2011年5月22日日曜日

昨日は「プレゼンテーションの神」が山ほど現れるTEDxTokyoで早朝から終日遊んできた。中でもMITメディアラボの石井裕教授のレクチャーはすごかった。


昨日はTEDxTokyoという上質なイベントで早朝から終日遊んできた。TEDは「テクノロジー+エンターテイメント+デザイン」の略。このイベントでは「プレゼンテーションの神」が山ほど現れる。その中でも山中俊治さんを通して親交がある、「MITメディアラボの石井裕教授のレクチャーは、上手い下手を超えた領域のプレゼンで、伝えたい情熱の質量が豊富で圧巻の出来だった。本当は英語で聞いてもらいたい。他にはゲームクリエイター水口哲也さんのプレゼンは僕の好みに嵌った。

TEDxTokyo - Hiroshi Ishii - The Last Farewell - [English]

TEDxTokyo -Hiroshi Ishii - [Japanese]
アメリカのMITは、約60人のノーベル賞受賞者を出してきた世界トップクラスの研究実績を誇る。ここで10年以上にわたって教授を務めてきた石井裕さんだ。所属するメディアラボは、パソコンの父として知られるアラン・ケイの言葉「未来を予言するベストの方法は、自らが未来を作り出すこと」をスローガンに、メディアテクノロジーのもたらす未来を描き出す研究を続けてきた。95年から教鞭を執り始めた石井氏は、その革新的な研究から世界的に知られる存在となった。直接手でデジタル情報に触って操作できるインターフェース研究「タンジブル・ユーザーインターフェース」だ。
作品を一つだけ紹介しておく。ボトルのふたの開閉に“1”“0”を割り付け、ふたを開閉することで音楽が流れ出す仕組み。「タンジブル・ユーザーインターフェース」が具現化したプロジェクトのひとつ、「music bottles」。ガラス瓶のふたを開けると、音楽が聴こえてくる。ガラス瓶を、デジタル世界とのインターフェースに変えるプロジェクト。「四六時中、電子メールに追いかけられているのが幸せかどうか。効率、スピードといったアプローチではなく、エモーショナルプレジャー、エステティックプレジャーが、バリューになると私は思います」と語る。


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