2012年1月31日火曜日

太陽の昇らない街に、人工の太陽をプレゼントしよう。というトロピカーナが行ったキャンペーンです。














まずはカナダの北の街、イヌヴィック(Inuvik)で行われました。この街は北極圏にあり、冬には約一ヶ月の間太陽が昇らない日がある薄暗い街です。そんな街で初日の出を見せるべく行われたのが、このキャンペーンです。子供達の笑顔に、ぐっときます。
Tropicana Advert Commercial: Arctic Sun - Brighter mornings for brighter days


同様に、イギリスでもこのキャンペーンは行われました。人々の何とも言えない笑顔が感動的です。

Trafalgar Sun Timelapse -- Tropicana Brightens up London 2 Hours Earlyメイキング













この人工の太陽は、アーティスト集団"Greyworld"によって行われました。暗い街を照らす、トロピカーナのキャンペーンは実にファンタジックで素敵です。

2012年1月30日月曜日

過去というのは自分の中の他人だ。すると過去の自分から未来の自分を想像する時、それも他人だ。過去も未来も他人だとすると、自分は現在だけということになりそう。横尾忠則

さて人生系のレクチャーの後、学生から受ける質問に、一つのパターンがあります。「先生の20才の時に、やっておけば良かったと思うものは、なんですか?」的な質問、もっとバリエーションがありますが、この類「たられば」の質問がかなりあります。

学生がそれを聞きたい理由もわかるのですが、その時僕は常に戸惑います。なぜなら45年前の自分はすでに他人だからです。横尾忠則さんの「つぶやき」にあるように。

また横尾さんは、今まで数多くのY字路の絵を描いています。Y字路へのこだわりを「生か死か、過去か未来か。岐路を表すものとしての特性」と語っています。つまり人生は「あみだくじ」なのです。






















横尾忠則:「過去というのは自分の中の他人だ。すると過去の自分から未来の自分を想像する時、それも他人だ。過去も未来も他人だとすると、自分は現在だけということになりそう。その自分も死んだら、生きていた自分はみんな他人か?」

坂井:先日のレクチャーで二人の質問を受けながら、上手く説明出来なかったのですが、横尾さんのつぶやきで、かなり僕の言いたいことに近い文章がありました。20才の自分に出会えるのなら、聞いて見たいですね。おまえ何を考えていたんだ?と、、

学生A:この横尾さんのつぶやきを読んでみて、まだ味わったことがない観念だと思いました。まだ20歳ということもあるとは思いますが、過去を振り返る時に自分の中に他人っぽさを感じたことはありませんでした。時間が経つとそういった感覚になるのかもしれませんね…!

 横尾忠則:「Y字路の持つ特性ってあると思う。生か死か、過去か未来か。岐路を表すものとしての特性ね。だけど今は、モチーフ(主題)としてはY字路を使っているけれど、そうした形而上(けいじじょう)的な特性から離れて、もっと絵画的な問題として考えたいと思っています」

2012年1月29日日曜日

Youtubeに380万年間でアップロードされる動画の合計時間は、宇宙が誕生してから今の姿になるまでに匹敵します。

















驚異的なYoutube、その驚異的な規模を紹介するサイトで、味のあるキャラクター達が、Youtubeの凄さを教えてくれます。

Youtubeには、1秒間に1時間分の動画がアップロードされます。さて、この規模を広げていくと…
↓遊べます!
http://www.onehourpersecond.com/

このサイトはどこまでも続いていく様に思われますが、最後には…Youtubeに380万年間でアップロードされる動画の合計時間は、宇宙が誕生してから今の姿になるまでに匹敵します。驚異的ですね…

そんな動画共有サイトですが、大変興味深い作品がありました。『スターウォーズ・エピソード4 新たな希望』

Vimeoの開発者である”Casey Pugh”が、スターウォーズの一部(15秒間の動画)を製作して欲しいと公表しました。そして、3年の歳月をかけ「スターウォーズ・エピソード4 新たなる希望 」が完成したのです。世界中の人が動画製作に関わる、「クラウド型の映画製作」が実現したのです。
これからは、世界中のユーザーが参加した映画が公開なんてこともあるかもしれません。

「ヴィクトリア朝時代のインターネット」という書籍は、200年前の初期のインターネットの話だ。まず電信に挑戦したのはクックとモールスである。その他、天才時計師のブレゲ、電池を発明したボルタなど、詐欺師か天才か?わからない人々が暗躍し実現する。

服部桂さんという元朝日新聞社科学部記者が翻訳した経緯もあり、この本「ヴィクトリア朝時代のインターネット」を贈呈して頂いた。インターネットの本質が「距離に関係なく情報のやり取りができる」だとしたら、その革命をこの地球上で最初に成し遂げたのはヴィクトリア朝時代だった。(1837年から1901年)産業革命勃興の時、すでにインターネットは存在していたのだ。もう面白過ぎて友人達に薦めまくっている。































もちろん今と同じインターネットがあったわけではない。ヴィクトリア朝時代に生まれたのは電信(電報)である。仕組みはごく簡単で電線と電池とランプがあれば後はつなげたり離したりすると電気がついたり消えたりするのでこれで情報を送り合うのだ。つまり電子ではなく電気であった。
シャップの光学式テレグラフ

この簡単なテクノロジーでとてつもない距離を即座に超え、コミュニケーションの速度は飛躍的に上昇。世界はこれで一つになると多くのメディアが書き、実際に何から何までが変わった。また電信が辿った道筋をたどることでインターネットをより良く理解できることを目標とした。その目論見は見事に成功していて、刺激に富んでいて読んでいてとても楽しかった。何しろ今から200年近く前にすでにインターネットがあったという時点で驚きではないか。

電信に挑戦したのはクックとモールスである。その他、天才時計師のブレゲ、電池を発明したボルタなど、詐欺師か天才か?わからない人々が暗躍した。今やなくてはならないテクノロジーであるインターネットは元々なんだったのかということを知ることは日々の生活をもっと豊かにしてくれるだろう。(服部さんの文章を少し加筆したり削ったりした)

*服部桂:1951年生まれ。著書に『メディアの予言者』、『人工生命の世界』などが、訳書に『デジタル・マクルーハン』『パソコン創世 第3の神話』などがある。

2012年1月28日土曜日

「アルファベット2 」は、実験的な児童教育の映像。「ABCの歌」とは一線をかくし文字自体の意味を視覚的に表しています。














子供用の設定ですが、大人でも充分楽しめる内容です。作者は多様に異なるテクニックと材料で一文字ずつ視覚的に単語そのものの意味を表現しながら遊んでいます。
The Alphabet 2 from n9ve on Vimeo.
表現する多様な素材は変わっても、常にフォントはヘルベチカにフォーカスして、スペル-ビデオは楽しい言葉のコレクションです。英語で使われるアルファベットを学習するための定番に「ABCの歌」などがありますが、この作品は素材感などを含め非常に完成度が高いです。

2012年1月27日金曜日

蛙の子は蛙なのか、カラスが鳶を生んだのか?わかりませんが、坂井研の草野絵美の母上草野かおるさんが「みんなの防災ハンドブック」という素敵な本を出版されました。

この親子の面白いところは、娘が母親にデジタルリテラシーを教えているところです。また娘の影響を受けた母上が、けなげに頑張ってブログを書き本まで出版したことです。「4年以内に首都直下型地震70%」東大地震研が予測などという物騒な情報もあります。




























地震、津波、自然災害から身を守る、節電・放射能対策、非常時や避難生活を乗りきるアイディア、もしものときのために今すぐ読みたい自分と家族を守る180の方法。「みんなの防災ハンドブック」を読んで心構えをしましょう。


























草野 絵美:日本のフォトグラファー。東京都出身。現在慶應義塾大学環境情報学部に在学中。2008年からウェブサイトでレポーターを経た後、フォトグラファーとして活動。 ウェブサイト「Japanese Streets」 英語雑誌『メトロポリス』、CNNのトラベルガイド総合サイト「CNN Go」などで原宿を中心にストリートスナップを撮影。ファションフォトグラファー/大学生
http://kusanoemi.com/
草野 かおる:セツモードセミナー卒。出版社勤務の後イラストレーターとして活躍。雑誌(マタニティ、ベビー雑誌、料理関係など)を中心にカットやイラストルポなどを手がける。PTA、自治会を通じて16年に渡り防災勉強会や防災訓練など防災活動に関わったことを生かし、ブログにて発信中。多くのアクセスを集める。

以下WEBから内容紹介
3.11東日本大震災後に話題になった4コマ防災ブログ、待望の書籍化。世界の大地震の2割は、日本で発生しています。私たちが地震国日本で生のびるために、防災の知識は不可欠です。本書では、地震や津波などの自然災害に備えての準備をはじめとし、自然災害が起きたそのときに取るべき行動、停電・放射能対策、避難所生活のアイディアなどをかわいい4コママンガで紹介。正しい知識をラクラク得ることができます。親子で読めば、いざというときにすぐに行動することができるでしょう。

2012年1月26日木曜日

自然の中や交差点など、あらゆる場所がステージとなり、ユニークなダンスが展開される。屋外でのパフォーマンスは日常が切り裂かれるようにショッキングで美しい。

三宅純さんから嬉しいメールが届いた。ヴィム・ヴェンダース監督の映画「ピナ/踊り続けるいのち」がアカデミー賞ベストドキュメンタリー部門にノミネーションされたとのこと。このピナの音楽には、ストラヴィンスキーからカエターノまで沢山の素敵な曲が使われていて、三宅さんが提供したのは本編3曲+トレイラー+エンドロール部分です。三宅純さんの喜びが伝わってきて、僕まで朝から温かい気持ちになった。とても良い映画です。皆さんも是非見て下さい。

















親愛なる皆さんへ、お知らせです。主要楽曲を提供したヴィム・ヴェンダース監督の「ピナ/踊り続けるいのち」が、アカデミー賞ベストドキュメンタリー部門に正式にノミネーションされました。ノミネーションとはいえ、昨日はまるで自分が映画監督になったみたいにドキドキしてしまい、勢い余っての報告です。トラックの制作時にお世話になった方々に心から感謝いたします。オスカー最終審査は2月26日、日本公開は2/25からですので、機会があったらご覧になって下さいね。ではでは、三宅 純

ヴィム・ヴェンダース監督によるドキュメンタリーです。2009年に死去したドイツの世界的舞踊家であり振付家のピナ・バウシュと彼女の手掛けたダンスにスポットを当てた映画です。ピナの振付によるコンテンポラリー・ダンスなどで構成。彼女が長年にわたって芸術監督を務めたヴッパタール舞踊団のダンサーが、屋内外で躍動的なダンスを披露するが特に屋外でのパフォーマンスは日常が切り裂かれるようにショッキングで美しい。ダンサーの一人一人の息遣いまで伝わるような臨場感あふれるダンス・シーン。


















ストーリー:天才舞踊家と称されるピナ・バウシュ。2009年に急逝したピナの輝かしい軌跡を、映画監督ヴィム・ヴェンダースがとらえる。ピナが芸術監督を務めたヴッパタール舞踊団のダンサーたちが、彼女が振り付けたダンス作品を披露。自然の中や交差点など、あらゆる場所がステージとなり、ユニークなダンスが展開される。
http://pina.gaga.ne.jp/