2015年11月28日土曜日

大量の水玉の作品を作成し続けることによって、自らアート界の水玉を独占し、特許を登録することもなく草間彌生は世界の水玉パターンの他のアートを駆逐した。



















アートは誰の作品か?一目でわからなければいけないという不文律がある。人目見てその作品がピカソだ、マチスだ、ウォーホルだ、村上隆だ、あるいはダダイズムの影響をうけたマルセル・デュシャンは既成の商品であった便器を逆さに展示して「噴水」と名付けた作品でもデュシャンとわかる。































草間彌生はもっとシンプルに水玉だ。とにかく水玉というアイコンを発明した草間彌生の作品は、誰もがすぐに草間作品だとわかる。今更他のアーティストが水玉の作品を作っても大半は草間彌生作品だと言われてしまうだろう。


















特許を登録することもなく草間彌生は大量の水玉の作品を作成し続けることによって、自ら水玉を独占し、世界の水玉パターンのアートを駆逐した。
















この作品は現代美術のルイジアナ美術館の中外も水玉が無限に広がっている。「無限に」と名付けられた「宇宙の無限大」のように空間に広がる。
http://www.designboom.com/


0 件のコメント:

コメントを投稿