「少女時代」は慶応の学生にも大人気でヒット曲GENIEが耳から離れないという。「現地化」「技術向上」「徹底したマネジメント」において「サムソン電子や現代自動車」と相似形の生産システムで産まれたプロダクト(製品)だと考える!韓国のポップグループ「少女時代」が「日経ビジネス誌」の表紙になったのも当然だろう。
また国内では「AKB48」がグッドデザイン賞のベスト15を受賞した。少女時代の母国での人気は当然、圧倒的だ。韓国の音楽番組で9週連続の1位に選ばれ、CDの出荷も日本のミリオンセラーに匹敵する25万枚を誇る。
日本でのデビューシングル「GENIE」(9月8日発売)も初回で10万枚を出荷する。9月20日付けのオリコン
「シングルランキング」で、GENIEは初登場で4位をつけた。これは、海外女性アーティストの楽曲では初の快挙だ。
2007年にデビューした「少女時代」は、その数年前からすでに一定の実績を持つ芸能人を招集してメンバーを組織した。メンバー構成の工夫は初めから世界を市場にすることを前提にして、日本語、英語、中国語などに堪能なメンバーを意識的に組み入れた。海外でプロモーションを行なう時には、流暢に現地の言葉を駆使してファンに語りかけ、親近感を与えて“現地化”ができる。
メンバーの1人であるスヨンは、日本の芸能界で活動した経験を持つ。また、英語の話せるメンバーをつくるために、米国に出向いて在米韓国人を対象にしたオーディションを実施した。ダンス、語学、そして様々な演技。それぞれに特技を持つ人材をグループ内に散りばめて、幅広いニーズに対応できる組織に仕立て上げられている。いくつもの個性、そして歌唱力とダンスの技量を磨きあげて、最初から圧倒的なパフォーマンスを見せる。
「現地化」「技術向上」「徹底したマネジメント」――。こうしたキーワードからは、世界で活躍するサムソン電子や現代自動車の姿に重なる「少女時代」の戦略が見えてくる。「国や世代に関係なく幅広いファンをつかむために、韓国の芸能界はより企画化され、商業的になっている」歌謡を始め、映画などソフト面で世界市場を狙い始めた韓国エンターテイメント産業。世界デビューに成功した「RAIN」以降「世界仕様」に照準を合わせたプロモーションは、より商業的に進化している
(日経ビジネスを要約再編集した)
「AKB48」がグッドデザイン賞を受賞
返信削除グッドデザインのいいPRになったでしょうね。
「グッドはわからないけれど、感じるものがあれば・・・」との深澤委員長の言葉を推測すると
対象物から何をどの程度感じるのかというのは感性工学になるのではないかと我田引水。
エンターテーメントがプロダクトなら、政策のデザインや経営のデザイン、DNAのデザインなどのデザインという言葉とどのように区分けしたらよいのか、狭義のデザインと広義のデザインという分類にするのか、やはり坂井先生の言う整理が必要と思います。
新しいジャンルを提起することもあり得るかもしれません。
「AKB48」がグッドデザイン賞を受賞
返信削除グッドデザインのいいPRになったでしょうね。
「グッドはわからないけれど、感じるものがあれば・・・」との深澤委員長の言葉を推測すると
対象物から何をどの程度感じるのかというのは感性工学になるのではないかと我田引水。
エンターテーメントがプロダクトなら、政策のデザインや経営のデザイン、DNAのデザインなどのデザインという言葉とどのように区分けしたらよいのか、狭義のデザインと広義のデザインという分類にするのか、やはり坂井先生の言う整理が必要と思います。
新しいジャンルを提起することもあり得るかもしれません。
2010年10月6日22:03