2014年1月21日火曜日

「サウンド・オブ・テイスト」と名付けられたスパイスの入った袋が花火で爆発するちょっと変わったスローモーションムービー。














シュワルツフレーバーのために作成されたムービーだ。黒コショウ、カルダモン、ターメリック、パプリカ、クミンの種子、ショウガ、唐辛子の数トンとコリアンダーは美しい楽曲と完全に同期して爆発している。 60年代にザブリスキー・ポイント「砂丘」という映画があった。そのラストシーンの美しい爆発のシーンを思い出させる。
The Sound of Taste from Grey London on Vimeo.
ザブリスキー・ポイント:60年代後半の学生たちの「反体制運動」を背景に不条理な世界に飲み込まれていく若者の姿を、ピンク・フロイドの音楽にのせて作られた僕好みの名作。この当時僕はサンフランシスコでアパレルメーカーを起業していた。















南カリフォルニアを舞台にして撮った作品でリリースはたしか70年だ。警官をピストルで射撃してしまい、セスナ機を盗んで都市から離れようとするマークと、愛人でもある秘書を辞めて瞑想の地へと向かうダリアが砂漠地帯で出会い、Death Valley(ザブリスキー・ポイント)に辿り着く。

ずっと続く砂漠と空に砂が舞ってる風景が波打つ。最後の スローモーションで何度も繰り返される衝撃的な爆発の場面の映像には、当時若者だった僕には、何か別の時間が流れているようで、今見ても幻想的な感覚に引き込まれる。
http://www.thisiscolossal.com/
https://vimeo.com/greylondon

0 件のコメント:

コメントを投稿