2014年12月24日水曜日

大量に同じデザインの衣料が販売されるファストファッションも、多くの人たちが繋がったSNSも個性の喪失に貢献している?

オランダの写真家Hans Eijkelboomが、上海、ニューヨーク、またはパリで、彼が見たものを20年間も撮影した。これらの写真を見ていて岡田斗司夫さんと”個性”の話になったことを思い出した。

岡田さん曰く「FacebookやLineなどのSNSを通してあまりにも多くの人たちが繋がった結果、価値感が平均化し個性を維持することが難しくなり皆同じような普通になった」という文脈だった。





























Hans Eijkelboomが、ほぼ毎日、80枚の写真を撮影に費やし、21世紀の人々/People of the Twenty-First Century という本も、個性の喪失を実証している。これらの写真は撮影日、都市と時間でグループ化されている。ローラーブレードを履き上半身裸の男たち、赤いジャケットの人々、上下デニムの人たち等を通して日常生活の陳腐さを感じさせる。

人々は皆個性的でありたいと思っているのだろうけれど、いくつかの典型に分類されてしまう結果。短いサイクルで世界的に大量に同じデザインの衣料が販売されるファストファッションもSNSも個性の喪失に貢献しているのかもしれない。
































http://bit.ly/1zdmgoB

*「個性的=かっこいい」という観念が破壊され、時代は今"ふつう"を欲している。ニューヨークで広がる"ノームコア"というトレンド
http://sakainaoki.blogspot.jp/2014/04/blog-post_10.html

*岡田斗司夫さんも個性について書いている。
「個性が素晴らしい・・・本当にそうか!!?」
http://www.netcity.or.jp/otakuweekly/BW2.4/frame.html





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