2015年11月21日土曜日

未来は誰にも解らないし、長期的なビジョンは実は誰も持っていない。その根拠は30年前にNTTが民営化された後、インターネットがポケットに入るスマホがこんなに普及することですら1986年には、誰も思っていなかっただろう。

私は未来人とか宇宙人とかエイリアンとか呼ばれるときがある。レクチャーなどでも聴講者の方は私のような高齢でアグレッシブな人間を見たことが少ないのか?驚かれることがある。かつて年寄りは保守的で若者は進歩的であるような誤解があったのだろう。

















「世界の作家や研究者たちが予想する西暦3000年までの未来予測」の一部から。まずは2101年~2200年。占いより当たるかもしれないというレベル技術革新の予想はある程度当てになるが、それを受け入れるかどうかは解らない。

















・ありとあらゆる体の臓器が交換可能になり、120歳を超えても若者と同じ見た目になることも可能になる。ほとんど病気を事前にわかり、回避できるようになる。

・人体冷凍ビジネスがブームに。死ぬ前に「22世紀は楽しんだ、今度は23世紀を楽しみたい」と希望すれば、記憶そのままに23世紀に解凍してもらうことが可能になり、人生を二度楽しめるようになる。

などなど、まるでISの自爆テロを行えば来世は美女に囲まれて幸せな人生をおくれる。などと誘惑する言葉と代わらない。
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1423643763
















元グーグル米国本社副社長村上憲郎さんは、「長期的なビジョンほど、誰にも見えていないと思います。それは、ちょうど30年前に、電電公社が民営化されました。その後、携帯電話がこんなことになること、インターネットがこんなことになることは1986年には、誰も思っていなかっただろう。と語っている。

未来研究所など、未来ビジョンを見ると、いつも違和感を感じる。1980年代に1億円したコンピュータとほぼ同等の機能がポケットに入るスマートフォンに入る未来を、かつて誰かが提示したのだろうか?











そういう意味合いにおいて、長期ビジョンは「誰も持っていない」と思う。なぜかと言うと、この電電公社の民営化以来、30年間で起こったインターネットような事が、これからの30年、あるいは10年ぐらいで、電力システムの周辺で起こる。













電力システムを支えることになるインフラがスマートグリッド(電力網と情報網が論理的に寄り添っている)だとするならば、それは電力網と情報網を束ねたものだからである。情報網を運用している通信会社はそれに最も近いところにいる。

















1995年以降のインターネット時代に匹敵する大きな革命が起こる。電力システムの周辺でも、遅くとも東京オリンピックの前後から見えてくる。スマートグリッドの情報網は、本質はインターネットなので、現在電力網に接続しているモノは将来、すべてインターネットに接続することになる。
http://www.amateras2011.jp/2015/08/07/




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