2013年7月29日月曜日

「奥山清行氏によるヤンマー新型トラクターのデザイン」と、「ランボルギーニ社のトラクター」スーパーカーとトラクターはデザインだけでなく案外関わりが深い。


デザイナーの奥山さんは、今も良いデザインの仕事を多く手がけているのに「あのフェラーリをデザインした、、、」と、いつも説明されて気の毒な気がする。今月のトラクターのデザイン発表も「ヤンマーはイタリアの自動車メーカー、フェラーリのデザインを手がけた奥山清行氏による新型トラクターの試作車を発表した。」と説明されている。

















これは仕方の無いことかもしれない。メディアの特性上テレビコマーシャルが15秒で商品説明をしなければいけないように、そのクリエイターの象徴的な一作品を挙げて説明するしかないのだろう。















例えば「マリリンモンローで有名なウォーホール」や、「帝国ホテルの建築デザインではフランク・ロイドライト」、「ピースのパッケージデザインのレイモンド・ローイ」、「ビルバオの美術館をデザインしたフランクゲイリー」「バタフライストゥールの柳宗理」など事例を挙げ出すときりが無い。そういう坂井直樹も「あのBe-1で、、」と未だに言われる。
ランボルギーニ社のトラクター



















そういえばピニンファリーナもフォークリフトのデザインに関わったし、トラクター製造で成功していたフェルッチオ・ランボルギーニが設立したランボルギーニ社は今もトラクターを作っている。スーパーカーとトラクターはデザインだけでなく案外関わりが深い。

0 件のコメント:

コメントを投稿