「抹消される部屋」と名付けられた驚くほどシンプルな草間弥生のインスタレーション。

途方もなく素晴らしい驚くほどシンプルな草間弥生のインスタレーションは、クイーンズランド・ギャラリーのために行われました。今回のインスタレーションは、最初単なる一般的な家庭のすべての真っ白な部屋、椅子、テーブル、ピアノなどがキャンバスです。展覧会の小さな訪問者は多色のドットステッカーを何千枚も与えられます。それはどこに貼っても構わない、何もディレクションのない完全に自由な創作です。

中には約15分で一人で全体のピアノを、ドットステッカーで張り尽くした子供もいます。このインスタレーションのタイトルはThe Obliteration Room(抹消される部屋とでも訳すのでしょうか？）草間弥生はこの創作に直接的には関わっていないのに、最終的には相変わらず典型的な草間スタイルのアート空間に生まれ変わっています。
http://interactive.qag.qld.gov.au/looknowseeforever/works/obliteration_room/