ラブレタープロジェクト2013紫舟xチームラボ「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」は「デジタルアートと書道のコラボレーション+象形文字」の工夫が見られる。
紫舟さんは書の持っている限界、つまり漢字圏でしか分かってもらえないハンディを突破しようとしているのだろう。その工夫の一つは象形文字、二つ目にチームラボとのコラボレーションによる文字の意味のデジタルアートを使ったビジュアル化だろう。
これで世界中の人が理解出来る書が成立する可能性が出てきた。「書のダイバシティ」と言っても良い。
(以下紫舟さんの解説) 古代、森、草原、山、川のいたるところに神々が宿っていたころ、人々が神々と交信する手段として象形文字が生まれたと言われています。あなたの影が文字に触れると、その文字がもつ世界が表れ、物語を創っていきます。文字から誕生したものは、互いに影響し合います。
文字を通しあなたが呼び出した世界とまわりの人々が呼び出した世界は、連続し相互作用を与え影響を受け、物語は創られていきます。自然の景色に同じ瞬間がないのと同じように、作品の瞬間瞬間は、常に初めて見る景色を創り出します。
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