2014年12月15日月曜日

エスカレーターで新大阪に到着すると突然「右立ち」の世界に入っていく。そもそも関西はなぜ右立ちでなのか?

エスカレーターで新大阪に到着すると突然「右立ち」の世界に入っていく。阪急電鉄の呼びかけ契機説や大阪万博で浸透した説がある。関東や全国的には「左立ち」が主流。そもそも関西はなぜ右立ちでなのか?















「阪急電鉄のアナウンスがきっかけです」と専門家は語る。阪急梅田駅は1967年、現在の阪急うめだ本店がある場所から移転し3階乗り場に通じる長いエスカレーターが設置された。そこで「お歩きになる方のために左側をお空けください」というアナウンスを流し始める。

















「立ち止まる人と歩く人の両方の利便性を考えた」ものだった。浸透したきっかけの一つに挙げられるのが「大阪万博説」万博は梅田駅のアナウンスから3年後、70年に開かれた。

















多くの外国人が大阪を訪れるのに備え、交通ルールを基準に「国際標準」の右立ちを徹底したというものだ。右か左ではなくエスカレーターは安全のために歩くべきではない、という論調も加わったのでもっとややこしくなった。エスカレーターを巡る慣習はしばらく混迷するのだろう。大阪が国際標準というのも面白い。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASIH02H08_T01C14A2AA1P00/


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