2015年8月10日月曜日

邪魔くさいことを徹底的に排除することはプログラマーの資質にとって重要なことだ。『最速の仕事術はプログラマーが知っている』の著者の天才プログラマーの清水亮さんも、そういう人だ。

プログラムを得意とする友人が何人かいる。iPhoneの日本語入力を開発した、慶應SFCの増井俊之さんと話していると「邪魔くさい」ということばが頻繁に出てくる。邪魔くさいことを徹底的に排除することはプログラマーの資質にとってとても重要なことだ。

『最速の仕事術はプログラマーが知っている』著者の天才プログラマーの清水亮さんも、そういう人の一人だ。以下、清水亮さんの「テクノロジーで会議時間が1/12に! 仕事術の進化とプログラマーの関係」の文章を引用要約した。
http://engineer.typemag.jp/article/techlion18


















現代社会は時間の奪い合いである。プログラマーにとってボトルネックを解消したり、効率化したりすることは日常的な思考の道筋にある。

そしてプログラマーは自らの職場環境をプログラミングという道具によって変えることができる。したがってプログラマーは自らの裁量がある職場で働く限り、最も効率的に仕事を進める術を知っていると言える。

どれだけ賢くても、環境を変化させる能力を持たない人間には、効率化を進めるとしても限界がある。しかしプログラマー達は、常により効率的に、常に無駄なく、常にミスなく、常に最速で仕事を終える方法を模索し、それを実現するために熱心に情報交換を重ねている。

実はプログラマー達は、普通のビジネスマンが想像もしないような、極めて効率的に仕事を終えるための道具を無数に持っている。実際のプログラマーが使う道具は、効率的である。































クロスメディア・パブリッシング社から、そうした「プログラマーだけが使う秘密の道具を、ごく普通のビジネスマンでも理解できるように噛み砕いて説明した本を書いてはくれまいか」という依頼を受けた時、なるほどその視点は面白そうだと感じた。

そうして、勢いに任せて書いたのが本書『最速の仕事術はプログラマーが知っている』である。読んでもらいたい。

「みんなジョブズに騙されている」増井俊之教授が進歩の止まったコンピュータのUIを問い直す。
http://engineer.typemag.jp/article/techlion18


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