2012年8月14日火曜日

紙が持っている「木の記憶」紙袋が「いまも木である」と告げている


デンバーのデビッド・B・スミスギャラリーで新しいグループ展の一環として、アーティスト照屋勇賢は、これら2つの驚くほど複雑な木々がマクドナルドの袋の紙からカット作成しました。紙が持っている「木の記憶」というか、「いまだに木である」ということを証明できればいいなと思っています。なかなかポエティックな作品だ。




















制作しているとき、紙の張りや強さに、外に生えている木と同じような強さを感じます。そうしたものが凝縮した形で出てこないか、生まれてこないか、大量生産される紙袋の中にも個として存在する木があるんじゃないか、そんな気持ちでつくっています。みなさんが紙袋を覗くときは木と一対一になるので、個人的な関係を木に築いてもらえればと思います。「六本木クロッシング2010展」でのインタビューの一部

*照屋勇賢:てるや・ゆうけん――沖縄生まれ、ニューヨーク在住。紙や布や木など身近なものを素材に、現代社会の諸問題に言及しながらも、独自の想像力やユーモアを込めた、多義的な作品を制作。

2012年8月13日月曜日

"Fish Heads"は興味深い、そして少し不気味なポートレート作品です。


"Fish Heads"LAを拠点に活躍する写真家"Tim Tadder"による興味深いポートレート作品です。
































Tadderは、照明と水面を巧みに使い、顔が覗き込んでいる様に撮影しました。これらの写真はどこか気味が悪く、それでいて音のない美しさを感じます。水を通すだけで質感や色味が変わり、なんとも言えない独特の世界感がありますね。
Tim Tadderhttp://www.timtadder.com



2012年8月12日日曜日

「高級ブランドLVMHが早稲田大学とパートナーを組む狙い」を読んで


「高級ブランドLVMHが早稲田大学とパートナーを組む狙い」というPRESIDENT2012年6月18日号の記事に目がとまった。世界的に見ると今も高級ブランド品市場がますます拡大している。今年は毎月アジアの都市上海やシンガポール、香港、台湾に出張し、感じることは高級ブランド商品への旺盛な消費欲だ。















いま、「ラグジュアリービジネスで必要とされるのはどんな人材でしょうか?」という質問に、フランスで時価総額が最大の企業LVMHのエマニュエル・プラット日本代表が答えている。

プラット:ラグジュアリービジネスを展開するには、2つのインテリジェンスが求められます。一つは感情を豊かにして創造性を高める力(emotional intelligence)。もう一つは理詰めでマネジメントできる力(managerial intelligence)です。相反するように見えるこの2つのインテリジェンスを磨いていくことが大事です。













分析しつつ創造し、創造しつつ分析できる能力です。シャンパンのモエ・エ・シャンドンが創業したのは1743年、日本で江戸時代中期にできたブランドが今日まで成長していることになります。このような歴史と伝統を守りながら、なおかつイノベーションを起こしていく。ここにデザインとマーケティングの力が最大限有効に使われている。
ルイヴィトン・ガンダム




























今期から早稲田大学ビジネススクールに寄付講座を設けたのはなぜでしょうか?
プラット:欧米の企業が大学とパートナーシップを組むのはきわめて一般的なことです。高級ブランドのマーケティングには専門的な知識が必要で、それを使いこなせる優秀な人材を育てなくてはなりません。

日本で初めて早稲田大学がラグジュアリービジネスに特化したプログラムを立ち上げることは興味深い。
http://president.jp/articles/-/6356

2012年8月11日土曜日

ポルトガルのÁguedaで行われたカラフルな傘の美しいインスタレーション






















カラフルな傘の美しいインスタレーションは写真家のパトリシア・アルメイダによってポルトガルのÁguedaで行われました。我々の世代は、このインスタレーションを見るとフランス映画「シェルブールの雨傘」を思い出す。主演のカトリーヌ・ドヌーブがとても美しく日本でも大ヒットし­た。このイベントの詳細は不明ですが、マルチカラーの傘を通して差し込む光が美しいですね。

2012年8月10日金曜日

上海万博のUKパビリオン「たわし」もヘザウィックの作品だった。この規模の国家プロジェクトになるとヘザウィックのような安定した著名なクリエイターになることが多い。














ロンドン・オリンピックの聖火台、通称「大釜」もトーマス・ヘザウィックの作品だが、上海万博のUKパビリオン「たわし」もヘザウィックの作品だった。この規模の国家プロジェクトになるとヘザウィックのような安定した著名なクリエイターになることが多い。 













この「たわし」みたいな一見奇妙な建築は、木造の構造体が基礎で、そこに長い透明なアクリル棒を6万本差し込んで作っている。きわめてレベルの高い作品だ。建築の細部をYoutubeで見て欲しい。 透明なアクリル棒を通じて、昼間はここから内部に光が入り、夜は内部照明の光が外に出てくる構造だったように記憶している。

アクリル棒の流れがユニオンジャックに見えるようになっている。木造の建物にアクリル棒を差し込む構造。棒の先端には、さまざまな植物のタネが埋め込まれている (2分40秒)ところがデザインも美しく感動的。

2012年8月9日木曜日

今後40年で絶滅していくもの


昨日までの嵐は嘘のように穏やかな上海の朝です。

このところ未来予測の観点から、市場から何が消えてゆくのかに関心を持っています。そして、注目しているITジャーナリストのイケダハヤトさんが、興味深いテーマをを取り上げていました。BusinessInsider「今後40年で絶滅していくもの」を年表にしたインフォグラフィックから幾つか抜き書きしているモノです。まずは「郵便局、定年、紙の新聞、著作権…次の40年で絶滅するものたち」イケダハヤトソーシャルウェブが拓く未来(http://www.ikedahayato.com/

インフォグラフィックからイケダハヤトさんが気になった絶滅モノが紹介されています。転載しておきます。
















2010年代:ダイヤルアップ接続、電子メール、モノを紛失すること、定年退職、大きな政治的アイデア、マウス、DVD、秘密、郵便局、ゆっくり食べる朝食

2020年代:著作権、ブログ、台湾、デスクトップPC、AMラジオ、シワ(美容)、FMラジオ、職人(Crafts People)、鍵 

2030年代:硬貨、石油、マイクロソフト、中流階級、スパム、アボリジニ文化、氷河、平和と平静、EU、財布、聴覚障害、無料の公共スペース

2040年代:家族の共有スペース、Google、紙の新聞、視覚障害、痛み、醜さ、国、死

「これからの社会を考える上では、なかなか面白い年表だと思います。これ使ってワークショップとかやったら楽しそうですね。」と結んでましたが、同感です。ぜひ、SFCで公開ワークショップをやってみたいです。イケダハヤトさんも来てくれるかな?

2012年8月8日水曜日

ぞっとする様なリアルな彫刻、画像を追加しました。
























さてこれらを製作したのは、ロシア人アーティスト"Dimitri Tsykalov"リンゴやナスやスイカやキャベツが、彼の手によってぞっとする様なリアルな彫刻へと変身しています。

















興味深い点として、フレッシュなものと腐ったものとを一枚の写真に収めています。この様な方法で彼は、非人道的な動物の扱い・飢餓・食糧の廃棄など、環境に対してのメッセージを発する啓蒙活動でも有名です。1963年にモスクワで生まれた彼は、今もなおメッセージを発信し続けています。
<Dimitri Tsykalov>http://dimitritsykalov.com/#intro