2013年8月3日土曜日

「自転車のすばらしい移動効率を考えると、車輪を持った生き物がいないのは不思議。」と言う山中俊治さんの議論と「ファーブルとスカラベの車輪」














スカラベ(フンコロガシ)は、動物の糞で完全に近い球体を作り、それを巣まで転がしていく、これは外部に生物が作った車輪そのものように見える。生物と車輪の話を探していたら2011年に行われた「生物は進化の過程で車輪を何故持たなかったか?」にWEBで遭遇した。 山中俊治さんの議論は未だに読み返して大変面白い。

「生物は進化の過程で車輪をなぜ持たなかったか 山中俊治さんを中心とした会話」は、優れたデザイナーだけでなくサイエンティスト気質の山中さんの創造力が爆発していて闊達な議論が素晴らしい。 http://togetter.com/li/230040

虫好きの仏文学者奥本大三郎が語る「ファーブル型科学のすすめ」この書籍は夏休みのお薦め!「博物学の巨人アンリ・ファーブル」 そう言えば初めて日本で「ファーブルの昆虫記」を翻訳したのはフランス語を刑務所で習得した無政府主義者の大杉栄だったと記憶している。



















また日本、韓国、中国、ロシアなどではファーブルの『昆虫記』を題材にした子供用の本が発行されていて、彼の名は有名だ。しかし、フランス、ドイツ、英米などではそういった本はなく、彼の名はそれほどよく知られていません。不思議でしょう。

ファーブルの反対側に全ての生物種が共通の祖先から長い時間をかけて、自然選択というプロセスを通して進化したと見立てた自然科学者ダーウィンがいるのかもしれない。
amazonの書評がソース

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