジニアリングの結果だった。コンピュータ上で完全にモデル化し、靴はモジュラー設計。
通気性有孔ケージは、連動部品の基盤を形成した。第二の皮膚のように足をフィッティング、インナースリーブは足をカバーし保護するために、柔軟な耐熱材料で作られた。 ZVEZDOCHKAはNIKELABで、オンライン2014年12月29日から再リリースされる。http://www.designboom.com/
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