2015年9月13日日曜日

「大衆」はどこへ消えたのか? 万人向けを想定したものが以前のように売れなくなってきている。一方エバンジェリストやギークが新しいドローンやGoProのようなニッチ商材を見出す。


ニッチ市場とは市場全体の一部を構成する特定のニーズを持つ規模の小さい「隙間」市場のこと。しかしAppleも創業時はニッチ市場向けのマザーボード100台分を売るニッチ・メーカーから始まっている。

しかし現在米アップルの時価総額は、巨大化し米国企業とし世界一の時価総額約83兆6000億円を突破しニッチとはほど遠い企業になった。一方大手でも製造元SONYに捨てられたロボット犬「AIBO」はニッチ製品だったのだろう。
























既存の商品やサービスでは満足できない消費者が存在する場合、これらの消費ニーズがニッチ市場だ。「指毛専用の除毛クリーム」まど極端な事例もあるが、ドローンやGoProなども最初はニッチ市場で、ニーズの規模が小さい商品を要求する消費者の数が少ない市場だった。そしてあまりにも潜在的なニーズのため、多くの企業は「産業」として考えつかなかった。

















市場規模の小ささから既存企業が進出していないため、ベンチャー企業が進出しやすい「大手資本が手をつけないようなマーケット」のことをいう。海洋堂のフィギュアなども、「オタク向け」に特殊化した市場も発生し市場全体から俯瞰してみると多くのニッチ市場が登場している。 各々のニッチ市場の合計が一般層向け全体の娯楽媒体市場規模をも追い抜きつつあり、いわゆるロングテールというeコマースの強みが生かせる。

















自動車最大手のトヨタでさえもニッチ商品は販売している。TOYOTA・86「RC」。このグレードはエアコンや一部内装パーツ、さらにバンパー塗装すら省かれている。他のグレードとは違い写真のように購入後カスタムすることが前提の「素材」と割り切った商品であるからである。
wikipediaニッチ市場


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