2014年12月10日水曜日

日本全体では年間11兆円の過剰な「食糧の廃棄」一方世界の8億人(9人に1人)が飢餓に苦しんでいる「ハンガーマップ」の矛盾

世界の飢餓状況を、栄養不足人口の割合により国ごとに5段階で色分けして表現したものが「ハンガーマップ」。 飢餓人口の割合が最も高い濃い赤色に分類された国では、全人口の35パーセント以上もの人びとが栄養不足の状態に陥ってる。
現在、世界ではおよそ8億人(9人に1人)が飢餓に苦しんでいる。アジア・太平洋地域には世界の飢餓人口の3分の2に相当する5億6,300万人が暮らしている。世界の飢餓人口の65%は7つの国(インド、中国、コンゴ民主共和国、バングラデシュ、インドネシア、パキスタン、エチオピア)に集中している。
「飢餓」になるのは、食糧が十分につくられていないからではない、穀物は年間 24億トン生産。これは世界中の人が生きていくのに必要な量のおよそ2倍になる。その反面私たちは年間 5500万トンの食糧を輸入しながら、1800万トンも捨てている。
食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、廃棄量は世界の食料援助総量470万トンをはるかに上回り、3000万人分の年間食料に匹敵している。色が濃い国ほど、飢餓の危険性が高い。
http://ja.wfp.org/hunger-jp/stats
http://www.chikyumura.org/
http://www.huffingtonpost.jp/



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