08年の北京五輪をきっかけに全国的に健康ブームが巻き起こり、広場ダンスが多くの市民に愛されるようになったという。「広場ダンスは個人の興味や自由が前提で、特に決まったルールがない『寄せ集め』のようなもので、踊り方、ステップ、姿勢、音楽などは自由で、健康美を追求することもできる」
広場ダンスを踊る中高年の増加は、中国社会の高齢化と密接に関係している。広場ダンス人口は今や、1億2000万人に上るという統計もあり、一兆八千億市場を生み出した。中国の中高年は増え続けており、30年には全人口の4分の1に達すると予測しており、ダンス人口も比例して増え続ける。
広場ダンスの参加者のほとんどに何らかの病歴があり、60%の参加者は、広場ダンスは健康の改善に役立っていると感じているという。また、「楽しみながら病気の予防にもなり、医療費の負担が軽減できると認識している」参加者も多数に上ったという。
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