2015年8月9日日曜日

ネットを通じて入ってくる単発の仕事を請け負うことを総称して「ギグ・エコノミー」という。可処分労働とでも言うべきか?

ウーバーの運転手をして少しお金を稼ぐとか、ネットのプロフェッショナル・スキル登録サイトに自分のスキルを登録し、スプレッドシートや編集の仕事などを受けること等を「ギグ・エコノミー(gig economy)」という。バンドの単発のライブのことを「ギグ」と呼ぶことからきている。

ギグ・エコノミーでの仕事の数は、2002年には9パーセントだったものが、2014年には14パーセントに増えている。つまり臨時雇い、フリーランサーといった人々によって、これまでとは違う形態の仕事が増えている。













現在、米国で普及しているサービスとしては、便利屋サービスのTaskRabbitやHandyなどが挙げられるが、ここでは最近ユーザー数を伸ばしているBreezeworksは利用料金は月額固定制で、仕事ごとの仲介手数料は発生しない。

CEOのマシュー・コーワンは起業の動機を「ギグ・ワーカーの能力を拡張し“デジタル民主化”を果たすこと」と語っている。可処分労働とでも言うべきか?



















ギグ・エコノミーのプラットフォームは、自分たちのサービスこそがプロフェッショナルが仕事を見つけるのを容易にすると主張する。しかし、そこで仕事を見つけたプロたちは、結局のところコミッションを多く取られるプラットフォームが邪魔になっていると感じる人も多いのが現実だ。













Breezeworksはギグ・ワーカーとスモールビジネスの運営者の双方を対象とし、特に配管工事人や空調技術者、一般的な請負業者や便利屋たちに人気がある。変わったところでは、「馬専門の歯医者」や、誕生日パーティーに王女様を宅配するサービスなども登録されている。
http://wired.jp/2015/08/04/behind-uber-lyft/
http://forbesjapan.com/translation/post_7355.html



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