2016年12月30日金曜日

来年からは肩幅が大きくビックサイズの服が出てくる。ファッションはトレンドを巧みに使い今持っているワードロープを陳腐化させ、新たな需要を生み出す。


「コム デ ギャルソン 2017年春夏コレクション - 巨大な服地で魅せるクラシック&フェミニニティ」を見て、常にフロントランナーでいる川久保玲さんの勇気には改めて敬服せざるを得ない。トップファッションデザイナーは常に年に二回パリで新作を発表する。
































ファッションジャーナリズムの賞賛を浴びることもあれば、批判にさらされることもある。これを何十年も続け評価され続ける川久保玲さんのようなデザイナーはそう多くは無い。単に奇異なデザインと思われる方も多いと思うが、モーターショーのコンセプトカーもようなもので、すこし先の未来のトレンドを示している。キーワードは「Invisible clothes」だという。
































ここ数シーズン、ファッションシーンではビックサイズが一つの鍵を担っている。大きすぎる肩、長すぎる袖が存在感を放っている。実際の店頭では、今も非常にタイトでピタピタの服が並んでいる、ジャケットの丈は短く、パンツも細く短い。
































しかし来年からは一般の店頭でもやや肩幅が大きくウエストもゆるくルーズな服が出てくるだろう。しかし、かつての80年代のビッグサイズとはバランスにおいてもやや違う。こうしてタイトでピタピタの服は駆逐され格好悪い物とされるだろう。
































https://www.fashion-press.net/collections/gallery/26416/457210


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