YouTubeはマルチデバイスとの連携を進めてきた、中でも特にテレビ用のアプリを開発してきた。今後ユーザーは大画面テレビで普通のテレビ番組と同じようにYouTubeが見られるユーザ体験ができる。
しかしYouTubeのチャンネルは数百万あり、ビデオの数は数十億に上る。どうやってコンテンツを探せばよいのか? 普通のリモコンでは不可能だ。そこでYouTubeはユーザーが登録ずみのチャンネルが簡単に再生できる「インターネット接続テレビのYouTubeプレイヤー」の改良に力を入れてきた。(www.youtube.com/tv)
さらに各種モバイルデバイス上でビデオを検索し、それをテレビ上で再生できるようにした。スマホ、タブレット、テレビの画面がマルチに連携する。家電メーカーは、3Dテレビやスマートテレビなど儲かるハードウエアとしてのテレビを模索してきたが、結局はYouTubeという動画のコンテンツホルダーに乗り込まれていまい、ユーザはどのメーカーのテレビでも構わないという状況になるだろう。
1月8日に開幕するCES 2013で YouTubeは新たに多数のデバイスとのペアリングをデモする予定だ。YouTubeアプリをサポートするデバイスのにはBang & Olufsen、LG、Panasonic、Sonyなどが含まれる。また今年中にPhilips、Samsung、Sharp、Toshiba、Vizio、Western Digital他のデバイスも順次ペアリング機能を提供していくという。
アプリという手軽なSoftwareでUIやUX視点で見たプロダクトはもうハードウエア単体のことではなくHardware + Electronics + Software + Network + Serviceのすべてを束ねて、初めてプロダクトは完成するということをYouTubeは証明するだろう。
記事ソースはtech crunch
http://jp.techcrunch.com/archives/20130103youtube-mobile-pairing/
「衰退する日本の家電メーカー再生」のヒント
http://sakainaoki.blogspot.jp/2012/12/blog-post_30.html
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