2015年11月18日水曜日
「一点ものに固執したアート」はその社会的な影響力を失いつつあった時代。ウォーホルは、広告の姿を引用して、見事にアートを救済した。杉山恒太郎
株式会社電通常務執行役員を経て、現在、株式会社ライトパブリシティ代表取締役副社長。小学館「ピッカピカの一年生」セブン-イレブン「セブンイレブンいい気分」等広告の名作を生み出した杉山恒太郎。なんて素敵な文章だろうか?自分の文才のなさに嘆きつつ杉山恒太郎という人の言葉に対する研ぎ澄まされた感性には脱帽するしかない。
以下は、日経新聞の ” 新聞広告は、かつてLPレコードのジャケットにも似た、アート表現のメディアでもあったのだ。広告は時に憧れのアートに姿を似せて市場を煙に巻くし、アートは時に記号性や明瞭さを必要として広告的な姿をとる。
”近代工業社会の急襲によって写真や映画、テレビや広告、そして日常を埋め尽くすマス商品に囲まれ、「一点ものに固執したアート」はその社会的な影響力を失いつつあった時代。ウォーホルは、広告の姿を引用して、見事にアートを救済した。
http://www.nikkei.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿