2019年10月4日金曜日

「Shop Grobal Like A Local」「出張型」のライブコマース「ShopShops」世界中の都市から中国に配信する。

友人を通して「出張型」のライブコマース「ShopShops」の役員Helenaから連絡があった。早速オフィスで会ってみると、もと小米科技(Xiaomi)の役員もやっていたやり手ウーマンだった人。「商品の魅力をより忠実に伝え、満足度の高い購買体験をもたらす」ということはEコマースが長年抱えていた課題だ。

「Shop Grobal Like A Local」は良いキャッチコピーだ。そんな中、店頭でのショッピング同様の購買体験ができると注目されているのが「ライブコマース」だ。年間50億を売り上げるセレブも誕生。中国で社会現象となった。

今は、ユニークな手法で存在感を発揮している新たなライブコマースアプリ「ShopShops」が注目を集めている。「出張型」のコンテンツ配信の快進撃だ。ライブコマースアプリ「ShopShops(ショップショップス)」は、その配信場所に特徴がある。

多くのライブコマースアプリは、インフルエンサーがスタジオや自宅からライブ配信を行なっている。しかし、ShopShopsのインフルエンサーは、ブランドの店頭に“出張”し、ショップの中からライブ配信を行うのだ。つまり事業開始からグローバルな展開だ。たとえばNYCのブティックから中国本土のユーザーに向けて配信する。

インフルエンサーはユーザーのかわりにショップに出向き、試着をして正直な感想を述べたり、視聴者の疑問や不安に答えたりしながら商品を紹介する。ユーザーはインフルエンサーに自分を投影し、まるでそのショップで実際に買い物をしているかのような感覚でショッピングを楽しむことができる。

ライブ配信には、インフルエンサーがレポーターの役割を担い、ショップからブランドの魅力をまるごと生中継する。ShopShopsは「OPENING CEREMONY(オープニングセレモニー)」「3.1 Phillip Lim.(3.1フィリップ リム)」「EVERLANE(エバーレーン)」などデザイナーズブランドやスタートアップ系のブランドとパートナーシップを結び、これまでにロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、マイアミで200を超える店舗イベントを開催してきた。














2016年9月から2017年6月にかけて、これらのイベントを通じた同社の総売上は、100万ドル(約1億900万円)を突破した。彼らの活躍は注目を集め、今年4月にシードラウンドで610万ドル(約6億4,600万円)の資金調達を行った。今は約15億の調達に成功している。

ブランド、インフルエンサー双方のファンをターゲットにする配信に強みがあると考える。中国・北京出身のLiyia Wu(リイア・ウー)氏が2015年に立ち上げたShopShopsは、当初アメリカに来た中国人旅行者向けにショップを紹介するものだった。だが、スマホ1つあれば、どこにいてもショップに足を運べるかのような体験ができる点が支持され、越境ECとして注目を集めている。

ShopShopsは従来のライブコマースで獲得できていなかった「ブランドのファン」にリーチし、成功をおさめている。影響力のあるインフルエンサーが商品を販売する従来のライブコマースは、主に彼女・彼らのファンから支持を集めていた。










































 一方で、インフルエンサーがショップへ出張し、商品のみならずブランドの魅力を配信するShopShopsは、そのブランドのファン向けの「コンテンツ」となっている。インフルエンサーとブランド、その両方のファンに支持されたことで、多くのファッション好きを熱狂させるサービスとなったのだ。

今回の資金調達により、ShopShopsはサンフランシスコ、ボストン、ソウルとさらに今後の活動の場を広げる。今秋にはパリやロンドン、ミラノのファッションウィークでの生配信を、2019年までには24時間いつでも閲覧可能な番組配信を行う予定だ。

ネットショッピングの未来を担うライブコマース。次の一手は「体験型」か?“サロン領域特化ライブコマース”が登場。スマホを通した美容のプロとコミュニケーションしながらの購買体験。2019年には3.5兆ドルにまで拡大すると予想されている世界のEコマース市場において、ライブコマースはネットショッピングの新時代を切り拓く施策として注目を集めている。

img :ShopShops,ShopShops哪逛
https://www.shopshops.com.cn/
https://amp.review/2018/08/05/shopshops/を引用編集して、私の意見を書き加えた。


2019年10月2日水曜日

快手は最大57秒の動画を投稿共有できるアプリでユーザー数は7億人。































9月に北京に行った。10月1日京の天安門広場で中華人民共和国成立70周年を祝う大会が行われることもあり、交通規制だらけの北京で、町の真ん中に入れないので周辺というか郊外の町にあり主に短尺動画をテーマに興味深い企業を回った。その中でも従業員数8,000人の最大手、快手(Kuaishou)に行って来た。











快手は中国で展開されているショートビデオSNSアプリだ。ユーザー数は7億人を超えており、ビデオの投稿、編集、ライブストリーミングサービス等を融合させたSNSとして、中国では大変有名なアプリだ。
















2017年には、テンセントから3.5億米ドルの投資を受けており、ますますの発展が期待されている。中国では、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSが規制されており使用できない。しかし中国独自のSNSが発達しており、その1つとして「快手(Kuaishou)」が人気を集めている。快手は最大57秒の動画を投稿し、共有できるアプリだ。機能が似ていることからInstagramの中国版とも言われており、2019年時点でユーザー数は7億人にものぼる。














投稿は動画のみですが、機能はInstagramと似ている。Kuaishouの創業者は宿华という人物だ。1982年に中国湖南省の農村に生まれた彼は、幼い頃から神童として有名だった。中学生時代からの彼は、大好きなPCゲームの武器を手に入れるために、プログラミングのコードを夜な夜な解読し、ギークとしての才能を開花させるなど、ゲームとプログラミングに夢中になっていた少年期・青年期だった。





























その後、清華大学ソフトウェア博士課程に進み、研究を続けていた彼は、北京の不動産価格の急上昇・中国経済の盛り上がりを目の当たりにし、ビジネスの世界へ飛び出すことを決めている。2011年、宿华は仲間とともに、Kuaishouを立ち上げている。






















Kuaishou起業までの失敗と、企業後の試みを、宿华はこう語っている。「私が自転車に乗った時、人々はそんな自転車じゃ遠くまで行けない、と言った。私が乗用車に乗り換えた時、人々はこの先には崖っぷちが待っている、と言った。私は人々の言葉には耳を傾けなかった。崖っぷちが待っていたら、飛行機に乗り換えるだけのことなんだ。今、私は飛行機に乗り、行きたいところに行くことが出来る。」起業家ならではのポジティブシンキングだ。


2019年9月17日火曜日

デザインって何だろ?デザイナーのコメントを通して考えてみよう。


山中俊治「デザインエンジニア」

大量生産を支えた“20世紀型”デザイナーを越えて
──従来、ものづくりの現場では、機能の組み立てやしくみをつくるエンジニアや、ビジュアル面での設計や図工を行うデザイナーがいます。しかし、山中さんは、そのどちらでもない「デザインエンジニア」の教育および育成を進めていらっしゃいます。そこには、どのような問題意識があるのでしょうか?















山中 そもそも、英語の「デザイン(design)」という言葉には「機能をかなえる“設計”」という意味も含まれています。しかし日本では、設計とデザインは別の言葉として輸入されてしまったので、職能としても「スタイリングを決めるのはデザイナーで、機能を設計するのはエンジニア」というように分離してしまいました。もともと、工業デザインを行うスタイリングデザイナーという職業が成立するようになった20世紀初頭と、さまざまな分野で大量生産が導入されるようになった時期とは一致しています。
http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/

























原研哉「顧客の欲望の水準を変える」のがデザイン
「顧客の欲望の水準を変える」のがデザイン~原研哉氏
都市設計者が都市を変えるのではない。デザインは欲望のエデュケーションだ。
EUや中国の欲望の水準の変化が激しい。
















人と意思疎通を行うときは、一方的に情報を投げかけるのではなく、むしろ相手のイメージを受け入れる方が有効である場合が多い。つまり、“いかに多く説得したか”ではなく、“いかに多く聴けたか”がコミュニケーションの質を左右します。たとえば、何かがいっぱいに満ちた容れものを差し出されると受け取るしかないですが、空っぽの容れものを示されると、そこに自ら何かを入れようと、能動性が引き出されます。それがコミュニケーションの理想だと思うんですよ。https://visual-shift.jp/8626/

































佐藤卓「経営とデザインは一体である」
佐藤:デザインに対して企業側が、最後にかっこよくしてくれればいいっていう認識や発注の仕方だと、デザイナーがいくら開発の根本的なところから協力したいと思っていても、深く入っていくことはできませんよね。ですから、メーカーや企業側のデザインに対する意識が大きく変わっていかないといけないと思っています。そうした考えから、子どもの頃からデザインについて学ぶ大切さを痛感し、NHK教育テレビの番組にも携わるようになったんです。






















今年5月に、経済産業省が『デザイン経営』という宣言を出しました。この宣言は、経営とデザインは一体であることを表しています。どんな経営にも最初の段階からデザインが組み込まれるべきで、後から足すものではない。この宣言が具体的なものとなっていくためには、企業側の認識を大きく変えないといけません。また、いち早く変えた企業がこれからも生き残り、ブランドとしても力をつけていくだろうと思います。
http://creativeoita.jp/interview/people/taku-satoh/





























水野学「デザインでよくする」
水野:本来のブランディングとは、企業の大義であり、志であり、技術、そして人です。お城に喩えれば、石垣や城壁など基礎的な部分から、天守閣に至るまでの造り方すべてを言うと思います。ただ、僕の仕事の観点からは「見え方のコントロール」という言い方を敢えてしています。どんなに素晴らしい志や技術も見え方が悪ければ伝わらない。それが僕のデザイン、ブランディングという仕事において、大切なポイントですね。—それは、独立された当初から意識されていたことなのでしょうか?
















水野:デザインとは何をする仕事なんだろうと考えた時に、よくなっていないとデザインとは言えないと思いました。なので、「good design company」という名称には、超意訳的に「デザインでよくする」という思いを込めています。そういう意味では、当初から意識していたことですが、ここまで具体的に話せるようになったのは十数年前ですね。
https://www.cinra.net/interview/201809-mizunomanabu



















柴田文江「ヒエラルキーを超えたい」
児童向け携帯電話や家電、文具、家具、さらにはカプセルホテルや自動販売機まで手がけるインダストリアルデザイナー、柴田文江。ユーザー目線で考えつくされた的確な造形に定評があり、これまでグッドデザイン賞をはじめとする、数多くのデザイン賞を受賞してきた。そんな柴田が目指すものは、デザインの力で既存の価値観を超えた新しい価値を作り出すことだという。私たちの仕事は、ユーザーにとって真に豊かな暮らしを提案すること。同時に、それはメーカーにとって利益になるものを作らなくては成立しません。そのなかで、私が常に考えていることは、新しい価値を創造すること。

















別の言い方でよく、と言っているのですが、要するに既存の価値観を超えたものを作りたいんです。例えば、ダイアモンドは高価だとか、100年続いたこのブランドは素晴らしいとか、一般的に共通する価値がありますよね。こういう既存の価値観を、デザインによって超えたいと、私は思っています。時計に例えるならば、ロレックスも素晴らしいけど、スウォッチも大好きという人がいますよね。私も、もしお金持ちだったとしたら、両方持ちたいと思います。両者の値段の差は大きいですが、価値としてはどちらも高い。つまり、スウォッチはデザインによって値段以外の価値が生まれた結果、既存のヒエラルキーを超えたと言えるのではないでしょうか。
http://www.maujin.com/2011/archive/shibata_fumie/

















深澤直人「デザインは創造ではなく発見」
日本において外部デザイナーとして仕事をしていくなら、企業内のプロに対して社外から何か価値を提供する人間にならなければなりません。そこで日本のデザイナーたちと新しいデザインを研究し、学んでいくようなワークショップなどを展開することを始めました。そのワークショップが「without thought」です。MUJIから商品化されたCDプレイヤーは、ここから誕生しました。














近代の工業デザインというのは、デザイナーが何かを表現してやろうという意思が強すぎるように思います。必要なもの、便利なものはすでに自然な形で存在しているのだからデザイナーは創造するというより、そのすでに存在しているものを発見し、具体化していくものではないでしょうか。木を四角く切っただけのまな板が最も多様性を含んでいるように、すでに日本人はそういうものを知っているのです。ところがまな板にハンドルをつけて、便利になったというのが現在の工業デザインです。ノートでも罫線が一本も引かれていない真っ白なノートを提案すると、あなたはデザイナーとして仕事をしていないではないかといわれる。そのときデザイナーは、罫線を引くべきかどうか考えなくてはなりません。https://www.toppan.co.jp/biz/gainfo/cf/fukasawa/p2.html


2019年8月25日日曜日

ナミビアのカラフルで乾燥した地形


オーストラリアの写真家リアケネディは、ナミビアのカラフルで乾燥した地形を撮影した。作品の多くは空中写真であり、写真の抽象性と二重性を組み合わせるという彼女の創造的なシナジーを満たしている。 






















「結果の画像は、少なくとも一時的に現実から取り除かれ、さまざまな形を取り、場合によっては微視的な起源であるか、まったく別のものを連想させます。 このあいまいさと現実からの逸脱は、私の仕事に興味を持ち、刺激を与えるものです。」
























https://www.leahkennedy
https://www.thisiscolossal.com/

2019年8月24日土曜日

モーショングラフィックアーティストのDirk Koyは、焦点と視点に対する視聴者の期待を覆し心地よい目まいがするショートフィルムを作成。

空に満ちたフレームが周りでねじれ、回転する間、高いダイバーは静止したままであるように見える。 別のケースでは、コンピューターカーソルをドラッグするだけで建物が取り壊され、建設されたように見える。 Koyはバーゼルに住んで働いており、そこでは彼はアカデミーオブアートアンドデザインを卒業した。 彼自身のプロジェクトとコミッションに加えて、Koyはアカデミーのメディア科の講師でもある。









2019年8月16日金曜日

地域ごとの民度が出ていて面白い、 グラフィティアーティストたちの“落書き”で溢れてい るパリ。



パリ20区。旅行者にはあまり馴染みのないベルヴィルBellevilleは、若い芸術家たちの集まる街。落書きが合法化された路地の一つであるRue Denoyezは、グラフィティアーティストたちの“落書き”で溢れてい る。奇抜なデッサンとオブジェがいっぱいのこの小道が有名だが、其の他のレアールやマレ地区にもユニークなグラフィティーがあった。





























ルーブル美術館の目と鼻の先、Palais Royal (パレ・ロワイヤル) から、若者でにぎわうLes-Halles (レ・アール) 界隈。マレ地区は現在では、パリでも有数のアートギャラリーが集まる地域である。その復興に続いて、ソーホー等と比肩されるようにマレ地区は流行の発信地となった。地域ごとの民度が出ていて面白い。