2014年3月21日金曜日

景気が良くなると鮮やかな色が流行り、不景気になると落ち着いた色が流行る理由は何だろう?














流行色はどこからやってくるのか?皆さん不思議だと思いませんか。毎シーズン流行色は4〜5年先までプロモスティールや日本流行色協会などで予測されファッション業界にリリースされる。毎年売れる色はほぼ変わらないのだが、それだけでは売り場が単調になってしまう。そこで差し色として売り場が変わったことを顕著に伝え購買意欲を刺激するために流行色が入ってくる。

また景気の好不況がわかるのも流行色だ。今年の春夏は景気の上向き感を捉えて「ビビッドカラー」「ラディアント・オーキッド」が人気のようだ。濃いピンクや赤、オレンジといった目の覚めるようなネオンカラーの衣服が女性に売れている。アパレル業界では、景気が良くなると鮮やかな色が流行り、不景気になると落ち着いた色が流行る。と言うが、流行らせると言った方が良いかもしれない。
不況下では生活防衛意識が高まるために、消費者は長く着られるベーシックな色を求める。オイルショックの後はカーキや茶などのアースカラーが流行り、バブル崩壊後はモノトーンが流行った。















そしてシーズン末期になるとバーゲンが行われ、あれほど人々の購買意欲を刺激した流行色の衣服の山を見ることになる。ちなみに毎年平均的に売れる色は、黒、紺、グレー、ベージュ、白には変わりない。
http://matome.naver.jp/odai/2137881309807114401
http://www.jafca.org/trendcolor/2014jafca-2.php
http://blogos.com/article/78947/


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